【中1数学】文字式の表し方
こんにちは、なぎさです。
今回から文字式に入ります。
まずは文字式の表し方から勉強していきましょう。
1. 文字式のルール
①かけ算の記号×は省略
②文字と数字の積は数字を先に書く
③1や-1と文字との積では1を省略する
④文字はアルファベット順に書く
⑤同じ文字の積は累乗の形に表す(指数を用いて表す)
⑥割り算は記号÷を使わず分数の形で表す(逆数にして掛ける)
⑦負の符号は分数の前に書く
⑧文字と式、数字と式の積では式を後に書く
⑨+、ーは省略できない
たくさんありますね・・・
文章にすると、ウッと感じるかもしれませんが、ひとつひとつは、それほど難しくはありません。
順番に具体例で見ていきましょう。
①かけ算の記号×は省略
2×a=2a
m×n×z=mnz
②文字と数字の積は数字を先に書く
y×9=9y
③1や-1と文字との積では1を省略する
1×b=b
-1×c=-c
④文字はアルファベット順に書く
c×a×b=abc
⑤同じ文字の積は累乗の形に表す(指数を用いて表す)
⑥割り算は記号÷を使わず分数の形で表す(逆数にして掛ける)
⑦負の符号は分数の前に書く
⑧文字と式、数字と式の積では式を後に書く
(a+b)×c = c(a+b)
(m+n)×15 = 15(m+n)
⑨+、ーは省略できない
⇒掛け算、割り算は一つのかたまりと考える
以上、9つが文字式のルールでした。
初めは考えながら計算する必要があるかもしれませんが、
慣れてくれば、あまり意識せずに自動的に計算できるようになりますので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
2. 代入と式の値
式の中の文字を数字に置き換えることを「代入」と言います。
具体例で見ていきましょう。
代入して計算した結果を「式の値」と言います。
もう1つ例を見てみましょう。
正の数を代入する場合も、負の数を代入する場合もやり方は同じです。
文字をそっくりそのまま数字に置き換えて計算するだけです。
3. まとめ
今回は文字式の表し方と代入の計算方法を勉強しました。
文字式の表し方も代入も、繰り返し計算することで自然と身についてきますので、いろいろな問題にたくさんトライしてみてください。