見出し画像

映画【死ぬまでにしたい10のこと】

 1.娘たちに毎日愛していると言う

 2.娘たちの気に入る新しいママを見つける

 3.娘たちが18歳になるまで毎年贈る誕生日のメッセージを録音する

 4.家族とビーチに行く

 5.好きなだけお酒と煙草を楽しむ

 6.思っていることを話す

 7.夫以外の男の人と付き合ってみる

 8.誰かが私と恋に落ちるよう誘惑する

 9.頬の感触と好きな曲だけしか覚えていない刑務所のパパに会いに行く

 10.爪とヘアスタイルを変える

2003年公開の映画ですが
タイトルに惹かれて観てみました。
スペインとカナダの合作映画だそうです🇪🇸🇨🇦

あらすじ
アンは23歳。家族は失業中の夫と2人の娘。すぐ側にママも住んでいる。パパはもう10年も刑務所にいる。ある日突然、腹痛に倒れて病院で検査を受けると、「あと2ヶ月の命」と宣告される。家族にも誰にも話さない。そう決めたアンは、深夜のカフェで独り、「死ぬまでにしたいこと」リストを作る。それは10項目のリストになった。その日から始まったアンの死ぬための準備。それは同じことの繰り返しだった毎日を生き生きと充実した瞬間に変えていった。しかし、その時は刻一刻と近付いていた・・・。

Filmmarksより

冒頭の10項目がそのリストです。
私としては、1~6、わかる😿
9.10もまあわかる😢
と思ったのですが7.8に関しては、うーむ…
と率直には感じました。小さい子どもが2人もいて
優しいしなんならイケメンな旦那さんがいて、
そうなるだろうか…とは思ってしまいました。
映画のレビューでも、その点を酷評している声も多かったです。
ただ、17歳で出産し23歳で余命2.3ヶ月と宣告されるという背景を考えると、理解は出来ます。
そのあたりは観た人でもはっきり意見が割れそうなところだとは思いますが💧

映画は、スペインとカナダの映画だからなのかは
わかりませんが、タイトルやテーマの割にはものすごく静かに淡々と進みます。音楽も抑えられておりあまり流れません。特にものすごい激情にかられるということもありません。
そのあたりは私的にはとても好きな感じでした☺

映画では、旦那さん以外の男性との出会いから恋愛に進むところに比較的比重が割かれていたように思います。
でも私なら余命2.3ヶ月なら家族との時間をもっと増やしたいかなとは思いますが…
でもあまりに短命な人生であることを思えば、そういうこともあるのだろうか…

そういう意味でもまた色々と考えさせられる映画でした。


原題はMy Life Without  Me

レビューでも賛否が大きく別れている映画ですが
いずれにしても、生きるということと死についてを考えさせられる映画の一つだなと思います。
映画【生きる】とのタッチの違いを楽しんでみるのもひとつかなと思います。

私も触発されたので、
自分自身の『死ぬまでにしたい10のこと』
を考えて改めて書いてみようかなと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?