手作り下着と自分の体の声に耳を傾けること
kinaが小さい時にはパンツも種類が少なくて、中には鼠蹊部を締め付けるようなのもありました。
それが痛くてどうしても嫌だったのが、多分kinaが下着を自作する原点だと思います。
手作り下着ですが、以前はフリーハンドで作ってましたが、フリーハンドだと特にパンツで強い違和感を覚えるようなものもありまして、最近はきちんと型紙を買って、それで作ってます。
個人的なお勧めははごろもランジェリーさん。
変な話ですが、「ふんどしの神様が『みんなに使いやすくて可愛いふんどしを使って欲しい』と派遣した方じゃないか?」と思うほど、計算されたカーブの型紙を作っていらっしゃいます。
質の良い紙で型紙を作っていらっしゃいますし、お値段も良心的だと思います。
それでも、太めなkinaの場合、カーブの部分は変えずにサイズを大きくしたり、パンツの場合は股上を上に引き上げた型紙で作ってしまうことはしょっちゅうσ^_^;
ブラの場合でも、少しでも使いやすくて華美にならないようにとアンダーにゴムを入れたり、結び方を変える工夫もしています。
色々手を加えているパンツやブラに対して、はごろもランジェリーのharuさんは「そうやって下着をアレンジして使いやすくしているということは、それだけ自分の体の声に耳を傾けているということであり、自分の体の声に耳を傾けているということは自分を大切にしているということ」と仰っていて、「そうなんだ!」と思いました。
もちろん、気に入った柄の生地で下着を作ることも「自分を大切にすること」に含まれたりしますので、別の用途の生地の余りで下着を作るならともかく、下着を作るために生地を選ぶなら、値段よりも好みで選ぶことをお勧めします。
下着を作ること、自分なりに知恵を出して工夫することで自然と自分の身体の声に耳を傾けていて、同時に自分のことを大切にしていることになるのは嬉しいことです。
すべての人に「下着を自作しろ」なんて言えませんし、中にはボディメイク用のキツキツな下着こそ身体が喜ぶ…という方もいらっしゃると思います。
それはそれでとても良いこと。
どうぞ、ご自分の身体の声に耳を傾けて、ご自分の体が喜ぶような下着を身につけてほしいと思います。
自分を大切にするということは、自分の未来を良い方向に変える秘訣の一つでもありますからね。