今後の最適な企業活動について考えてみる
企業活動はどうあるべきなのか、どうなっていくのかを考える。
企業活動を3つにわけて考える
ものを作る活動
作ったものを売る活動
作るために仕入れる活動
ものを作る活動
現在の開発部や、製造部、新規事業等が担っている活動である。
ものを作る活動は大切である。モノを作ることが価値を生んでいる。一番の源泉である。どれだけ考えても、どれだけ凄いといっても物自体が価値である。昨今のITとかでは作る人であるエンジニア不足が言われているがモノを作る人が足りてないということである。
つくったものを売る活動
営業やマーケティングが担っている段階である。
作ったものを売ることは大事である。売れないとお金がなくなりつくれなくなる。ただ売るという行為が本当に正しいのだろうか。
テレアポをかけて、展示会に出展して、メールを送って顧客に認知してもらい、自社のサービスを買ってもらう。
悪いとは思わないが最適な購買だとも思わない。売る人は本当に必要なのだろうか、自社や顧客に必要なものが必要なときに認知され、勝手に買うことが理想だと思っている。そうすれば営業の人件費が無くなるだろう。
これはマーケティングが担っているのかもしれないが、データを活用し、Googleやamazon等のプラットフォームが最適な購買を支援すれば営業が必要なくなる社会も来ると思う。価値のあるものをつくっているならそうあるべきだと思っている。
作るために仕入れる活動
こちらは総務、財務、情報。経理等がしている活動である。
ここはかなり改善点があると考えている。
まず、仕入れというものはどこかから仕入れているわけなので、自社で資源を持っていない限りは他社の売ったものと繋がっている。
そして、物を購買するという行為には、選定や稟議、発注、納品、請求書、支払い。会計処理等様々なプロセスが存在するがデータが分断されているものが多い。
最終的な形としては損益計算書という財務データの支出部分に勘定科目になるだろう。
問題点を順番に指摘していく。まず、選定や稟議のデータと発注データ、発注データと請求データ、請求データと支払いデータ等、データ同士が一連になっているはずなのに、連結していないものが多いという点である。
使っているシステムがばらばらになっていたり、紙としてなっているものも多いのでデータが連結しているはずなのに分断されているものが多い。
さらに、発注という購買では、どこかの会社のCRMと繋がっているはずなのにここと繋がっているものはかなり少ない。
もう一つは損益計算書というものの曖昧さである。損益計算書とは事業としての収入と支出を纏めたものである。支出の部分は勘定科目というもので纏め、原価等を見ていく形になる。原価とは製品の変動費の部分という認識である。
損益計算書は大航海時代の16世紀にできたものである。収入と費用を分かりやすく表したたものである。
ここで私が言いたい事は、時代は進んでいる。今やITでデータを沢山持てる時代になった。費用の部分は勘定科目で纏めなくとももっと細かく見れるのではないか。見るべきではないかということである。
支出を企業や注文ごとに見れば改善点等わかることが増える。昔よりも大幅にすることは簡単になっているはずである。
なんなら人がやる必要もなく、データの流れさえ綺麗にすれば出来るのではないかと思っている。
原価等でしている在庫管理のシステムを全社の購買に入れることが出来れば、データの流れが綺麗になるのではないかと考えている。
今後の会社活動の話
モノ作りに全リソースを割く
売る活動をしなくても売れる形にする
仕入れの処理の部分は全てデジタル化で人の介入を減らす
このような形になると思う。
お風呂に入りながらゆっくり考えていたことである。
今後は在庫管理システムの仕組みをもっと詳しく見ていきたいと考えている。
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