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「エンタメの楽しみ方。」~やばい人にならないために~

 ここ最近、「ストグラ」というコンテンツを見ている。GTA5をベースとして制作された仮想都市で、様々な人が好きな事をして過ごしている。これぞメタバースという感じで、色んな視点が見えて楽しいコンテンツだ。

そんな中、ある一人がチャット欄やSNSなどの荒れ具合や指示に疲弊して、ストグラをやめてしまった。

ひろゆきさんを始めとしたズバッと意見するコンテンツが流行ったためか、
これに限らず、様々な場所で意見と勘違いした揚げ足取り、指示、悪口が横行しており、有名になる方が損と思われる状況になっている。

そんな悪口を言うようないわゆる「やばい人」にならないためにエンタメの楽しみ方を共有する。

基本的にこれをベースとして使って、配信やエンタメごとにルールがあるので追加してもらうと良い。




エンタメの基本的な楽しみ方

エンタメは「観ない」が選択出来る。

配信であれば、スマホをOFFにしたり別のチャンネルに行く。
動画やSNSなどはブロックやミュート。
現地で楽しむコンテンツは行かない。
それだけで「観ない」が選択できる。
この世はいろんなしがらみがあるが、ことエンタメに関しては数手でシャットアウトできる。

人なので、嫌いなコンテンツや受け付けないコンテンツはあるのは仕方がない。この世には様々なエンタメコンテンツがある。そのコンテンツに突っかかるよりはシャットアウトして自分が楽しいと思うコンテンツを楽しむ方が、精神衛生上や労力的にも良い。

エンタメに対して意見ではなく悪口を言っている人は、わざわざプロが試合をしているサッカー場に行って、「なんだこれ面白くない」と言っているようなヤバい人だと気づいてほしい。


あなたが思っていることは、ほとんど自分だけしか思っていない。

あなたが面白くないと思っても、それがそのままそのエンタメが面白くない訳では無い。
ファンが居る以上、面白いと思っている人が大半なのだ。
人それぞれ価値観や感じ方があるように、面白いと感じる瞬間は人それぞれなのだ。

また、カップルコンテンツなどでよくある嫉妬、心配なども同様だ。
多くの人は心配や嫉妬もせず、そのコンテンツを楽しんでおり、そのまま行く末を見守りたいのだ。


意見は適切な場所と言葉で。

意見(提案)というのは、最終的に「意見を受けた側の何かしらの結果が良くなる」ようにならなければならない。
何か面白いことを思いついたりした時やここを直せば面白くなると思った時は以下を参考に送ると良い。

①意見フォームなど正規の場所へ投稿
意見を受け付けている場合は、公式のホームページなどに専用の場所が設けられている。そこに投稿された意見を精査して反映する。
SNSなどに書いても目に入ることは少ない。

②主語を大きくしない。
上で書いたように感じ方は人それぞれだ。何のアンケートもなく大きな主語を使うと、物事を俯瞰で冷静に見れてないと思われて途中で読んだり、聞いたりするのをやめられることもある。

③事実を正しく列挙。
先入観、思い込みなどを排除して、あったことをそのまま伝えよう。

④暴言は吐かず、相手をリスペクトする。
暴言は何も産まない。さらに暴言ばかりだと意見を聞いても無駄だと思われ、意見フォームが閉じられることもある。

⑤意見はすべて通るとは思わない。
意見は受けた側のメリットがなければ、反映されない。メリットと感じる観点も人それぞれなので、全て通ると思わないほうがよい。それでも、気になる場合は、他の類似コンテンツに移ろう。

以上を総合すると、
「〇〇ということがあって、私は、△△と感じました。✕✕をこう改善すれば、□□のメリットがあります。いかがでしょうか?」というような文で意見を投稿すると良い。


ネタバレ、指示は、選択肢を奪うだけ。

優しい人は、「こうしたらどう?」と提案したり、「この人はこうしてたよ。」と教えてくれるが、対戦型コンテンツの場合だとそれを知ることで有利になったりする。

たとえ、ストーリーがあるゲームで何かしらで躓いていたとしても、そこから面白いことが起きるかもしれない。 人があたふたしてたり、頑張って行動してたりすることもコンテンツとなる。 その選択肢を指示によって、奪ってしまうことになる。

また、ゲームなどで本気で上手くなりたい人は実績のある人に指示を仰ぐ。チャット欄にいる我々が例え上手くてもだ。あちらからすると誰かわからない、本当に上手いか確認できないので、指示が本当に合っているかも分からないからだ。

その優しい心はそのままで、相手が聞いてきた時だけ教えてあげよう。


完璧は存在しない。

この世にはたくさんの人やいる。その全ての人が幸せになるようなルールは存在しないと言っても良いだろう。

また、対戦型のコンテンツはいろんな場面が存在する。その全てをルール化することはできないし、覚えられないだろう。
想像できないことが起きるからエンタメは面白いのだ。
ルールで明記されていないことがあっても、本人同士が解決することであって、観戦している我々が口を出すことではない。


その行動や言動が本心でないことが多い。

エンタメというのは、人に面白いと思って貰わなければならない。
そして、エンタメにはお約束や流れというのが存在する。本心でなくてもその流れに乗ることが必要とされてくる。
例え、人を傷つけてしまうような言動でも。ウエストランドがM1を優勝したように、人を小馬鹿にするようなエンタメの需要も存在するからだ。

さらに、テレビなどたくさんの人が関わっているコンテンツに関しては、タレントはプロデューサーからの指示を受けて思ってもいないことを発言、質問したりする。
編集によって、全く逆の意味になってしまうこともある。
エンタメは、「本物に見えるようにした作り話」ぐらいに考えてよい。


特定の人を小馬鹿にするようなコンテンツは、金銭などメリットがあるから成り立っている。

ロンドンハーツなどテレビで、人の容姿を小馬鹿にする流れがある。小馬鹿にされている側は、面白いコンテンツを届けるために金銭で雇われており、それが仕事であるからギリギリ成り立っている(許容できていると思う)。
同じようなことを普段の生活でするのは、小馬鹿にされている側には何のメリットがないので、やるべきではない。


我々はただの文字列、ファンの一人。

何日も配信などを見てると配信者と仲良くなったと錯覚するのは理解はできるが、向こうから見ると我々はどこまでいっても文字列(ファンの一人)でしかない。
ファンとしては認識しているが、恋愛の可能性がある一人の相手として見ない。どれだけ投げ銭してどれだけ認知されてようとだ。

恋愛に発展する可能性があるとすれば、正常な手段(ストーカーではなく)で出会い、一緒に遊んだりして関係を深めてからである。

投げ銭は、「面白いこと、感動することをしてくれてありがとう」、「配信を続けてくれるように」投げると良い。
正常な手段で行動していないのであれば、これ以上の関係を望むべきではない。



ヤバい人と出会った時

この世には、想像以上にいろんな人がいる。

日本人全員があなたのように優しい人ではなく、人それぞれ価値観、沸点の低さ、イラっとくるポイントが違うように、日本が安全な国である一方で犯罪が無くならないように、以下のような危険な人が存在する。

①日本人だが読解力がなく話が通じない人
話が通じないのはこちらの説明力が足りない場合があるので見極めが必要ですが、すぐ論点がズレる人や反論出来ないとなると暴言などを吐く人が話が通じない人に該当する。国語の点数が人によって違うように読解力も人それぞれだ。

②自分の価値観が全て正しいと思っている人
いわゆるお気持ちコメントをする人が該当する。例えば、AくんがBさんにイタズラをするエンタメがあったとする。何が不快かのボーダーラインは人による。それをBさんが面白かったと感じたか、不快に感じたかはBさんにしか分からない。それを分かった気になってAくんに「Bさんは不快になってる。かわいそうだ。」とDMを送ったりするというのがお気持ちコメントだ。

他にも適切な方法で取ったアンケートを提示せず、「みんな〇〇と思ってるぞ」と主語を大きくして発言する人も該当する。

③口論をしてストレス発散したい人
不満だけ並べて改善点を出さない人が該当する。
④悪意を持っている人
あらゆる嫌がらせをしてくる人が該当する。


やばい人は関わらないのが最善

論破しようとせず、速攻ブロックで構わない。無視して他のファンと一緒に楽しむと良い。
ストレスを発散したい人や悪意を持っている人などは、無視されると去っていくことが多い。
無意味な正義感は振りかざすと、某私人警察の人のようにただただ迷惑な人になる。


やばい人に対処は我々の仕事ではない

エンタメの種類によるが、エンタメ提供側がやれることととして、ブロック、タイムアウト、警察への通報や裁判など様々な手がある。
それに比べて、我々が注意などしても、口論してストレスを発散したい人の格好の的でさほど効果がない。

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