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他人軸が、なぜダメだと言われるのか?

他人軸、自分軸という言い方が多く使われていますが、

なぜ他人軸がダメと言われているか?


その理由を知る事が大事なんです。






他人軸だと生き辛くなる理由はここにあります。


自分の価値が他人から評価されることに頼れば頼るほど、傷つくことが多くなる。

https://www.katotaizo.com/books/jibunwo-ichiban-shiawasenisuru-ikikata


これです。



他人軸というのは、

自分の価値を他人の評価で決めているという事です。


つまり、自分で自分の価値を決められないという事なんです。



ここにも書いてありますが、

他人に言われた事で傷つくのであれば、

それこそが他人の評価に一喜一憂しているという事です。


人が言った何気ない一言で心が深く傷つくことがある。
人の言った些細な一言で怒りを感じる。

相手のちょっとした態度で不愉快になる。
その様に怒りを感じたり、不愉快になるのは、その言葉で自分の価値が否定されたと感じるからである。

https://www.katotaizo.com/books/jibunwo-ichiban-shiawasenisuru-ikikata


確固たる自分がある状態だと、

他人の言動で深く傷つくとかそう言う事はほとんどないのです。


些細な事で怒りも感じないし、不愉快にもほぼなりません。



なぜなら、自分の事を価値ある存在だと思えているからです。

なんとなく思えてるという事ではなくて、確信してるレベルなんですね。


そしてこの状態が、自分軸という事なのです


こうなると、他人の評価で自分の価値を測る事が一切無いので、

他人の評価は、他人の評価でしかないのです。


他人からの言葉で自分の価値が否定されると感じる事はないのです。

自分の事は自分が全て、だと感じていますから。


他人軸になってしまう原因は、

幼少期において確固たる自分を創れなかった事が根本原因にあります。


親が否定的だったとか、支配的だったとか、

無視される事が多かったとか、助けてくれなかったとか、

そういう「悪い」生育環境だったからです。


何が大事かと言うと、

そもそものあなた自身が悪い訳ではないよ、という部分です。


単純に、親がネガティブで、

子供のあなたは、親の言う事を素直に信じ込んでしまっただけだよね?


その親からのネガティブなものさしで自分の事を測っているから他人軸なんだよ!という事です。



本当は、他人軸の人も確固たる自分があったのです。

でも、成長の過程でそう思えなくなってしまったというだけの話しなんです。



他人軸の人というのは、

そもそも自分というものを感じた事がないので、

自分軸も他人軸も、何が何だか分からないのです。


何が何だか分かっていないで生きてるから、

生き辛いと感じるだけなのです。


びっくりする事に、ただそれだけの話しなのです。



だから、なぜ自分が生き辛くなってしまったのかという答えを先に知って、そこから、立て直して行った方が速いのです。


もしくは、膨大な何前年という時間をかけてやっていくか?です。



なぜ自分が生き辛くなってしまったのか?

それを知る最良の方法は、加藤先生の本を読む事です。全てが書いてあります。


他人軸というのは、

最も大事な、自分の価値を、他人の評価に頼っている生き方の事です。


だから、他人のいい加減で無責任な発言で

いとも簡単に傷ついてしまうのです。


昔は私もそうでした。



他人というのは、そもそも特に大きな理由もなく、

言いたい放題言う生き物だと、思えないのです。


それは、他人の発言が大事になり過ぎているからです。


逆に、自分というものがハッキリ持てると、

他人の意見はどうでも良いとさえ思るのです。



自分の気持ちは自分が1番分かっているし、

自分の人生を決められるのは自分だけだと分かっているからです。


他人というものが、大して重要ではなくなるのです。


そして、自分が意見を聞くべき人と、

聞くに値しない人の区別も出来る様になります。



ネガティブで人の事を悪くしか言わない人や、

見せかけだけが良い人の意見など、

その人が思ってる事でしかないと分かるので、スルー出来るのです。

気にも止めません。



他人軸だとこれは出来ないのです。

どうしても、他人の意見が大事だと感じてしまうからです。


くどいですが、それは自分が無いからです。


そして怒りから相手を責める。
その怒りが直接表現されないときには内にこもって不愉快になる。
さらには進んで憂鬱になる。そして自分が憂鬱になった原因は相手だと思う。

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この心理が働いてしまうので、相手に怒りを感じます。


攻撃的な人だと、相手にぶつけます。

本当は、本人が感じている怒りなのに、相手のせいだと感じるからです。


そうやって他人に絡んでいって、

自分の心の中にどんどん怒りが蓄積されていくのです。


もしくは、他人にぶつけられない分、自分に向けてしまいます。


蓄積された怒りは、最終的に憎しみに成長していきます。

但し、その憎しみを持っているのは自分なのです。


相手に向けていると思っている怒りや憎しみは、

実際には自分の心の中にあるという事なんです。


その事に気づくまで、永遠に憎しみを持っている羽目になるのです。

そのストレスの事を、スピではカルマと言っている訳です。

カルマというのは、自分の抱えているストレスという事なのです。


そうやって貯めに貯めたストレスは、いつかどこかで爆発します。

ダムの決壊の様なものなのです。



私で言うと、死別が決壊にあたりました。

私が貯めに貯めてきたストレスは、

死別でグレートリセットがかかったのでした


これが病気の人もいるだろうし、

リストラや離婚、借金など、そういう事で人生が破綻してしまうのです。


そうなった時に、これは自分が招いたことなんだ

と思えるかどうか、その一点でその先の未来は変わるのです。


しかし不愉快になった本当の原因は、
相手の態度や言葉ではなく、自分の心の中にある。つまり自分の価値を他人の評価に頼る心の姿勢である。
その心の姿勢こそ日々の不愉快の本当の原因なのだが、それに気がつかない。

https://www.katotaizo.com/books/jibunwo-ichiban-shiawasenisuru-ikikata



ダムが決壊した時に、これはグレートなリセットだと気づけば、

そこからストレスを解消していく人生の流れに乗れるのです


そして、その流れに乗れると、

そこから先の人生は生きやすい人生へと変わっていくのです


グレートリセットを、ただのネガティブな事で終わらせてしまうと、

また1からやり直しとなってしまうので、マジで注意が必要です。


他人軸がダメだと言われる理由は、こういう事にあります


つまり、他人軸でいる限り、他人が重要になってしまうという事です。

そしてそこから、ネガティブな感情を拗らせていく訳です。


そんな事を永遠に繰りかえしてる場合じゃないと気づいていくのが、これからの新時代だと言う事です


クライアントの皆様には、次回の予備校で説明しますね!


自分をいちばん幸せにする生き方


「起きてしまった」ということは受け入れる、時には不幸を受け入れることである。

不幸を受け入れれば過去から解放される。

「不幸を受け入れる」とはシーベリーの言葉である。

この本ではこの言葉の素晴らしさを考えた。

これは人類の知恵が詰まった様な言葉である。


自分の人生は失敗の連続であったと劣等感を持ち、不幸な人がいる。
しかし違う。失敗の連続によって不幸なのではない。

人からよく思われたい、人に良い印象を与えたいという依存欲求で不幸なのである。

自分の価値が他人から評価されることに頼れば頼るほど、傷つくことが多くなる。


人が言った何気ない一言で心が深く傷つくことがある。
人の言った些細な一言で怒りを感じる。

相手のちょっとした態度で不愉快になる。

その様に怒りを感じたり、不愉快になるのは、

その言葉で自分の価値が否定されたと感じるからである。


そして怒りから相手を責める。

その怒りが直接表現されないときには内にこもって不愉快になる。

さらには進んで憂鬱になる。

そして自分が憂鬱になった原因は相手だと思う。

しかし不愉快になった本当の原因は、

相手の態度や言葉ではなく、自分の心の中にある。


つまり自分の価値を他人の評価に頼る心の姿勢である。
その心の姿勢こそ日々の不愉快の本当の原因なのだが、それに気がつかない。

「自分の価値が他人に頼れば頼るほど、自分を卑しめる機会が増える。」
(註;Nathan Leits, Depression and Masochism, W.W.Norton & Company, Inc., 1797, p.95)


長いこと努力しても幸せになれない人は、

自分の不幸の原因を間違って解釈している場合がある。
この本では不幸の本当の原因は何なのかを考えた。 [14/09/20]

出版社: 三笠書房 (2014/9/22)
ISBN-10: 9784837982906
ISBN-13: 978-4837982906


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