商品の中にストーリーを #SDGs
エシカル消費について
皆さんエシカル消費という言葉はご存知でしょうか?
エシカル消費とは・・・
環境や人権に対して十分に配慮された商品を選んで、買ったり、使ったりして消費をすることです。
※エシカル(Ethical)は英語で倫理的なという意味です。
通常私たちは、値段が安いとか、味がおいしい、機能性が高い、パッケージがかわいのような理由で商品を選んだり使ったりしています。
それは、私たち受け手側の理由による選び方です。
そうではなくて、生産側が環境に配慮した方法で生産した商品ですとか、弱者を利用するような人権的に問題がある方法ではなく、正しい方法で生産した商品を消費者が選択する生産側の理由を考慮した選び方をエシカル消費と呼びます。
エシカル消費については下記消費庁のサイトを張り付け致します。
エシカル消費何が大切なの??
グローバル化した現在、私たちの身の回りの商品は色んな国から輸入されたり、生産の途中で色んな国を経由したものがたくさんあります。
商品を作る過程で人や環境を犠牲にするような問題行為があるものを私たちは知らずに使っているかもしれません。
そうすると、間接的に私たちは、その環境や人の犠牲を促してしまうような危険性も出てきてしまうのです。
例えば・・・
アフリカのガーナという国原産のカカオ豆を使ったチョコレートも商品の中にはあります。
アフリカ大陸は世界の中で見てもすごく貧しい大陸になります。
アフリカ大陸は日本のおよそ80倍の面積
人口も日本の10倍以上
しかも、ダイヤモンドなどの天然資源も豊富。
それなのに貧しい状況です。
資源も、人口も、面積もあって経済成長できるような要因は沢山ありますが、GDPは日本の20分の1です。
アフリカは大航海時代の時にオランダ、スペイン、ポルトガルなど色んな国がアフリカの人を奴隷にして、働かせてきていました。
第二次世界大戦後、アフリカの国々も独立をしましたが、不正なお金が色んな所に流出し、アフリカは豊になっていません。
アフリカの国民に安価でつらい仕事をさせて、その分沢山お金を得ている富裕者がいるという事です。
そういう商品を私たちが知らずに買ってしまうと、そんなアンフェアな状況で働いている人から見ると、私たちも同罪になってしまいますよね。
そのため、私たち選ぶ側も正しい取引をしている商品を選ぶ必要があるのです。そういう面でエシカル消費はSDGsの中でも大切になっています。
商品と消費者をつなぐストーリーを作る重要性
今SNSのおかげで、私たちは自分の意見を文章で、絵で、動画で自由に交換することができるようになりました。
自分たちで発信している人をインフルエンサーと呼んで新しい仕事にもなっていますよね。
今このSNSのおかげで誰でも発信できるようになりました。
SNSを使えば、もっと商品の色んなストーリーを発信し、商品と消費者をつなぐ事が出来ます。
これは今までなかった重要な役割であり新しい価値だと思います。
人はストーリーで何かを好きになったっり、商品を買ったりします。
誇張ではなく、真実を的確に伝える事が大切になります。
今は、売り手の広告というニュアンスでSNSが使われていますが、もっと、生産者、商品、消費者をつなぐストーリーをSNSで作っていく事が重要になっていくのではないかなと感じます。
少し、話を飛躍させますが、
エシカル消費を選択していく事で、環境や人道に反するような商品は今後消費されなくなるだけでなく、もっと言うと、物流や販売業者からも相手にされなくなっていくと思います。
つまり色んな企業もそういうブラックなことをしている会社とは相手をしないという事が価値になっていくのです。
そういう企業は今後増えていきますが、まだ、先は長そうです。
普段貿易の仕事をしているので、そういう面でも考えて仕事をしていきたいと思いました。
今日のまとめ
1.エシカル消費は環境、人道に十分配慮した商品を買う事
2.エシカル消費を行う事で、SDGs、世界平和につながる
3.SNSのエシカル消費の役割は今後さらに大きくなってくる
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