アニメ#02-05感想・考察|サマータイムレンダを理系オタクがフカンしてみた #12
こんにちは。
理系オタクのフナギと申します。
少年ジャンプ+の作品、「サマータイムレンダ(以下、サマレン)」を少しでも応援するために記事を書いています。
さてさて。
前回記事の文末に、『次回は「#02 影」の感想を書く予定です!』とほざいていましたが、5月病の影響で記事執筆をサボっており、その計画は未遂に終わりました。申し訳ありません。
(実際は、5月病を言い訳に、漫画やらアニメやら小説をむさぼっていました。とても、おいしかったです。)
そしておそらく、これから何ヶ月も5月病は続き、記事執筆はこれくらいの頻度になるかと思いますが、どうかご容赦ください。
それと、
アニメ放送が始まった影響で、ありがたいことに、本マガジンは沢山の方々にお読みいただいております。
過去記事までさかのぼって読んでくださったり、スキやコメント、サポートまでしてくださり、とても嬉しいです。
本当にありがとうございます。
貴重なお時間を使って、本記事をお読みくださる皆様の期待に応えるため、これからも執筆を頑張りたいと思います!(ただし、頻度は未定です笑)
今回の記事では、アニメ第2話〜5話の感想と考察をまとめて書いていきます!
※今回は5話までのネタバレが含まれるので、ご注意ください。
1.プロローグ終了:慎平が、運命を変える決意をするまで
本作は、先日放送されたアニメ5話(単行本では2巻)までが、「プロローグ」と言えるでしょう。
1周目のループ(正確にはループする前)の慎平は、澪にそっくりな謎の存在に、なすすべもなく殺されます。
続く2周目のループ、謎の存在が「影」であることを知るも、またもや影の澪(ミオ)に殺されます。
また3周目のループでは、今度は1・2周目の教訓を活かし、また運も味方することで、3日間、少なくとも夏祭りの時間までは生き延びることができます。
ここで、この段階の慎平は、自身や知人が、ただ影に殺されないこと、ただ生き延びることを目的として行動しています。
物語が、あるいは慎平の心境が大きく動き出すのは、7月24日、絶望の夏祭りです。
夏祭りの最後、慎平の知人を含む、千の人間が影に殺戮されます。(単行本では百人だったので、修正が入ったようです。島の人口が700人で、島外から観光客も来てますので、千人の方がより妥当でしょう。なお、島全体では千人ですが、「境内にはザッと百人」とのことです。)
その悲惨な光景を目の当たりにした慎平。
(ある意味「俯瞰」を言い訳に、)今まで現実に目をそむけ、現実から逃げ、その度に後悔ばかりしてきた慎平は、
この過酷な現実に対して逃げずに立ち向かい、運命を自ら変えてやるという決心をします。
そして、南方ひづる(南雲竜之介)の手を借り自害を果たし、7月22日から、再び孤独なループを歩み出すのです。
多くのジャンプ作品は、作品の根幹たる「主人公が果たすべき目標」は、第一話で定められることが多いと思います(ワンピース第一話の「海賊王に俺はなる!!!!」など)。
しかしながらサマレンでは、じっくり5話分の時間をかけ、じっくり世界観を作り上げた上で、慎平が至るべきゴールが、緻密に、力強く描かれた形となります。
ですので、第5話の慎平の決意のシーンは、何度見ても、鳥肌が立ちます。
さて、以上のように、ここまでが本作のプロローグです。
第6話以降は、最悪の夏祭りを回避すべく、慎平たちが奮闘する様が描かれますので、ぜひご期待ください!
2.やっぱり可愛い、潮と澪。
アニメを観た方なら誰もが思うことなので、多くは語りませんが、潮と澪の可愛さは何なのでしょうか笑
原作でも十分可愛いですが、
どうやら、色、動作、声、仕草が加わると、指数関数的に可愛さが増すようです。
特に、第4話の冒頭、初登場たったの3分で、慎平と、視聴者の心を鷲掴みにする潮。
ヒロイン中のヒロインです。
3.第5話までの伏線・謎のまとめ
アニメを鑑賞された方は感じたと思いますが、
サマレンはとにかく情報量が多い!
情報量に着いていけない!情報が記憶できない!
という状態に陥る可能性が大です笑
そこで以下では、第1話から5話までに散りばめられた伏線・謎を列挙し、まとめておきたいと思います。(抜け漏れはあると思うので、ご了承ください。)
以下を参考に、ぜひ今後の展開、影・タイムループの正体などを考察してみてください!
第1話
以下、1周目。
冒頭の潮は夢?現実?いつ?
慎平の片目が青いのはなぜ?→第5話で4本腕の影が「昔失われた母の右目」と証言。ただし慎平が持っている理由や正体は不明。
澪のパンツの柄は縞模様。
葬儀場での謎のフラッシュ→第3話でシオリによるものと判明。
潮の死体の首に見つかった吉川線の謎。誰が首を絞めた?
慎平が巨乳の女を探していたという、中村さんによる、身に覚えのない証言。
潮の死の3日前に見た、潮の影とは。
ひづるが死に際に言いかけた、「あ…あいつは………こ…」の続きは?
突如現れた、2人目の澪の正体→第2話で澪の影、ミオと判明。
第2話
以下、2周目。
慎平が好きな作家は、南雲竜之介→第5話で、その正体が、ひづると判明。
澪のパンツの柄は縞模様。→1周目と同じ。
澪の自転車のブレーキワイヤーが切れていた理由。誰かに切られていた?
慎平がタイムループしたのはなぜ?
凸村の殺害、影の行動の謎。
ミオのパンツの色は白。
以下、3周目。
ひづるがボイスレコーダーに声を録音する理由は?
潮は影に殺された可能性があるという、澪の発言。
第3話
3周目の葬儀場でフラッシュがなかった理由→3周目は、フラッシュの原因であるシオリに、予め声をかけていたから。
小早川家、一家失踪の謎。リビングに残った乱闘の跡。
潮が生前、自らのスマホを凸村に預け、慎平に渡すように伝えていた理由。
菱形窓が調べてみたいこととは?
第4話
浜辺の潮の正体、なぜここにいる?→おそらく影。しかし、影の記憶が一切抜け落ちている。
日都ヶ島の漂着神信仰、蛭子命(ヒルコノミコト)。
ミオが言う、「あの裏切り者」とは?
第5話
南方ひづる(南雲竜之介)の正体。フェリーで会ったはずだが、「はじめましてですね」と挨拶。話し方や態度もフェリーの時と異なるような。また、なぜか慎平を助けに来たと言い、なぜか慎平の名前を知っていた。
菱形朱鷺子の発言、「こんなことのためにッ…手ェ…よごしてきたわけちゃう………」の真意。
4本腕の影の正体。
慎平の右目の謎。「昔失われた母の右目」であり、時間の複製が可能とのこと。
タイムループする慎平に対して、4本腕の影が、「魔王が勝つには、ゲーム機の電源を切る他ない」と発言した真意。
赤い着物の少女、または母、ハイネの正体。
影について知っていそうな、菱形青銅の正体。
南方ひづるがハイネの存在を知っている理由。
4本腕の影の「これが私のエンディング」とは?
人間を大虐殺した末の、影の目的とは?
タイムループ前、慎平とハイネの目が合う。
慎平がループで死に戻りする時間は、どんどん遅くなっていく。
なぜか、タイムループの円環にいざなわれる、潮。
まとめ
今回は、サマレンアニメの第2話から5話、つまり、本作のプロローグの感想と考察を書きました。
第6話からはいよいよ、影との戦いが始まりそうなので、とても楽しみですね。
次回の記事も、ぜひご覧ください!
(その投稿は、いつになることやら…)