久々に『風の谷のナウシカ』を観ました🐛
昔のジブリ作品が観たくなり
本当に久しぶりに『風の谷のナウシカ』を
観ました。
宮崎駿監督が自分の名前だけで
独立した初めての映画で
もともと1982年に宮崎駿原作の漫画の映画化なんですね👀
1984年の作品ですから40年も前ですが
久しぶりに観ても全く古臭さを感じませんでした。絵も本当に綺麗で動きも滑らかですし
久石譲さんの音楽がやはり素晴らしく感動的です😢
これほど作品の世界観にも合っていて、壮大で感動的な心を揺さぶる音楽を作れる久石譲さんは本当に天才だと思います😢
今回久しぶりに、大人になってから始めて観ましたが不思議と子供の時に何回も観た時よりも、はるかに感動しました😭パートナーと観ていたので泣くのは必死にこらえましたが、ひとりで観ていたらたぶん始まった瞬間から号泣していたと思います😭
不思議と私は子どもの時よりも成人してからの方が何倍も感受性が強くなったように感じていますし、うつ病になってからさらに数段強くなったようで、すぐ感情移入して泣きます😭
今回もナウシカにもすっかり感情移入してしまいずっと泣くのをこらえプルプルしてました。
腐海の地下でのシーンで、人間が汚してしまった土を腐海が長い時をかけて浄化しているという話をするシーンは今改めて観て本当に感動しました。
環境問題の話でもあり、国際紛争の話でもあり、
そして「共生」というテーマでもあり、現代とも通じるもの凄く深い話だなと、それを40年前にアニメーションで表現した宮崎駿監督の凄さに改めて感銘を受けました。
風の谷にトルメキア軍が攻め、占領するシーンを観ていて私は現代のガザ戦争を思い出してしまいました。「ガザ戦争」などとも称されてはいますがあれは完全なるジェノサイドでしかないと私は考えています。ナウシカではさすがにそこまで非道なシーンは出てきませんが、構図としてはああいったことが過去からこの現代まで無数に起きてきたのだと思います。
また、私は『風の谷のナウシカ』を観ていて
なぜか子供の時に観た『ドラえもん のび太と雲の王国』を思い出しました。
『ドラえもんのび太と雲の王国』は映画版ドラえもんの中でも1.2を争う位好きなのですが、あれも
また人間の愚かさと環境問題、共生がテーマだったように思います。
ナウシカの終盤で
王蟲の子どもが連れ去られるシーンがありましたが、観ていてわが家の猫たちとも重なってしまい号泣寸前でした😿
そして有名な巨神兵ですが
宮崎駿監督の弟子でもある、新世紀ヱヴァンゲリヲンで有名な庵野秀明さんが原画を手がけたそうですね。
そしてやはり伝説的なラストシーン…
アニメーション史上これ以上のラストシーンがあるだろうかとさえ思える、映像美と音楽の奏でる神がかったシーンだと思います😭
パートナーに泣いてるのがバレないよう唇を噛み締めていたのは言うまでもありません…😭
この映像美と音楽、テーマの深さ、テンポの良さ
が今から40年前の作品とは到底思えません。
本当に日本のアニメーション史上最高峰と言っても過言ではない作品かと私は勝手に思っています…
ちなみにスタジオジブリは1985年設立のため、『風の谷のナウシカ』製作時点では存在しなかったそうですから、厳密にはジブリ作品ではなく前身のアニメーション会社の時の作品だそうです。もしくはスタジオジブリ第0作という位置付けとも言われています。
ナウシカでは、息災か?とか盲いたなどといった結構難しい言葉が使われているため、子どもの時にはわからなかったセリフが今はわかるようになりました。また、子どもの時はただただスリリングで面白いストーリーと思っていましたが、今は作品にこめられている深いメッセージを感じるようになったことが違うかと思います。
大人になってからも楽しめ、むしろさらに感動出来る名作であることを知り、改めて感銘を受けました。
今色々と調べていて知りましたが、
ナウシカという名前は
古代ギリシアの詩人ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』に出てくる、オデュッセウスを助けるスケリア国の王女の名前だそうです。
感動してついつい長くなってしまいました。
ナウシカの原作をこれから購入して読んでみようと思います。
やはり宮崎駿監督はすごいですね…
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