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こどもの声を聴くポイント

言いたくても言えない
だれかを傷つけるかもしれない(から言えない)
どうせ言ってもわかってもらえない(かもしれない)

こどもが思っているとき、なかなか自分の想いを吐き出してくれない

そんなとき、あなたはどうしますか?

わたしがやってみて良かったと思うことを書いてみますね

まず大前提として、

①ふだんから雑談ができるくらい、こどもとの信頼関係をきずけている
②母である自分も本音を言う
「なにを言っても怒らない」と言ってあとから怒るのは、ナシ。ウソをつかない

この2つができているのかチェックしてください

面と向かって腹わって話そう!

と言われてもオトナでもかまえちゃいますよね
本人の意思確認がたいせつと言われますが
本人が言ってくれずヤキモキすることもあるかもしれません
そんなときには…

なにか自分が作業しながら、ゆるりと聞いてみる

コレが実は、意外とポロリと本音が出てきやすかったのです

例えば
ドライブをしているとき
お風呂に入ってリラックスしているとき
キッチンで料理つくっているとき
パソコンをさわりながら

など、母であるわたしの意識がこどもだけに向かってないときがいちばん「さりげなく」聞けました

話をしていると最初の言葉が消えていく

わが子が実際に言った言葉
会話をしているとどんどん忘れていくことに気づいたのです
そんなときは

話をしながら、メモを書きます

キーワードだけも🆗
棒人間などイラストがあってもわかりやすいし
マインドマップみたいにしてもいいと思います
書いたメモは、こどもに渡しています

家庭のお約束ごとは、家族会議で

家庭によってルールは、違うと思います
オトナだけでなく
こどもといっしょにわが家は考えます

例えば
おこづかい
春闘をして家事をどれだけの頻度でなにをするかによって、値段がちがいます

ポイントは

  • 家族全員参加

  • 納得できるまでとことん話す

  • 主語は、I(アイ)「わたしは」(相手の意見を否定しない)

  • 手を上げて話す(横から話をしない)

  • 全員が1回は、話す(幼稚園児も話しますよ)

決まったことをまとめて別の紙に書き、
全員の名前と日付も添える
そのまま壁にはってもいいですよね

高校入試をどう選ぶか?

コレもそうとう悩みました
なにせ思春期もはいり、外部評価もだいじになってくるお年ごろ

個別相談会
オープンキャンパス
イロイロ見たらわからなくなるとのことで
本人の希望でわたしが1年かけて
5校にしぼりました

そもそも行きたいのか?

わが家は、ここからの話し合い
高校へそもそも行きたいのか?を聞きました

  • 大学に行きたいから、高校へ行きたい

  • 英語を学びたい

  • 留学したい

  • バス通学は、ムリそう

とのご希望がありました
ちなみに、ここまで話すのに6ヶ月以上かかってます💦
一気に話さず、すこしずつ出てくるものをひろう感じですね
あっちがいいか
こっちがよいかグラグラゆれるし
不安な気持ちも出てました

母の想いも言葉にする

正直ものすごく義務教育でしんどい想いをした子なので、高校はお友だちと買い食いできるようになってくれれば御の字

まわり道してもいい
失敗してもいい
4月入学にこだわらなくてもいい
なんだったら、休んでゆっくりしてもいい
あなたがご機嫌ですごせる場所がいい
何回でも受け直せばいい生きている限りやり直せるし高校へ行かなくても行きていける家で家事をしてくれると母は助かるけどね(*^^*)
どんな道を選んでもわたしは、あなたの味方だよ

としっかり伝えたうえで

高校は、あわなければ転校もできる 

制服かわいいという理由で決める子もいるよ

高卒資格ほしいだけなら高認ってあるよ

わたしの想いや期待を押しつけないように
あくまでも情報提供してきました
すると…

母は、どうやって(受験校を)決めたの?

とある日きゅうに尋ねてきました

かくすところは、なかったので正直に理由をはなしましたよ

わたしが進路を決めたのは
①兄とちがう高校へ行きたい
②荒れていない公立の高校
の2点だけ

絞ってから、文化祭に行って見学してから決めた
当時は、学区内しか受験できなかったので
今ほど選択肢がなかったともお話しました

全日制
定時制
多部制
特色類型
就職、特別支援学校、公立、私立、通信制、無所属
わたしの受験のときにはなかったものもいっぱい出てきました
選択肢があるのは、ありがたいです

選びきれない場合は…

いっぱいありすぎると選べなる
そんなときには、身近な人の決め方を聞くのもひとつ

デメリットとメリットをあげていくこともしました
それでも選べない💦となったときに
4つの選択肢を提示しました

  1. 父が決める

  2. 母が決める

  3. 自分で決める

  4. あみだくじで決める

あみだくじは、それくらいかるい気持ちで決めても大丈夫といいながらユニークな提案をしました

父がくじを引いたら、反対のとこ
本人がくじを引いたら、あなたはヒキがよいのでそのままね

で、決まらないというので
父にあみだくじをひいてもらいました
(この時は結果を教えていません)
そのうえで、どうやって決めたい?と
本人に聞きました

彼女がえらんだのは「自分であみだくじをひく」
父が選んだ反対のとこと
自分がひいた学校は、おなじ

結果を知って

「じつは、ココロの中でそこがよかったんだよね」

本音は思わぬところでポロッとでる
こどももしっかり考えてる
自分の想いをもっている
なにかしら感じてるものは、あります
話す「きっかけ」を本人も探しているのかもしれませんね


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なぎちゃん✤発達障害特化型親子カウンセラー
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