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『負の感情』と私【再録】
こんにちは、ナゲです。
こちらはリメイク記事となります。
「元の記事も読みたい!」という方は以下のリンクからご覧ください。
以下に書き直していきます。
■導入
本記事を書いたのは、1つのマシュマロがきっかけになっています。
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自分の性格的な問題で、強い言葉を使ったり強い感情を持つのが苦手だから、というのが大きい理由ではありますが、せっかくなので意識してることもあれこれ書いてみようと思います。
今回はそんな記事です。
■そもそも「イライラしてない」のか
まず大前提としてですが、イライラするときはイライラしてます、ですね。
~fin~
すみません…面白くなるかなと思ってつい……殴らないでください…。
とはいえ「怒ってしまうときはどうしてもあります」というのが正直な回答です。
過去の記事で何度か書いているように、自分は『怒る』よりも『折れる』ほうが先に来るタイプですが、それでも少なからずイライラしてしまうケースはあります。
ただ、配信中に怒ったことはこれまで(おそらく)無いので、安心してTwitchの弊チャンネルをご登録いただき、ご視聴のほどをよろしくお願いします。(露骨宣伝)
■GGST初期のファウスト
これもよく聞かれる質問で、「GGST初期のファウスト、正直どうでしたか?」と言われます。
こちらは詳細を別記事でまとめてます。よかったら合わせてお読みください。
概略を書きますと、まず回答としては「コンセプトや目新しい操作感は魅力的かつ新鮮で楽しんでいたが、大会で勝ちあがることは半ば諦めていた。」です。
「ファウスト以外を使用し、勝率の改善を目指したり大会で結果を残したりを目指す」案を考えたとき、モチベが続かないだろうなぁ(≒もともと格闘ゲーム自体が趣味ではなく、数ある娯楽の中からGGSTを選ぶ理由がなくなるなぁ)と思い、勝率は気にせずひとまずファウストで出来ることを増やしていく…という遊び方をしていました。
結構前から、大会参加も遊び方の1つでしかないという考えだったので、あまり抵抗なくこの続け方をしていました。
続ける中で、すぐ納得できない試合展開は何度もありましたし、怒ったり折れたりとかは無数にありました。友人に愚痴も聞いてもらってました。
とはいえ、翌朝、遅くとも2日後には気持ちが切り替わってて、「これをやってみよう」「これはできるようになってて嬉しいな」という発見があり、そんな感じでほぼ毎日遊んでたら、バランス調整が入ってGGSTファウスト続投…という流れになりました。
10年ぐらい前に、格闘ゲームの何が楽しいかもわからなくなったまま、気持ちを澱ませながら1年半くらい遊んでいたので、あの頃に比べて我ながらよく成長したもんだ…と思ったものです。
■負の感情との付き合い方
本題に戻りますが、意識していることをいくつか書きます。
・怒らない、折れないは無理
・モチベの根幹にはしない
・なるべく早く消化する
・「無理だなと思ったらやめるだけ」と思う
・色々な意味で「自分には出来る余地がある」と思う
別の記事で書いた内容も挙げてます。
先に結論をまとめると「怒ったり折れたりは仕方ないので、そうなってる時間をめっちゃ短くしようとしてる」です。
全部ができてるわけでもないですが、意識しとくだけでもいいかなーてことを書きました。以下、個別に説明します。
・怒らない、折れないは無理
まぁー、これは絶対に無理ですね。
感情は消せないですし、抱えている感情をごまかしてもあまり良いことないので、「自分は今こういう感情を持ってるんだなぁ」と受け入れてます。
蛇足ぽい話になりますが、「怒ったり折れたりは仕方ないから、人や物に当たっていいです」ではないです。
「怒ったらダメ」「折れたらダメ」は無理なので、「怒ってる」「折れてる」という感情を一旦自覚して、なるべくワンクッション置いてから、どうするか考える…ぐらいの意識です。
・モチベの根幹にはしない
怒り・悔しさ・萎えあたりは、「絶対次に活かすぞ」というバフにはなるんでけど、それだけだと続けること自体が苦痛になってしまう印象です。あくまで特定の期間のバフぐらいに留めて置くのが良いかなと。
怒り・悔しさ・萎えといった苦痛を根幹に継続できたとしても、自分より出来る人たちが苦痛を感じさせずに伸び伸びと成長していることも全然あり、それを横目に眺めながら取り組むのは余計にめちゃくちゃ苦しいため、自分も楽しみながら取り組みたいな…と強く思うようになりました。
好みの問題もあるかと思いますが、自分は苦痛を持ちながら取り組むことは極力やめました。
・なるべく早く消化する
負の感情を持たないのは無理なので、気持ちの切り替えを早める、を意識しました。
たくさん寝る、おいしいものを食べる、好きな漫画を読む、好きな音楽を聴く、何もしたくないなら何もしない…など。とにかく対戦している環境からバッサリ切り替えるようにしています。
物理的にいまいる場所から離れる、というのもありますね。
その時々でスイッチの切り替え方は異なりますが、なるべく早く落ち着いて「じゃあ何を改善したらいいか」と考えるようにしています。
負の感情を抱えたまま改善を考えてもあんまり良い案が出ないので、ある程度落ち着く、という過程が必要と考えています。
・「いつでもやめれる」と思う。
誰にも強要されてないので、やめたくなったらいつでもやめていい、と思っておく。
こう思うだけですごく気楽です。すぐやめられないのは自分が一番よくわかってるけど、心持ちとしてあるだけでなんか気持ちが軽くなります。
・「まだ出来ることがある」と思う。
自分は長く遊んできて、負の感情を抱える状況に何度も遭遇しており、そのたびになんとかなったという成功体験があるので、「まぁ今回もなんとかなるっしょ」と気楽に思うようにしてます。
それと合わせて「大抵、あとから出来てないことにも気づけるから、ここで止まるのはもったいないな」とも思ってます。
この考えは負の感情をそこそこ消化できたあと(落ち着いたあと)で意識するようにしています。
負の感情が強い状態で「自分には出来る余地がまだある」と思うようにしない。というか思っても逆効果になることが多い。冷静に判断できないときは判断しません。
負けた動画を見返すのも即日はあんまりやってないですね。
一旦落ち着いてから確認する、みたいにしています。
■負の感情を書かない理由
自分は『不満点や負の感情に関する一切を、極力SNSなどで発信しない』を目標(行動方針)にしてまして、その理由も書いてみます。
この取り組みをしてるとよく勘違いされるのでバッサリ書きますが、「界隈のため」とか「プロとして…」とか「こうしたほうがいいです」みたいな話では一切ありません。10年以上前から取り組み続けている『自分のため』の活動であり、これ以外の取り組み方がわからないから、です。
先ほど挙げた別記事でも似たような話題を出してます。
良い取り組みだとは全然思いません。効果があるのかもわかりません。
「周囲の目を気にしているから」も理由の1つに入りますし、打算的な活動であり偽善です。
偽善ですが、10年近く意識し続けている"こだわり"であり、逆に言うとこの"こだわり"を持たない活動の仕方がわからないため、「まぁ…このままでええか…」となってます。(意識としては15年ぐらい持っていますが、mixi時代にお気持ちが暴発してたのでマイナス5年しました)
https://note.com/nage_pink/n/naba8162cbbe7
自分が過去にmixiで愚痴を書きまくり、周りから呆れられても怒られても、そこから抜け出すまでに時間がかかったのを思い返しての反省トピックです。
「SNSには愚痴を書かない方がいいですよ~」みたいな話でも全然無いです。発散の仕方は人それぞれですし、僕がそれに対して指摘する資格はありません。
(いまだに大会負けた直後とかは不甲斐なさに漏れ出ることがあります)
このトピックを追記したのは「書かないようにしたいのに、抜けるに抜けられなくなった人」をほんのちょっと後押しできたらいいな~ぐらいです。沼なんで。
・『線引き』が出来ない
これは負の感情を全部書かないに倒している理由です。
「ここまでは愚痴のレベルとして低く、皆も思ってることだから書いていい」「これは誰かを不快にさせるかもしれないから書かないほうがいい」みたいな線引きが非常にあやふやで、自分には出来ないからです。というか、いくら理由を付けても結局「自分の考えを世に公表したいか」が基準になるので、「ここまで書いていいかな~?」みたいな判断をする時間がそもそももったいないなと思ってやめました。
以前「ガス抜きとガス漏れは違う」って言い回しを書いたんですが、自分でガス抜きなのかガス漏れなのかわかんなくなっちゃうんですよね。一度ガスが噴き出すと、とめどなく漏れてしまうため、そもそも特定の場所(閉じた環境)でしか出さないって感じです。
愚痴を言うのってこれはこれでめっちゃ大事なのですけど、聞いてくれる関係性の人へ、適度な頻度で吐くのがいいと思います。
適切な頻度でなくなってしまうのであれば、取り組み方自体を見直したほうがいいです。
…と、リメイク前ではここまで書いてました。最近ですと、上記のような発言を連打してる方の対処は「放置してそっと離れる」かなと思います。私が好んで使う言い回しですが、ガス抜きとガス漏れは違うんですね。ガス抜きに付き合う人はいても、ガス漏れからは離れるしかありません。
https://note.com/nage_pink/n/nb737d367547e#56584f40-02cf-44c0-a74a-35314a5c852b
・怒り癖、折れ癖をつけたくない
自分から怒りにいったり折れにいったりしない…みたいな話です。
自分の過去の失敗の1つとして「折れてることを気軽に言いすぎてた」というのがありました。気軽に「折れてるわ~w」とネタっぽくでも言えるようにしたことで、ずっとその感情に寄せてしまった…という経験があります。
負の感情を受け入れるのは大事だけど、負の感情を持っているという判断をすぐにしない…みたいなバランスは必要かなと思います。難しいんですけどね…。
・同じ話をめちゃくちゃする
これ、マ~ジで書くの止まらなくなるんですよね。
一度書いても書いた内容で表現しきれず、あれやこれやと言い回しを換えてとにかく書きまくるわけなんですが、自分は言語化するのが好きなのもあり、結構楽しんじゃってそうだなと思ったんですね。
一度書きだすと止まらなくなるので、そもそもの1回目を抑止しています。
見る側にとっても、求めてないのに、同じ話題を何度も見せられるのって疲れちゃうと思うんですよね。書いてる側としては正当な理由で書いてるつもりでも、それを見る側の人にとって正当かどうかはわりとどうでもよかったりするので…。
どうしても書きたくなって抑制するのが無理だなとなった場合は、メモ帳とかで一生同じ話を書きまくります。書きまくりつつ、同じことを考え続けることに疲れたり、飽きたらやめます。
あとは友人に「同じ話を浴びせますがよろしいでしょうか?」と言ってから通話したり飲みにいったりします。
以上です。
一応、ずっと意識してる内容ではあるので、なにかの参考になれば嬉しいです。負けたら悔しい気持ちは出てくるし、こういった取り組み自体めっちゃ難しいんですけどね…。自分も努力目標ぐらいになってるときあります。
一通り書き終わったあと、この積み重ねが試合中に気持ちを乱さないようにする過程なのかなと思いました。
・怒る、折れる時間を減らす
・怒る、折れる癖をつけない
・怒る、折れる範囲を自分から広げない
・気持ちをすぐ切り替える
あたりが「試合中、負の感情を一旦置き去りにする(せめて試合後に抱く)」に繋がってくるかなと。
【書き直しを完走した感想】
約3年前ぐらいの記事です。
「はてなブログから移行したのにこの記事を移行させてなかったじゃん…!」と気づき、大筋は変えないようにしつつ、「負の感情を書かない理由」が少し整理できたので追記しました。
当時はネトフリでバキを見たばかりだったので、龍書文(好きなキャラ)をオチに持ってこれたのが自分のお気に入りだったのですが、泣く泣く削りました。
2025年はどれぐらい記事を更新できるのかな…。それでは。
[追記]
読んでくださった方の感想は次の投稿モチベに繋がるので、もしよかったら感想を引用リポストで頂戴できると大変嬉しいです。
「リツイート直後のツイートを表示するやつ」…良い奴だったよね…。
自分の『負の感情』への付き合い方をまとめました。 pic.twitter.com/unDJSuRnTx
— JIG | ナゲ (@nage_pink) January 4, 2025