素の自分を否定せずに、「演じる」。
少し前に、朝、テレビで若い女優さんを見た。以前ドラマや雑誌の写真で見たときは、初々しい印象だったのだけど、久しぶりに見た彼女の笑顔は、なんていうか「慣れた」感じがした。強くて余裕のある感じ、というか。
その変化を、良いとも思わなかったのだけど(だから名前は伏せることにする)、ふと仕事中に意識して、真似してみた。
なんとなく、気持ちが楽。たぶん、「良いとも思わなかった」から、楽なんだと思った。
制服で持ち場にいるときは「演じる」みたいなことを言われるけど、演じる像が自分より上みたいな感覚になるからしんどいのかもしれない。演じている間、素の自分を否定しつづけないといけないようで。
ただ、単なる別のものを真似してみる、という気持ちだと、楽、ということなのかな。