気づくこと
ダンスをしているから、
思っていること思えたこと、が必然と多くなる。
当たり前だけど、その人の人生観からしか見れない
小さな世界が広がっているから。
だけど、だけど、だけどねシェアできることも
多いと思う。
ダンスはそれが、ほんの少し可能な気がするんだ。
優しさとか気づけなかった日常の美しさを、
時には
儚さや生きづらさ、憤りも
色んな感情を色濃く映し出されるから。
観る人もきっと、気づいたら涙が出てきて
自分の知らない感覚、一面が見えてくる
そんな瞬間があったり無かったりするんじゃないかな。
ダンサーだから、ダンスの公演を見ている、のかもしれないし好きになったゃったから私にとってはダンスがそういうものなのかもしれないんだけど
じゃなくて多分、どんな人の心にもダンスのような心の拠り所になる、感情を解放してくれる場所は
あるんだと思う。そうであってほしいなあ。
桜が咲く季節。春が来る。
みんながいつもよりも少しだけ
上を向いて歩いてる。
それって凄くない?
たまには、イヤホンも外して
スマホだってポケットにしまい込んで
静かに耳すませて、
子供の話し声、風の音、工事の音、
たまには小さな感覚を気にして、
花粉にむずむずしてる私の鼻、いつもよりも軽いかも重いかも私の身体、昨日を引きずった今日の自分
前を向いて上を向いて横をチラリと見てみたら
きっと今日しか見えない
自分の心の宝箱にしまいたくなる
瞬間に立ち会えるかな。
そうだ、マスクだって外しちゃおうよ。
テレビのニュースで聞こえてきた。
今朝と今とだと
桜の表情が全然違うよ。
だから今日も特別。今日の今のこの瞬間も
特別だって気づけることが
嬉しいね。
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