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【宿泊記】KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新【泊まれる競輪場】

2024年12月、ずっと気になっていたホテルに泊まってきた。その名もKEIRIN HOTEL 10 by 温故知新。宇野港のアートと競輪、それからラーメンも少し。


-12月21日 Sat


新幹線に乗り、岡山駅へやってきた。まずは晴れの国 岡山で、この日が販売最終日だった年末ジャンボを買いにゆく。

晴れの国 岡山


宝くじは毎年年末ジャンボを3,000円分だけ買っていいことに決めていて、いつもは母校のアメフット部が優勝した日に買っていたのだけど、去年は準決勝で惜敗してしまい、買うタイミングを逃してしまっていたのだ。


結果は3,300円の当選だった。つまりは岡山駅前チャンスセンター売り場で、3,300円の当選者が出たことになる。ここまで長い道のりでありました。なかなか結果が出ず、枕を泣き濡らす夜もありました。とりあえず母校が優勝した日に宝くじを買うという験担ぎは、もうドブに捨ててしまおうかと思います。


さて、茶番はこのぐらいにしてお昼ごはんへ。

岡山で博多ラーメンを食う


岡山駅直結の駅ビル、さんすて岡山1階にある二代目一幸舎さんで博多ラーメンを。クリーミーなスープに豚骨の旨味がしゅんでいて、最後の1滴まで飲み干せるうまさだった。


JRに乗り、ホテルのある宇野港を目指す。JR宇野みなと線ではモノトーンに彩られた4つの駅があり、移動時間からアートが楽しめるようになっている。

宇野駅


タクシーで向かうと少し早く着いてしまいそうだったのと、お腹をすかせたかったので、歩いてホテルへ向かう。宇野駅からは歩いて15分ぐらいだ。

着いた


レースに向かうおじさんたち、完全に解釈の一致だ。


駅から歩いて向かうと、まず手前に玉野競輪場があり、その奥にホテルがある。ちょうどレースがあったようで、馬券ならぬ車券売り場というところがあるのだが、レースを見に来たおじさんたちで大いに盛り上がっていた。

これはホテルのエントランス


こちらは日本初の競輪スタジアム一体型ホテル、KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新。玉野競輪場に併設された、泊まれる競輪場だ。お部屋のテラスからは、瀬戸内海とバンクが一望でき、唯一無二の景色が楽しめる。

お部屋
オーシャンバンクビューツインルーム テラス付き
バンクからの瀬戸内海(曇天)
壁際の諸々
💪
ベンサン可愛い


お部屋はテラス付きのオーシャンバンクビューツインルーム。【女子旅】-ホテルステイを満喫- スイーツやレイトアウト1時間など4大特典付きプランというやつにした。女子旅だけでなく、カップルやご夫婦でのご利用も大歓迎♪と書いてあったのだが、おひとり様で予約してやった。

テラスでおやつタイム♪(このあとすぐ部屋に戻った)


宿泊プランについてたクッキーとケーキ、あとさんすてに入っていた立町カヌレさんで買った岡山限定のきびだんごカヌレで女子会♪

色々可愛い


晩ごはんはホテル併設のレストランFORQさんで。ランチやディナータイムは宿泊者以外の方でも利用が可能。迫力あるスタジアムの景色を眺めながら、瀬戸内の食材を使った料理がいただけます。

レストランへ向かう途中にギャラリーがある
I like the one at the upper left.
FORQ特製瀬戸内レモンキーマカレーと塩レモンサワー
デザートのシュトーレンとココア


こちらのデザートは、なんとサービスで出してくれたやつだ。クリスマス前だったので、シュトーレンとホットココア。でも結構お腹がいっぱいだったので、薄めに切ってもらった。(わがまま言ってすいませんでした。)

食後は大浴場へ
こちらの壁一面もギャラリーになっている


普段選手の皆さんが使用している大浴場を、レースのない日は宿泊者も利用できるようになる。ドライサウナや水風呂も完備。営業カレンダーはホテルの公式HPでチェケラしてください。


わたしが宿泊したこの日も大浴場開放日だったので、つまりはレースがなかった日ということになる。昼間見たバンクを周回する選手の皆さんや、車券片手に盛り上がっていたおじさんたちは、わたしにしか見えていなかった可能性がある。


-12月22日 Sun

これは深夜3時のホカンス


アメフトは消耗の激しいコンタクトスポーツなので、NFLは18週で17試合、基本的には各チーム週に1回しか試合をしない。なのにこの週は日本時間の日曜と木曜の2回試合があるという鬼畜スケジュールだった。選手たちも疲弊し始めるド終盤に、それもどちらも対戦相手は強豪チームときている。


この日はチーフスの本拠地、アローヘッド・スタジアムへ乗り込んでの試合だった。お互いプレイオフ進出は決めていたものの、チーフスはまだ第1シード権をビルズと争っている段階だった。チーフスの宿敵はビルズなのであり、我々は所詮アウトオブ眼中なのだ。結果は19-27、主力に多くの怪我人を出し涙を飲んだ。


朝食の前に朝風呂へ。夜は暗くて外の景色が何も見えないというか、反射して映る自分のだらしない裸体しか見えなかったのだが、朝は窓からバンクが見えた。

これはやうやう白くなりゆく山ぎは
朝ごはん
奥にホテルが見える


朝ごはんはビュッフェスタイルで鯛めしや卵かけご飯、瀬戸内レモンのフレンチトーストなど、地産地消のラインナップ。晩ごはんに食べたカレーも朝ごはんもどれも本当においしくて、とても幸せな気分になった。試合に負けたことによる胸の痛みは、記憶を消すことで解決した。


2日目はいい天気だった。二度寝をするのも憚れるようなとてもいい眺めだ。でもこちとら夜中の3時起きなので、少しだけ仮眠を取ってからチェックアウトした。

バケハ可愛くて買っちゃった✌
(画像はオンラインショップより)


▼ベンサンも買えるよ


競輪に興味があったわけではないけど、コンセプトがとても面白いし、新鮮味があって楽しいホテルステイができた。そして何よりも目に入るものすべてが可愛いホテルだった。お部屋からの眺めも最高だったし、ごはんもとてもおいしかった。


温故知新ブランドのホテルは今回が初めての宿泊だったけど、間違いなくわたしの中でリピートしたいホテルランキングの上位にランクインしました。おめでとうございます。次回はぜひ車券を買って、億万長者になりたい。


どうやらわたしが死ぬまでに行ってみたいと思っている場所のひとつ、最果ての島 礼文島にも温故知新さんのホテルがあるみたいなので、いつか礼文島を訪れた暁にはお世話になりたい。


帰りは無料のジャンボタクシーに乗り、宇野駅へ向かう。せっかくなので電車を待つ間、宇野駅周辺のアート作品を見て周る。

尻を撫でると願げーを叶えてくれる女神様
野沢雅子かな
舟底の記憶(いかり)
これは多分宇野のチヌかコチヌのどっちか
望遠で撮るな
フェリー乗り場


ここ昔ちかちゃんと直島行こうぜって言って見切り発車でバス乗ってフェリー乗り場まで来たものの目の前でフェリー出ちゃって数時間時間潰さなきゃいけなくなったフェリー乗り場じゃん懐かしいな〜〜〜とか思って懐かしさのあまりに頭禿げ散らかしたんだけど、あれ多分高松の方のフェリー乗り場だ。わたしの頭髪返して。

何かフェリー
海からの贈りもの
終点の先へ
何もわからなくて笑っちゃった
これは宇野駅の観光案内所で買った塩レモンサワー🦍
お昼は岡山駅まで戻って中華そば



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