私の心。最近。

身体が疲れてるとか、今日なにか大きな出来事があったとか、そういうのじゃなく、
あぁ心が疲れてるなあ。って想う時がある。
私の心の、インナーチャイルドが凄く震えてて、泣いてて、今にも消えて無くなってしまいそうになってる。
ただ、今までは気にしなかった事にも敏感になり、何もかもが心に大きな衝撃を与えるようになる。いや、そう感じてしまってるだけなのかも。
気持ちの浮き沈みの激しい毎日に自分の感情を、自分ですら分かってあげられないのだから、ポジティブな気持ちをキープすることもコントロールも出来ないし、ましてや小さなネガティブな感情は自分をどんどん蝕んでいく。地球規模で考えたらね、私はとてもちっぽけで、この世界の片隅で小さな小さな命の一つで、その小さな私は自分の世界の大量の情報を処理するのに必死。
気づいたら、時間は、身体は、私を置いていく。
なぜだかわからないけど、小さい頃から、すごく、敏感だ。その場の空気、視線、人の気持ち、感覚、自分の気持ちの揺らぎ、文化、世界で起こる出来事、環境の変化、言語や文化の違い…切り出したら仕方がないのだが、とにかく色々なところにアンテナが張ってしまう。
でも、その多くの情報は言葉にすることもできず、自分の心の中で絡まって自分の気持ちを押し込んで、寝れない夜の物語が始まる。
ありがたい事に、私は周りの人たちに恵まれてる。
環境にも恵まれてる。沢山の人に愛をもらって、沢山の道を作ってもらって、そして自分の好きなことを知っている。
それなのに、その環境に、人に自分の心を開くには相当な時間と労力が必要になる。
言葉にならない声が、溜まっていく。
だから私は、ダンスを選んだ。
私が、私らしくいられる方法。
どうしても、どう隠そうとしても自分が丸見えになる。それは怖いし、恥ずかしいし、苦しい。
だけど、いつも押し込んでた感情たちが、ポロポロと開いていく体の感覚や肌から、空気に伝わる。
敏感な私の感情や感覚は勿論,舞台上でも、踊っていても活発に反応するのだ。
でもそのアンテナが私にダンスの面白さを教えてくれる。時に、私の敵になるその情報たちは味方にもなる。
私が一番素直で、ヘルシーなまっさらな状態でいられる。
純粋に身体で感じる喜び、思考することを超えて、自然なまるで野生動物のような、人間ではなくて、生き物として存在していられる気がする。
それなのに,踊る自分の感情や感覚さえもシャットアウトされて、暗闇に閉じ込められたように、私の存在は透明になって、自分の呼吸を感じることさえ忘れて、なんだか、嫌だなあと思った。辛いなあって。
私は知ってる。私が前に進む方法も、乗り越える方法も、励まされ方も。
それでも時々、弱い自分の味方をしたいのだ。
辛いよって泣いてる自分の心に寄り添ってあげられるのは結局自分だけだから。
大丈夫。って解放してあげたいのに。
はあと、誰にも聞こえない大きさで、ため息が溢れる。
自分が心地よいと思える人と出会えるのは
ここにいたいと思える場所にいられるのは
これだ。と思える何かに出会えるのは
人生、そんなに多くないんだと思う。
だって、変化し続けるから。
出会っても、いつか、離れなきゃいけない時が来る。
どうか、お願いだから、心の細波が音を立てずに平和に。荒波が来ても、立ち向かえる心でいられるように。
荒波に乗れるように。
種を蒔こう。
いつか花を咲かせるための。
そう思って、
そう思って、
きっと私しか咲かせることのできない花が咲くから。
それまでどうか
枯らさないで。
置いていかないで。
大量に降った雨を吸収できるほど私の土は多くないし柔らかくないのかもしれないから。
それでも降った時、成長に繋げる力と自信を
身につけていられますように。


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