はじまして、そしてまずフジファブリックのこと

このnoteを使って自分の音楽への興味・関心をぐだぐだ書き綴ろうとふと思ったので気の向くままにマイペースに更新してみます。

まずはじめに一番大好きで影響を受けた「フジファブリック」のことから。

ロックバンドというものを知らず、同級生にピアノが弾けるからという理由で私はキーボードを担当することになり、YouTubeや様々なwebサイトで「キーボード バンド」というワードでロックバンドを探しまくりました。その中で、ある動画に出会ったのです。

フジファブリックの「銀河」という曲のＰＶです。気だるげに歌う意味不明な歌詞、そしてリズムギターのカッティング、うねるようなベースライン、所々に存在感を放つオルガンのグリッサンド、一度聴いたら何度も口ずさんでしまうようなリードギターのリフ、奇妙な少女たちのダンス。全てが刺激的な銀色の世界が目の前で繰り広げられた。

正直な話、第一印象は気味が悪かった。しかし頭から離れない。何日経ってもオノマトペだけのサビがぐるぐる回っている。それはまるで脳内がU.F.O.の軌道に導かれてしまったようでした。

気が付いたときにはフジファブリックの志村正彦が作る摩訶不思議的叙情系楽曲に心が捕らわれ、彼の遺した作品をすべて手に入れたくなるほど、自分の中で最も思い入れの強いロックバンドになっていた。

彼がこの世を去ってから10年の節目のこの年、メディアへの露出もだんだん増えているフジファブリックに出会う人が一人でも多くなりますように。まずはこの一曲から。あなたもフジファブリックというU.F.O.の軌道に導かれますように。