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発症してから今までにあらわれた症状①【双極性感情障害】

こんにちは。りほです。
このnoteでは、双極性感情障害である私の経験をお話しています。
前回まで、障がいがある私の日々の困りごとをお話してきました。今回からは、その困りごとを引き起こす症状についてお伝えしたいと思います。

症状を列挙していくと、困りごと編と重複するものもあるかと思います。
私の意図としては、「この病気を持っている方と接する上で知っておくと便利なのは症状それ自体よりも生活上の困りごと」、「この病気そのものに興味を持ってくださった方に知っていただきたいのは症状」、といった線引きとなっています。


実は移り変わってきた診断名

早速症状についてお伝えしたいのですが、その前にお話しなければならないことがあります。実は、私の診断名は最初から双極性感情障害だったわけではないのです。
双極性障害は躁状態とうつ状態の両方が認められてようやく診断が下りますが、最初はなかなか躁状態に気がつかず、異なる診断名が下りることがあるそうです。
私も例にたがわず診断名が2回ほど変わっています。最初から双極性障害だったのか、はたまた本当に違う病気だったのか、それはわかりません。そのため、これからお話する症状すべてが双極性障害のものではない可能性があることをご了承ください。

ここから先は、できる限り時系列順に症状を並べていきます。
では早速、1つ目です。

気分の落ち込み

これはわかりやすいかもしれませんが、気分が落ち込みます。気分の落ち込みは誰でも経験することではありますが、落ち込み方とその長さが異なるような気がしています。何かストレスになる出来事があったから落ち込むのではなく、常に落ち込んでいる。理由がわからない落ち込みがずっと続く。そんな感覚です。

希死念慮

これも比較的早くからあらわれていた症状です。はじめはつらさから逃げたい気持ちや八方ふさがりな気持ちから、「しにたい」という言葉にたどり着いてしまったのかもしれません。しかし、だんだんと毎日当たり前に「しにたい」「いつしねるのか」「しぬしかない」と考えるようになります。

自傷行為

きっかけは、「しにたい」と思うようになっていたこと、そして、テレビで放送されていた芸能人の苦労話の中に自傷行為が示唆される表現が含まれていたことです。はじめは「もしかしたらしねるかもしれない」という気持ちでした。その後継続することになった理由は複雑で自分でも全部整理できてはいませんが、自責感と一瞬のつらさからの逃避、自分への慰めなどを叶えるための一種の依存だったと思います。もっと大変な状況に陥らないと他人につらさを認めてもらえないという強迫感もあったように思います。

睡眠の乱れ(眠れない、起きれない)

だんだん、夜は寝つけなく、朝は起きれなくなっていきます。この頃は自律神経失調症起立性調節障害と診断されていました。

めまい、立ちくらみ

これも自律神経失調症の症状かもしれません。立ち上がると目の前が真っ暗になってふらついて立っていられない。そんな症状も長く続きました。

過眠

日中起きていられず、ずっと眠っていました。そのため、学校にも通えませんでしたし、通った日も教室でずっと眠っていました。この時期の記憶はうっすらとしかなく、生きている感覚があまりなかったかもしれません。

だるさ、疲れやすさ

今まで送れていた生活が送れなくなる。体力がなくて1日もたない。そんな日々がはじまりました。

おわりに

ここまで、症状の大体半分くらいをお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?
何かひとつでもお役に立つことがあれば幸いです。それではまた次回、お会いしましょう。

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