犯罪者が彼女になりました
前回の話は上から
作者:先日は大丈夫でしたか?
って、聞くまでもないですね苦笑
○○:大変でしたよ
1週間ちかく、寝ると風呂とご飯以外は飛鳥さんでしたから
作者:でも、結果として付き合えたんですよね?
○○:まぁ、なんだかんだ初恋の相手でしたからね
作者:今回は先日の続きですが
○○:今回は恐らく特に何も無いですよ
作者:どうですかね?
フラグにならない事を祈ってます笑
○○:回収しないよう頑張ります
それでは本編へ
どうぞ!
~~~~~~~~~~~~~~
○○:グゥー、スピー
飛鳥:○○〜!!
おっはよー!!
ドサッ
○○:ウグッ!!
お、重い…
飛鳥:アァ?💢💢
今なんて言った?
○○:なんも言ってないです
飛鳥:そうか
それではもう一度
おっはよー!
○○:おはようございます
それにしても朝早くから家に来てなにかしたんですか?
飛鳥:お腹減った
○○:自分の家で食べればいいじゃないですか
飛鳥:1人でご飯食べても楽しくないじゃん
○○:まぁ、分かりますけど…
じゃあ、急いでご飯作るんで待っててください
飛鳥:わかった
ギュッ
返事をしてそのままベットで横になっている○○にくっつく
○○:飛鳥さん?
飛鳥:ん?
○○:退けてもらわないとご飯作りに行けないです
飛鳥:ちょっと、朝ごはん食べる前に食べたいなぁ
○○:何をですか
飛鳥:聞かなくてもわかるよね?
○○:いやいや
飛鳥:てことで、いただきます♡
○○:ウギャァアァァァァアアァアァァァアァ
数時間後
飛鳥:よし、朝ごはんだ
○○:こ、腰が…
飛鳥:弱っちぃなぁ
○○:飛鳥さんが激しいんです
そう言って○○は作った朝ごはんをテーブルに並べていく
飛鳥:お、卵焼きは甘いのか?
○○:しょっぱいのは卵焼きとして認めてない人なんで笑
飛鳥:よろしい
それでは
○○,飛鳥:いただきます
飛鳥:あ、そうそう
○○に話があるんだった
○○:はい?
飛鳥:私と付き合って?
○○:…へ?
飛鳥:いや、考えたんだがな
私たちはお互いが好きなわけでストーカーしてたし、一線も超えたじゃないか
けど、ちゃんと告白して付き合ってなかったなって思ってな
○○:あー
確かにそこはなぁなぁになってましたね
飛鳥:てことで私と付き合って?
○○:もちろんです
よろしくお願いします
飛鳥:よしっ!
じゃあ、引越しするよ
○○:…は?い?
飛鳥:聞こえなかったか?
○○:いや、聞こえてなくて聞き直したわけじゃないです
飛鳥:あ、もう、引越し先は決まってるし、ここの部屋の解約も終わってる
○○:はぁ!?
飛鳥:今日中に出ないと怒られるぞ
○○:いやいや、頭が追いつかないです
飛鳥:大丈夫だ
引越しの荷造りは友達が手伝いに来る
○○:会話になってない…
とりあえずほんとに解約してんですか?
飛鳥:うん
○○:…じゃあ、急いで荷造りしてきます
ピンポーン
ガチャッ
飛鳥:お、来たかな?
○○:?
??1:やっほー
??2:ちゃんと付き合ったか〜?
○○:え、なんで、麻衣さんと奈々未さんが?
飛鳥:言っただろ、
友達が手伝いに来るって
○○:そういえば言ってたような気もする
飛鳥:さ、時間ないからちゃっちゃと始めるよ
そういうと飛鳥はどこから持ってきたのか分からないようなダンボールを取り出し片っ端から荷物を詰めていく
それを見て○○達もダンボールに荷物を詰め込み始めた
○○:それにしても、お二方はどうして急に?
麻衣:急というかね、
奈々未:私たちは元々今日ここにって言われてたからね
部屋に着いたら鍵空いてるから勝手に入っていいよって言われてたし
まさか○○君の部屋だとは思わなかったけど笑
○○:(だから、鍵あけに行かなくても空いたのか)
麻衣:いやぁ、それにしてもようやく付き合ったんだね
○○:ようやく?
奈々未:飛鳥ったらね、私たちによく相談してたのよ
「どうやったら○○と付き合えるか」とか
「ストーカーしてるのバレたら嫌われるかなとか」ね
○○:そうだったんですか…
奈々未:まぁ、どこかの誰かも飛鳥のことをストーカーしてたらしいけど笑
○○:ゲッ
そこまで飛鳥さん話したんですか
麻衣:聞いたよ〜?
1週間追いかけ回って学科、学部、授業まで調べたらしいじゃん
君もなかなかだよねぇ
○○:何も言い返せません…
奈々未:さ、そろそろ手動かすスピードあげないと、あっちからすごい圧力かけてきてる人がいるから笑
奈々未が言う方を見てみると飛鳥はとんでもない目つきでこちらを睨んでいた
飛鳥:終わったのかな?
○○:まだです…
飛鳥:もう!
○○は私の彼氏なんだからね!
○○:すいません
飛鳥:○○は私の方手伝って
まいやんと、ななみは前伝えた通りよろしく
麻衣、奈々未:了解
飛鳥:○○!
部屋の片付けやるよ!
○○:はい!
(伝えた通り?)
○○は飛鳥の言葉に疑問を持ちつつも飛鳥の方で片付けを始めた
飛鳥:とりあえず必要そうなものは求めたけど、他に欲しいものあるかどうか見て?
○○:わかりました
飛鳥:あ、ベットとか大きいものは売っちゃう予定だけど
○○:はい?
飛鳥:だって、ひとつで事足りるでしょ?
○○:あぁ、新しいの買う感じですか?
飛鳥:まぁ、そんな感じ
○○:?
まぁ、新しいの買うならいらないですね
僕が持ってる家具も古くなってきたので新しいの買うか迷っていたところなので
飛鳥:オッケー
そこから2人の作業はあっというまで、飛鳥がまとめてくれていたということもあり1時間かからないで終わることが出来た
○○:飛鳥さんのおかげでまとめるの早かったです
飛鳥:まぁ、もともとお前が必要なのぐらい簡単にわかるからな
○○:さすが元ストーカーですね笑
飛鳥:だろ!
○○:(あ、否定しないんだ)
そういえば麻衣さんと奈々未さんは終わってますかね
飛鳥:あ〜、あの二人は多分直ぐに終わってるよ
○○:でも、僕がいないのに進んでるんですかね
飛鳥:私が元々指示出してるから大丈夫だと思う
○○:そうですか
2人はリビングに戻ると麻衣と奈々未は大型家電以外終わらせていた
奈々未:お、意外と早かったね
麻衣:てっきり、1回やる事やってから戻ってくるのかと思った笑
飛鳥:さすがにやらないよ!////
○○:(この2人もなかなかすごいこと言うよか)
奈々未:部屋の方は終わったの?
○○:はい
飛鳥さんが片付け進めてくれてたのもあってあっという間に終わらせられました
奈々未:ならば良かった
麻衣:ところで飛鳥
言われた通り必要最低限だけど大丈夫なの?
飛鳥:なんのために今まで頑張ってきたと思ってるの?
麻衣:あぁ、確かに笑
奈々未:飛鳥の○○君へのお金の使い方は心配になるもんね
○○:あの、なんの話ですか?
飛鳥:○○は気にしなくていいの!
とりあえず、他に持ってくのに必要な荷物ある?
○○:特に大丈夫ですかね
飛鳥:じゃあ、大きい家電とかは売っちゃおうか
その方が今後に使えるお金増えるでしょ
○○:たしかにそうですね
飛鳥:さ、引越し先に行くよ
まいやんとななみはもう少し手伝ってね
奈々未:わかってるよ笑
麻衣:は〜い
そういうと奈々未と麻衣はこの家に来た時に乗ってきたであろう車に乗りこみ、○○と飛鳥は○○の荷物を積み込んだ○○の車で新居に向かった
○○:奈々未さんと麻衣さんは新しい家わかるんですか?
飛鳥:あの二人は何回か来たからね
だから、あの二人の車追いかけてくれれば着くよ
○○:了解です
(何回か来た?一緒に内見でも行ったのかな…)
○○が疑問に思いつつも自分の中で答えを出し納得していた
すると
飛鳥:さ、着いたぞ
○○:あ、ここなんですね
前を走ってた奈々未たちもアパートの駐車場に入っていくのをみて、○○も後を追って駐車場に入っていった
飛鳥:さぁ、荷物下ろすぞ
○○:どこの部屋に運べばいいんですか?
飛鳥:あ〜
○○は私たちの後追っかけて荷物もってきて?
○○:わかりました
そう言われ○○以外の3人は荷物を持ちながら何か話しをしているが、○○はここはどこなのかと考えつつ、少し家賃が高そうだとかこれから住む家のことを考えていた
飛鳥:さ、着いたぞ
○○:ん?齋藤?
飛鳥:なんか疑問でも?
○○:いや、名札齋藤って…
飛鳥:そりゃそうだろ
ここは私の部屋だ
○○:はい?
飛鳥:○○は私の部屋に引っ越してもらっただけだ
○○:なるほど
飛鳥:さ、さっさと荷物いれろ
おまえの部屋もある
○○:え!?
飛鳥:元々荷物おきに使ってた部屋だ
気にすんな
○○:ありがとうございます
でも、意外でした
飛鳥:なにが?
○○:いや、飛鳥さんのことなのでてっきり
"家にいる時は私から一瞬も離れるな"
とか言ってくるものかと
飛鳥:私をなんだと思っている
○○:僕のストーカー
飛鳥:間違ってないけどさすがにそんなことさせんわ
麻衣:おふたりさーん?
奈々未:いつまで玄関で話してるのー?
飛鳥:あ、ごめんごめん
さ、○○さっさと荷物部屋に置いてきな
廊下真っ直ぐ行って突き当たり右が○○の部屋だから
他に欲しいものあるなら遠慮なく言えよ
○○:ありがとうございます
とりあえず荷物置きながら部屋見てきますね
そう言って自分の荷物を持ち部屋に行くと、テレビや、小型の冷蔵庫など部屋の中だけで余裕で生活できそうなほど家電が揃っていた
しかも全て新品である
○○:え?
あすかさーーん!
飛鳥:ん?
どうした
○○:これ全部新品ですか?
飛鳥:当然だろ
○○:いや、申し訳ないですよ
飛鳥:今回は無理やり引越しさせてきたから気にすることじゃないよ
○○:いや、でも…
飛鳥:じゃあ、ひとつだけ私の言うこと聞け
○○:わかりました
飛鳥:基本私が家に居ないで1人で過ごすことになったら必ず自分の部屋で過ごすこと
○○:?はい?
飛鳥:なんだ?
いやか?
○○:いえ、一緒に寝るとかお風呂とか言われるのかと思ってたので
飛鳥:そんなの当たり前のことだから約束も何もない
○○:あ、はい
飛鳥:じゃあ、私はリビングでまいやんと奈々未とお茶してるから部屋片付けたらリビングに来て
○○:わかりました
話が終わると飛鳥は部屋を出ていき○○は部屋の片付けを始めた
○○:さっき了承はしたもののさすがに申し訳なさすぎるんだよなぁ…
やはり飛鳥が色々と新品を用意してくれていたことに対して申し訳なくなっていた
○○がそんなことを考えながら部屋の片付けをしている一方飛鳥達は
奈々未:ちゃんと約束したの?
飛鳥:もちろん
麻衣:まぁ普通断れないよね
部屋の家具全部新品になっててしかも彼女が用意してくれたら
奈々未:それもそうね
もう準備は終わってるんでしょ?
飛鳥:もちろん
なんなら部屋以外にもこの家全部につけちゃった
麻衣:すごっ
奈々未:家具より高くつくんじゃないの?
飛鳥:まぁ、○○がいつでも近くに感じられるからね
奈々未:飛鳥が何も思わないなら私は何も言わないけども
麻衣:私も
あ、今見れないの?
飛鳥:見れるよ
ちょっと待ってね
そういうと飛鳥はスマホを取り出しある操作をすると画面には部屋で片付けをしている○○の姿が
麻衣:おぉ〜
奈々未:画質もいいし、音も拾えるのね
飛鳥:飛鳥ちゃん頑張りました
奈々未:さすがだわ
麻衣:あ、何か言ってない?
○○:飛鳥さんて、どこで稼いだらこんなに家具買えるんだろ
このテレビとか冷蔵庫結構新しいやつの気がするんだけど…
奈々未:飛鳥のバイト先がきになってるみたいね笑
飛鳥:そんなに難しいバイトじゃないんだけどな
麻衣:何言ってるのよ
ストーカーの技術だってバイトからいきてきたものでしょ?
奈々未:今では事務所で1番の信頼まで得ちゃって
飛鳥:バイトで磨いた技術をさらに趣味で磨きその結果バイトでの信頼が得られ、給料も上がった
つまり私にとっての天職だったわけだな
奈々未:ストーカーと真反対のバイトやってるくせしてよく言うわ笑
飛鳥:それは言ってはダメです
麻衣:あ!○○君片付け終わってこっち来る!
飛鳥:じゃあ、携帯画面閉じてっと
よし、オッケー
ガチャッ
○○:終わりました〜
飛鳥:お、お疲れ〜
奈々未:お疲れ様〜
麻衣:どう?新しい部屋は?
○○:色々準備してもらっちゃって、僕は何も返せてないのに大丈夫なのかって思ってます
飛鳥:○○は何も気にしないで普通に暮らしてくれればいいんだぞ
○○:ところで家賃とかっては…
飛鳥:お金のことは何一つ気にしちゃダメだ
奈々未:飛鳥はバイトでエースだから稼ぎはそこら辺の大学生よりいいのよ
麻衣:そうそう
欲しいものとかあったらなんでも買ってもらいな
○○:いや、そんなの申し訳ないですよ
僕もバイト初めてお金入れますよ
飛鳥:バイトなんかしたら家から追い出すよ?
○○:え?
飛鳥:○○は大学に行って、家に帰ってきて、家で私のこと待っててくれればいいの
○○:…わかりました
その代わり家事とかはやらせてもらいますね
飛鳥:それは助かる
私家事絶望的に出来ないから
○○:え?
じゃあ、今迄は
奈々未:私とまいやんでやったあげてたのよ
麻衣:飛鳥ったらすごいのよ
少し家に行かないと洗面所だけで生活し始めるから
飛鳥:だって、そこに必要なもの全部揃ってるし
○○:洗面所って…笑
まぁ、僕は家で色々できるように頑張ります
飛鳥:よろしい
さぁ!引っ越し終わったし
引越し記念のパーティだ!
奈々未:お!じゃあ、家からお酒とおつまみ持ってくるわね
○○:ん?
おふたりの家ってここから近いんですか?
奈々未:あぁ、私がこの部屋の上の階で
麻衣:私がその隣だね
○○:oh......
奈々未:何かあったらいつでも頼って笑
○○:ありがとうございます…
飛鳥:さ!さっさと始めるから準備してー!
ほか3人:はーい
○○:(そういえば飛鳥さんバイトでエースとか言ってたけどなんのバイトしてんだろ)
飛鳥:(ようやく○○が常にそばにいる生活できるし、部屋にカメラとマイクとつけて常に監視できる
あー、探偵やっててよかったァ)
~fin?
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