一人一枚学級通信〜子どもたちの「素敵さ」に思いを馳せる〜
こんにちは。
noteを開いてくださりありがとうございます。
とある町で小学校の先生をしている、ひろきです。
noteでは、普段から大切にしていることやふと思っていること思ったことを不定期で書き溜めていきます。
また、教育サークル「まほろば」のメンバーが記事をまとめたnoteマガジンがあります。
これまで書いてきた通信は、6人のメンバーで合計7000枚を越します。
そんな6人が、さまざまな角度から学級通信について思うことをまとめますのでぜひお読みください。
さて、みなさん、まほろばマガジン「紡ぐ学級通信」の中にあるこの記事はもう読まれましたか?
板男さんの実践
「一人一枚学級通信」です。
私も今回やってみました
今回は「一人一枚学級通信」について書こうかと思います。
一人一枚通信
2人分紹介します。
どちらも自慢の教え子です。
Aさんへ
一人目、Aさん
この子は、毎朝満面の笑みを浮かべながら
「おはようございます。」
とあいさつをしてくれる子です。
休み時間になると少し恥ずかしそうに、
思いついたダジャレを教えてくれます。
みんなの前でボケるのも得意です。
そんな愛されキャラのAさんに向けて書いた通信です。
この子の裏表のない性格はクラスみんなが知っています。
だからクラスのムードメーカーとなって雰囲気を明るくしてくれました。
こんな子、あなたのクラスにもいませんか?
2人目
Bさんへ
このBさんは、とにかく素直でした。
人で付き合いを、
「誰と」
ではなく
「何して遊ぶか」
で決めるんです。
男女問わずです。
すごいですよね。
友達に依存せずに自分のしたい遊びで、休み時間の過ごし方を決めるんです。
だからBさんは、遊んでいる相手に安心感を与えてくれるんです。
思春期の入り口でもある4年生。
そんな中でこんなにも「自分らしさ」を素直に出せるBさんには、私は到底敵いません。
子どもとして、ではなく
1人の人として私にはない素晴らしいものを持っているんです。
そんなことを、そのままに書いてみました。
この部分はこの子に敵わないなあと思う子、
あなたのクラスにもいませんか?
子ども相手だとちょっぴり恥ずかしいですが、
区切りの力を借りて、思い切って書いてみました。
最終日の前日に配ろうと思っています。
一人ひとりがどんな反応をするのか、
それともあまり反応しないのか、
どちらにしても楽しみです。
本当は写真も入れたかったんですが、書きすぎて入れれませんでした。
書いてるうちに、
これも書きたい
あれも書こうかな
と思い出が次々に出てきました。
きっとみなさんも同じだと思います。
だって、きっとうまくいくだけの一年なんてないと思います。
誰だって、しんどい時や苦労した時はあったはずです。
その分、思い出も濃くなったんじゃないかと思います。
1人のことを思って書く通信は、
手紙を書いているようで、楽しいひとときでしたよ。
詳しい書き方は、またどこかでお伝えできたらと思います。
思いを馳せる時間を
今回紹介したのは、「一人一枚通信をやってみてほしい」という気持ちが半分です。
残りの半分は、
年度が終わる前に、クラスの子に思いを馳せる時間をつくってもらいたくて書きました。
(えらそうに、すみません 汗 )
でも、年度末って何かと忙しいじゃないですか。
何かしたいなあと思ってもあっという間に時間が過ぎ去っていきます。
やらないといけないことに追われてしまいます。
何かやりたいけれどアイデアが浮かばずに、
「何もできないまま終わるのかあ」
という心境になったことありませんか?
私はあります。
そんな時にこの記事のことをちょっぴり思い出してみてください。
そして、子どもたちの「素敵さ」だけを考える時間を作ってみてください。
通信に書かなくたって、
メモに残さなくたって、
ただ、写真を振り返るだけでもいいと思います。
ぼーっと子どもたちの「素敵さ」を探す時間。
節目だからこそ、そんな時間があってもいいですよね。
通信、手紙、ムービーみたいに
形には残らないかもしれないれけど、
きっと明日のあなたの行動が少し変わります。
表情がちょっぴり穏やかになります。
使う言葉が柔らかくなります。
そんな些細なことですが、
残り少ない大事な時間を豊かにするには十分だと思います。
子どもたちの「素敵さ」に思いを馳せてみてください。
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