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「英語ってなに?」おうち英語を始めたきっかけ
我が家がおうち英語を始めたきっかけは、当時4歳の子どもが英語に興味を持ったことでした。
なぜ子どもが英語に興味を持ったのか。
今回はその辺りのお話を書こうと思います。
誕生日に国旗カードをプレゼント
子どもに英語を習わせたいという思いは、早くからありました。
私自身が英語に苦手意識があるため、早くから英語をやれば多少はマシになるだろうという軽い気持ちでいました。
ただ、私自身は英語ができないため、子どもに英語を教えることはできません。
英語の家庭教材といえばディズニー英語システム(DWE)ですが、高額教材に何十万円も投資できるほどの予算はありませんでした。
そのため、子どもが3歳くらいになったら、習い事として英語教室に通わせようと、漠然と思っていました。
しかし、子どもがちょうど3歳になる頃に、新型コロナの流行が始まり、習い事を始めるタイミングを失ってしまいました。
当時、保育園で英語の時間が月に2回ほどありました。
我が家は登園自粛していたので、たまに登園する日にタイミングが合えばですが、月に1回程度、英語を楽しむ機会がありました。
"What's your name?" と聞かれたら、"My name is ○○." と子どもは答えられるようになっており、それなりに満足はしていました。
しかし、その保育園が小規模保育園だったため、2歳児クラスで卒園しなければなりませんでした。
転園先の保育園では、英語の時間はありません。
それまで、ゆるくても英語に触れる機会があったのに、転園後はまったくゼロになってしまいます。
せっかく子どもにとって英語が楽しいものになっているので、どうにかその状態を維持したいと考えました。
ただ、私は英語ができないし、習い事はまだ控えたいし…。
考えた末にたどり着いたのが、国旗を子どもに与えることでした。
そもそも、なぜ子どもに英語をやらせたいのかを考えたときに、それは世界に目を向けてほしいからだと思いました。
英語を教えることはできなくても、国旗を子どもと一緒に見て、世界に興味を持つことなら私にもできると思いました。
ちょうど4歳の誕生日だったので、誕生日プレゼントに国旗カードと地球儀をプレゼントしました。
国旗をきっかけに世界遺産や言語に興味
国旗カードを子どもにプレゼントしたところで、子どもが自発的に国旗に興味を持つわけではありません。
当時は保育園の登園を自粛していて自宅保育だったため、時間はたくさんありました。
毎日の取り組みとして、国旗を1日3枚ずつ覚えていくことにしました。
誕生日プレゼントの国旗カードを活用しようと思って今日から子どもと覚えてみる。1日3枚。朝、国旗、国名、国の場所をカードと地球儀で確認。ご飯のときに“クイズ”を出す。“クイズ”と言うとなぜか喜ぶ
— なぎさっと (@nagisatt) May 17, 2021
始めのうちは、国旗を覚えて、地球儀で国の場所を確認していきました。
ついでに国の文化にも触れられたらよいなと思い、Googleマップで各国の写真を見たり、国旗や外国の文化を紹介する絵本を読んだりするようになりました。
これらの本に出てきた世界遺産や有名なものをYouTubeなどで調べるようになり、それぞれの国にそれぞれの文化があることを知りました。
「英語ってなに?」
絵本には、外国の挨拶と、その国で使われている言語も紹介されていました。
あるとき、子どもが「英語ってなに?」と言いました。
絵本を見る中で、「英語」が多くの国で使われていることに気づいたようです。
私は、英語という言葉があることを子どもに説明しました。
私たちが普段使っている言語は「日本語」であり、「日本」だけで使われている言語であること、世界には日本語ではない言葉を使って生活している人たちがたくさんいること、英語もそのような言葉の一つで、世界の多くの国で使われていることを話しました。
これを聞いた子どもは、とても面白がりました。
自分が今まで無意識に使ってきた日本語が世界共通語ではないこと、自分が知らない言語を使っている人たちが存在することが新鮮で面白く、もっと知りたいと思ったようです。
子どもは「もっと英語を知りたい」と言うようになりました。
国旗の絵本でいろいろな言語があることを知った子どもが英語のほかにスペイン語とアラビア語に興味があるらしくてどうしたものか。親は一言も話せないし読めないよ
— なぎさっと (@nagisatt) November 4, 2021
当時、子どもは英語の他にも、外国語に興味を持っていました。
いずれにせよ、私は外国語を話せないので、子どもに教えることはできません。
でも、子どもは知りたいと言っている…。
当時、子どもは「なぜなぜ期」の真っ最中でした。
世の中のあらゆることを知りたがり、何でも私に「なんで?」と質問してきました。
そして、その知りたいという欲求に応えることが、子どもの今後の知的好奇心や学習意欲を育てる上でとても重要であると私は考えていました。
今、子どもの「英語を知りたいタイミング」を逃したら、今後、これほどの情熱をもって子どもが英語に興味を抱くことはないかもしれない。
鉄は熱いうちに打て。
私は英語ができないからと、今までずっと英語を後回しにしてきましたが、もう逃げられない、向き合うしかないと悟りました。
「おうちで、英語をやろう。」と覚悟を決めました。
こうして、我が家のおうち英語が手探りで始まりました。
まだ、この頃は「おうち英語」という言葉も知りませんでした。