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古今東西、手間をかけずに温かい料理を

寒い冬は温かい料理を食べると心底ホッとします。
以前、真冬に料理をお呼ばれしたのですが、その内容がざるそば、サラダ、アイスと冷たいものしかなく、いただく立場で何ですが食後は身体が冷えてどうしようもなく、「温かい料理というものは身体を中から温めるんだな…」と心底実感したことがありました。
それ以来、特に寒い日の朝食でトーストやホットケーキの時には温かいカフェオレや紅茶を必ず添えるようにしていますが、それだけで食事の満足度が大きく上がる気がします。

さてさて、kinaは電子レンジと電気炊飯器を持っておらず、ご飯は土鍋で炊いておひつに入れておいて、昼はそのまま食器(シェラカップだけど)に盛り、ローリングストックの一環として「ご飯のおかずは缶詰の魚」ということもよくありまして、そうなると真冬だと温かい要素がどこにもありません。
そんなご飯を温かいと感じさせてくれるのが味噌汁。
朝にまとめて作っておいた味噌汁を温めて食器に盛ったら、手間をかけずに見た目も栄養バランスも良く、温かさも感じられるランチやディナーになります。
温めるのは味噌汁だけなので、燃料的にも手間という意味でもエコだと思ったり。

kinaはこの技を稲垣えみ子さんの著書で知り、日々の生活に活用しています。

「味噌汁」というとどうしても和のイメージになりますが、海を渡ったイギリスでも全く同じコンセプトで「温かい料理」を演出していたことを井形慶子さんの本で知り、興味深く思いました。

イギリスで紅茶が一般庶民に普及してきた背景や、紅茶の思わぬ効用をこの本で知りまして、カフェインが苦手なkinaもカフェインフリーの紅茶をたまに飲んでいます。

「温かいご飯」は、想像以上に人の気持ちも身体にも幸せをもたらしてくれると思ってます…特に寒い冬には。

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よいぼしのなぎうた
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