まさまさ

読むだけじゃ飽き足りなくなって描く方にも手を出しはじめた人です Xの方にも短編を挙げて…

まさまさ

読むだけじゃ飽き足りなくなって描く方にも手を出しはじめた人です Xの方にも短編を挙げていたりするのでフォローしてくれると嬉しいです

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最近の記事

本当の自分  後編

~~~~選択教室1~~~~ 梅澤:ったく! ○○のやつ! 美月:梅ってひょろ長って呼ばれてたんだね笑 梅澤:掘り起こすな! 高校ではこのあだ名隠し通せると思ってたのに… 美月:みんなに呼ばれてたの? 梅澤:いや、私こんな見た目と性格だからな そんなふざけたあだ名で呼んでくるような奴は卒業の頃には○○くらいだったかな 美月:○○と仲良かったんだね 梅澤:腐れ縁みたいなもんだよ 美月:腐れ縁? 梅澤:たしかに中学の時から身長は高かったけど性格はもっと大人しかった

    • 本当の自分 前編

      「新入生代表、山下美月」 美月:はい! 私は、自分が何者なのか分からなくなっていた 高校入試は1番で、全校生徒の前で新入生代表の挨拶もした スポーツも特に可もなく不可もなくこなすことが出来た でも、私はほんとにこんなことがやりたいのかな 一実:もう、この高校に入学して1週間たったけれど、みんな慣れてきたかな? 一実:そろそろクラスみんなでなにか親睦会みたいなレクリエーションやろうかなって考えてるんだけど何かやりたいことある? 蓮加:はーい! APEXやりたいで

      • 乃木と櫻と日向 5

        今泉が乃木を裏切った為しばらく金剛隊副隊長の座は空いていたが今回副隊長に就任を任命するため各隊の隊長達は乃木城の総隊長の間に集まっていた 西野:いやーついにあの子も副隊長かぁ 若月:元々実力はあったんだよ けど、さらに今泉は強かっただけ 桜井:にしても、まさか今泉が裏切るとはね 西野:れいかでも気づいてなかったん? 桜井:うん… でも、今思えば1人での行動も多かったし、戦う時も1歩引いて敵を見ると言うよりもこちらの出方を伺うような戦い方だったかもって感じてる 西野

        • ストーカーにしてください

          ??:あなたのストーカーにしてください ○○:は? 田村○○、19年間生きてきて初めての言葉を聞きました ??:ですから、あなたのストーカーにしてください ○○:あ、ごめんなさい 聞こえなくて聞き返したんじゃなくて 何言ってんだって意味で聞き直したんです ??:ずっと好きだったんです けど、お互いのこと何も分からないのに告白するのも失礼なので、私があなたのストーカーになって、あなたの事を知ろうと考えたんです ○○:あ、なるほど、ご丁寧に説明どうも… ってなるわけな

        本当の自分  後編

        マガジン

        • 中編
          11本
        • 乃木と櫻と日向
          5本
        • 平凡な俺が恋を知るまで
          5本
        • 羽根が繋いでくれた絆
          4本

        記事

          平凡な俺が恋を知るまで 5

          〜〜昇降口に向かう途中〜〜 ??:○○〜! ○○:ん? あ、美空先輩! こんにちは! 美空:こんにちは いつもホームルーム終わったらすぐに体育館行く○○がまだいるの珍しいね ○○:あぁ〜… 担任に呼び出し食らったんですよ 美空:なに? 新学年初日からやらかしたの?笑 ○○:違いますよ! なんか、話があるからって呼び出しされました 美空:なんだ、つまんないの〜 なんの話しされたの? ○○:(担任が知り合いとかいうのなんか嫌だしなぁ…) まぁ、委員会のこととかです

          平凡な俺が恋を知るまで 5

          羽根が繋いでくれた絆 3

          美月:○○〜! 体育館行くよー! ○○:了解 入学式も終わり今日は特にやることもないということであっという間に放課後になった 岩本:置いてかないでよ 美月:あ、ごめんごめん 岩本:まったく ○○:バドミントン部見に行くんだよね? 美月:そうだよ! あとは○○くんが拾った落し物を届けにね 岩本:それにしてもそのバッジ近くで見るの初めてだなぁ ○○:このバッジって結局なんなの? 美月:ちょうどいいから体育館に着くまでこの高校のバドミントン部とそのバッジの説明し

          羽根が繋いでくれた絆 3

          犯罪者が彼女になりました

          前回の話は上から 作者:先日は大丈夫でしたか? って、聞くまでもないですね苦笑 ○○:大変でしたよ 1週間ちかく、寝ると風呂とご飯以外は飛鳥さんでしたから 作者:でも、結果として付き合えたんですよね? ○○:まぁ、なんだかんだ初恋の相手でしたからね 作者:今回は先日の続きですが ○○:今回は恐らく特に何も無いですよ 作者:どうですかね? フラグにならない事を祈ってます笑 ○○:回収しないよう頑張ります それでは本編へ どうぞ! ~~~~~~~~~~~~~~

          犯罪者が彼女になりました

          平凡な俺が恋を知るまで 4

          ○○:失礼しまーす 咲月:しまーす 梅澤:あ、きたきた こっち〜 2人はホームルームの終わり際に担任である梅澤美波に呼ばれて職員室を訪れていた ○○:なにかしたんですか? 梅澤先生 梅澤:そんな、梅澤先生だなんて笑 今まで通り梅ちゃんて呼んでよぉ〜 ○○:学校の外でならまだしも、学校の中で、しかも、職員室ですよ? さすがに無理です 梅澤:ぶぅ ○○:それで? 用事というのは? 梅澤:ない! ○○:は? 梅澤:久しぶりに会ったんだもん話したいじゃん ○○:

          平凡な俺が恋を知るまで 4

          逃避行

          奈々未:じゃあ、私と一緒に逃げよ? ある冬の日の夕方 君は僕に提案してきた ○○:でも、2人で逃げたら見つかる可能性も高くなっちゃうよ 奈々:逆に言えば2人でいた方が相手のことを簡単に見つけられるかもしれないでしょ? ○○:そうかもしれないけど… 奈々未:決まりね? じゃあ、○○は北側を見張ってて? 私は南側を見張るから ○○:わかった 僕たちふたりは警察に追われている 普通の人は警察に追われていると聞けば何かをやらかしたのだと思うだろう しかし僕たちは何もやっ

          乃木と櫻と日向 4

          〜〜金剛隊、国境に向かう道中〜〜 玲香:はぁ せっかく最近は私たちの出番もないくらい平和だったのに… 何が欅共和国よ ??:まぁまぁ、落ち着いてくださいよ 私達もようやく国の役に立てるって考えられればいいじゃないですか 玲香:ずーみんはポジティブだねぇ 私もそれくらいポジティブでいれたらなぁ 今泉:えへへっ 玲香:それにしても欅共和国のトップさんもやるわねぇ 2年も前から国ができてたのを悟らせずに私たちへの攻撃の機会を探ってたんだから 今泉:本当ですよね 私だった

          乃木と櫻と日向 4

          僕の初恋相手は犯罪者?

          ○○:今日も飛鳥さん可愛かったなぁ コツコツコツ 今年大学2年生になった○○は今日のサークルでの出来事を思い出しながら帰宅していた ○○:初めて飛鳥さんとダブルス組めたし、飛鳥さんめっちゃいい匂いしてた コツコツコツ 1年生の時からバドミントンサークルに所属している○○は1学年先輩である齋藤飛鳥に恋をしていた 大学2年生、20年間生きてきた○○にとっての初恋の相手である ○○:何をしてても、何もやってなくても常に飛鳥さんのこと考えちゃってる… これが恋ってやつかァ

          僕の初恋相手は犯罪者?

          猫神様

          ??:こんばんにゃん ○○:…はい? いつものバイトの帰り道 居酒屋で働いている僕は今日のお客さんはだるかった、賄いは美味しかったなど今日のバイト中の出来事を振り返りながら歩いていた しかし、十字路を右に曲がるといつも通りじゃないことが起こった 猫耳に着物まで着た女性がこちらを見て立っているのである ○○:(こんな時間に、猫耳付けて着物って… どっかのガールズバーのキャッチか?) ○○は女性の服装を不思議に思いながらも気にしていないふりをして前を素通りしようとし

          道標は月が綺麗な夜に?

          美月:私は月に帰ります 2024年5月12日 僕がずっと推し続けてきた人は月に帰った 今までアイドルを好きになったことはなかった ずっと部活一筋だったし、部活だけが生き甲斐なところがあった 実際自分でも満足だった そんなある日のこと あまりにも寝付けずにテレビを見ていた ○○:なにも面白いテレビやってないな… 適当にチャンネルを回しているとたまたまドラマをやっていた ○○:見るのないし、これでいいか… ある漫画を原作に実写化したらしい 内容は女子高生が高校

          道標は月が綺麗な夜に?

          羽根が繋いでくれた絆 2

          〜〜入学式当日〜〜 ガチャ 〇〇:フワァ〜… おはよ〜 〇〇母:おはよう 相変わらず眠そうね笑 〇〇:朝は強くないんだって 学校も昼からとか始まればいいのに 〇〇母:何バカなこと言ってんのよ笑 早くご飯食べて入学式いきなさい 〇〇:うん… いただきます 〇〇母;そういえば 入学式お母さんしか行かないからね 〇〇:あれ? 来ないんじゃなかったの? 〇〇母:その予定だったんだけどね お父さんに“最後の入学式かもしれないんだから”って言われて確かにそうかもしれない

          羽根が繋いでくれた絆 2

          必要な時に出会うのは人だけとは限らない

          橋本:諦めるの? せっかくメンバーに選ばれたのに ○○:仕方ないんです 怪我した原因は僕の不注意ですから それに、中途半端に続けても周りに迷惑をかけるだけです 橋本:ふーん まぁ、君がそう言うのであれば私は止めないけど後悔するんじゃないの? ○○:… 後悔しないわけが無い 小学校の頃から憧れた紫色のユニフォーム このユニフォームを着れるのは選ばれた14人だけ 今年僕は1年生ながらユニフォームを着れる権利を貰えた 夢にまで見たユニフォームを受け取った時、今までの苦労

          必要な時に出会うのは人だけとは限らない

          羽根が繋いでくれた絆  1

          ズドンッ!! 〇〇:ハッ! …ハァハァハァ…夢か…クソ 汗をかいたせいでパジャマが肌にまとわりついている 〇〇:シャワー浴びるか シャワーをあにるために自分の部屋を出て階段を降り一階の浴室に向かう 〇〇母:あら、どうしたの? 〇〇:寝汗すごくてシャワー浴びる 〇〇母:またあの夢みたの? 〇〇:…うん 〇〇母:ごめんね 私たちがちゃんと周りを見れていなかったせいで 〇〇:母さんたちのせいじゃないよ それにあれは何があっても防げなかったと思うし 〇〇母:でも

          羽根が繋いでくれた絆  1