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上り坂から俯瞰する(一日一投稿_番外編)

どのライターさんもそうだと思ってはいるのですが、
私には、執筆している中で急な上り坂があります。

上り坂というのはもちろん比喩ですが、あるタイミングでズンっと執筆のリズムが乱れ、ペースが落ちるのです。

大体ご発注いただいている案件は、5,000文字~10,000文字がメインですが、
特に10,000文字の場合、終盤7,000文字~が私の中の鬼門になります。

5,000文字なら、4,000文字あたりから。

大体70%程まで仕上がったときに、それは訪れます。

ここで無理してしまうと、文字稼ぎのねちっこい書き方になってしまうので、私自身注意はしています。
ですが、納期は変わらず迫ってくる……。
だんだん焦ってきてしまって、余計に文が乱れていくという負の連鎖になりかねない地獄坂なのです。

こういうとき、何をすればよいか。
人それぞれだと思いますが、私はいったん筆を置いて、
別のお仕事をお受けするための営業をします(笑)

クラウドソーシングのサービスで募集されているお仕事に応募したり、
お仕事をいただくように宣伝したりしています。

ほかにも、Twitterで気持ちを整理したりしています。

ある程度頭が冷えたあと、もう一度執筆に戻るのですが、
ここでいきなり続きを書こうとすると同じドツボにはまってしまいますw

なので私は、この時点で「構成」を行います。
通常なら、構成を組んである程度の方向性を決めてから執筆に入ると思いますが、
私の場合は構成という構成は「書きたいことだけ」を箇条書きしておくだけにしています。

なぜかというと、後にも先にも絶対構成の見直しが入るからです。

私の場合は、伝えたいことを数個上げて、伝える順番だけを最初に決めて書き始めます。
そして、70%あたり(ここら辺になると納期までだいたい3~4日前です)になったときに、上り坂に出くわす。

いつもの、ですw

そしてここで、構成を組み立てます。
やり方は、現時点でのモノをいったん大中小の見出しにさせます。
まだ構成を組んでないので、この辺りの見出し作りは半ば無理やりです💦笑

そして、無理くり作った見出しに対して、各プロットで言いたいこととしてのタイトルを付けます。
この作業まで来たら、各プロットの中で不足している情報や補足などが見えてくるので、自然と何を書くかわかってくるのです。

そして本番さながらの見出しまでできたら、その見出しとモノを合体させて、執筆再開です。

ここまで来たら、残り30%はあっという間にガツガツ進みます。
なんせ、見出しで言いたいことが70%の中には全然織り込めてないことが30%以上あるから👍

私は大体これで納期ラスト3日を登り切っている感じです!

この構成を後回しするのは、ただ単に面倒だからとかそういうのではなくて、
完成間近の文を引いた目線で俯瞰して読む機会になります。

執筆初期~中盤は、伝えたいことだけ書くことがエネルギー源なので、
大きなテーマについてはきちんとかけていますが、大体はそれが伝わるための要素が欠落しています。

まぁ。見出し構成してないんで当たり前なんですけどね!!!!

作業が終盤に差し掛かろうとしているところで、その欠落している要素をきちんと埋めに行くことが、丁寧な文章を作るための技術と思っています。

もちろん、書き方やり方は人それぞれなので、これが正解とは思いません。

ほかのライターさんはどんなやり方でしょうかね^^

どうしてもこういう個人でお仕事していると、固執しちゃったり癖ができてしまいがちなので、少しずつ周りのライターさんを見たり、勉強していこうと思います✨

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なぎさ蘭花@パラレルライター
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