「大倭豊秋津島、天御虚空豊秋津根別」 「古事記・大八島国」内の国名「音形読み」です
本文は、「永瀬淳幸」著「邪馬台国・倭国三十国」比定の「音形」読み、によります。本文中の マ行音・ン音 の音形に使われた ,区切り内、 を ・容積内、 と変更してあります。
※筆者が思っている「音形読み」とは、「五十音、その他」の総ての「一音」には「形」が含まれていて、形を含む複数の一音連続内に「自然地形、造形品形状、言葉の意味」等が形成されると考えます。
例 … 海(ワタ)
地形読み … 湾
ワの音形 x・立体内に、y・つながりが 接合する
読み 陸地・立体内に,海水・つながりを 接合した
タの音形 x・集合一体形が 立体内に 分かれる
読み (海水内;)陸地囲い・集合一体形の 立体内に なる
〇音形読み…
陸地(半島)内に海水を接合した海水の陸地囲い(湾)内になる。
海(ワタ)
機能読み … 湾
ワの音形 x・立体内に、y・つながりが 接合する
読み 湾水・立体内に、凪・つながりが 接合して
タの音形 x・集合一体形が 立体内に 分かれる
読み (凪内;)漁労、船運、海洋船停泊施設・集合一体形を 立体内 に する
〇音形読み解釈…
湾水内に凪が接合して「漁労、船運、海洋船停泊施設」を立体内にする。
※上記「音形」読みの「ワ、タ」音の成立と使い方
ワ音は…年輪を想定した、「(x=幹)・立体内に(の)、(y=年輪)・つながりが(に) 接合する」、また、「(x=紐)・立体内に(の)、(y=両端)・つながりが(を) 接合する」から創造しました。
タ行の「集合一体形」は…農家生まれで見てきた田畑に対する作物収穫に対する「手入れ、管理、時間」等を含めた言葉です。複数の物に因って成り立った現象物を表現します。
「古事記・大八島国」名内になった「倭国」内の国々
1,子淡道之穗之狹別島(邪馬台国)
(邪馬壱国を従属連合する倭国を統合した狗奴国)
2,次に伊予之二名島 …(狗邪韓国渡来人国)の国々。
2-1、伊予国,愛比売 … 斯馬国・北九十九島地区。
2-2、讃岐国、飯依比古 … 斯馬国・伊万里湾地区。
2-3,粟国、大宜都比売 … 伊都国、末盧国の統合国。
2-4,土左国、建依別 … 奴国。
3,次に隱伎三子島、天之忍許呂別 … (不弥国=能古島、志賀島、玄海島=福岡湾)
(筑紫平野の邪馬壱国倭王国の飛び地国ですから大陸との交易の港湾に使用と思えます)
4,次に筑紫島… 筑紫平野~錦江湾までの倭国内領土
4-1,筑紫国,白日別 … 已百支国、弥奴国、都支国
(島原湾、橘湾、長崎湾、大村湾、佐世保湾面内領土)
4-2,豊国、豊日別 … 好古都国、不呼国、姐奴国、投馬国、対蘇国、蘇奴国、呼邑国
(八代海面周囲の国々)
4-3,肥国、建日向日豊久士比泥別 … 華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼奴国
(熊本平野の国々)
4-4,熊曽国、建日別 … 邪馬国、巴利国、支惟国
(筑後地域の三国。邪馬壱国の同盟国でしたが「子淡道之穂之狭別島」誕生に際して「九州人国」体制内になった?)
5,次に伊伎島、天比登都柱」 … 壱岐国。
6,次に津島、天之狹手依比売 … 対馬国。
7,次に佐度島 … 五島列島。
(九州人国王権体制になって、初めて九州人国体制内に入った五島列島)
8,次に大倭豊秋津島、天御虚空豊秋津根別 … 「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」範囲の筑紫平野。
かれ、大八島国といふ。
「大倭豊秋津島、天御虚空豊秋津根別(筑紫平野)」の音形読み
「大倭豊秋津島、天御虚空豊秋津根別(筑紫平野)」の成立過程
〇「魏志倭人伝」内「倭女王国と狗奴国」の戦争で「狗奴国、倭国内九州人国」連合が「邪馬壱国、狗邪韓国渡来人国」連合倭王権体制を征服しました(子淡道之穂之狭別島誕生=邪馬台国)。
〇「子淡道之穂之狭別島」体制が、筑紫平野内の「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」の領土と全国を没収しました。
〇「子淡道之穂之狭別島」体制内となった「倭国全国、邪馬壱国同盟国全国」が「倭国統一三ヶ国盟主王連合」組織内の「豊国」が統括して、「倭国全国、邪馬壱国同盟国全国」内大人を「豊国」六ヶ国が統率し、「子淡道之穂之狭別島(狗奴国)」内に移住しました。
(複数の国を有する領土内の国々を強力な一ヶ国が統一しました。そして、複数の国々王を統一王の国に移住させて住まわせました。幕府体制と言うのでしょうか。体制表現名を知りません)
〇「邪馬壱国」同盟国内の国民民衆は、まとめて「豊国」同盟国内の「不呼国(鹿児島県薩摩)」領土内に強制移住されました。
〇所有者不在になった「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」の筑紫平野は、「豊国」六ヶ国内に分譲されました。
しかし、この体制は短期間で終わったようです。それは、「魏志倭人伝」の文章による
" 「卑弥呼」が死に、男王を立てたが国中服さず、さらに相誅殺し「卑弥呼」の宗女「壱与(台与)」年十三を立てて王と為し、国中遂に定まる ”様の文章です。
「古事記」文では、「大八島国」の後に書かれた 「さて後、還りまし時に、吉備児島を生みたまふ、亦の名は建日方別といふ」からの合計「六島」名内で読み取れますが、「豊国」が「邪馬壱国」体制内に従属連合されて「倭国内九州人国」と「邪馬壱国」体制の上下関係が逆転してしまいました。
そして、「子淡道之穂之狭別島(邪馬台国)」の初めは「狗奴国、倭国統一三ヶ国盟主王連合」の統合王権体制でしたが、「六島」になった時点では、「狗奴国、(倭国統一三ヶ国盟主王連合内臓)邪馬壱国(台与)」王権体制になっているように思えます。
大倭豊秋津島(オホヤトトヨアキヅシマ)…地形読み
一音読み解釈
オの訳…「子淡道之穂之狭別島(狗奴国=邪馬台国)」内に集まった
ホの訳…「倭国」内に「橘湾、八代海、島原湾、有明海」が集まる
ヤの訳…「橘湾、八代海、島原湾、有明海」内の「有明海」内にして
マの訳…「筑後川」が合流をした
トの訳…合流内の「有明海」内に集まり
トの訳…満ち潮を集めて
ヨの訳…満ち潮が「有明海、筑後川」内に集まる
アの訳…「有明海、筑後川」面になって
キの訳…筑紫平野がつながりきり
ヅの訳…筑紫平野内に「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」が交わった
…………「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」内を「子淡道之穂之狭別島」 が交わって(没収して)
シの訳…「子淡道之穂之狭別島」内となる「倭国統一三ヶ国盟主王連合」内 につなげきり(委譲して)
マの訳…「倭国統一三ヶ国盟主王連合」組織内の「豊国」内となる「豊国」 六ヶ国が立体内にした
大倭豊秋津島(オホヤトトヨアキヅシマ)…地形読み
音形読み解釈
オ x・接続形が 立体内に 集まる
子淡道之穂之狭別島(狗奴国=邪馬台国)・接続形の 立体内に 集ま った
ホ x・形状内、別体形が 立体内に 集まる
(子淡道之穂之狭別島内;)倭国・形状内、橘湾、八代海、島原湾、有明 海が 立体内に 集まる
ヤ x・重なり形が 立体内に 分かれる
(橘湾、八代海、島原湾、有明海内;)有明海・重なり形の 立体内に して
マ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に 分かれる
(有明海内;)筑後川・容積内、合流・複合立体形を 立体内に した
ト x・集合一体形が 立体内に 集まる
(合流内;)有明海・集合一体形の 立体内に 集まり
ト x・集合一体形が 立体内に 集まる
(有明海内;)満ち潮・集合一体形を 立体内に 集めて
ヨ x・重なり形が 立体内に 集まる
(満ち潮内;)有明海、筑後川・重なり形の 立体内に 集まる
ア x・接続形が 立体内に 分かれる
(有明海、筑後川内;)岸辺・接続形の 立体面に なって
キ x・立体形が 立体内に つながりきる
(筑後川、有明海面;)筑紫平野・立体形が 立体内に つながりきる
ヅ 二回読み、x・集合一体形が 立体内に 交わる
(筑紫平野内;)伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国・集合一体形が 立 体内に 集まった
(伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国内;)子淡道之穂之狭別島・集合一 体形が 立体内に 集めて(没収して)
シ x・交連形が 立体内に つながりきる
(子淡道之穂之狭別島内;)倭国統一三ヶ国盟主王連合・交連形の 立体 内に つなげきり
マ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に 分かれる
(倭国統一三ヶ国盟主王連合内;)豊国・容積内、豊国六ヶ国・複合立体 形の 立体内に した
〇音形読み結果…
「子淡道之穂之狭別島(狗奴国=邪馬台国)」内に集まった「倭国」内に「橘湾、八代海、島原湾、有明海」が集まる、
「橘湾、八代海、島原湾、有明海」内の「有明海」内にして「筑後川」が合流をした、合流内の「有明海」内に集まり満ち潮を集めて、
「有明海、筑後川」内に集まった「有明海、筑後川」面岸になって筑紫平野がつながりきり、筑紫平野内に「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」が集まった、
「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」内を「子淡道之穂之狭別島」が集めて(没収して)「子淡道之穂之狭別島」内の「倭国統一三ヶ国盟主王連合」内につなげきり、
「倭国統一三ヶ国盟主王連合」組織内の「豊国」内「豊国」六ヶ国の立体内にした。
天御虚空豊秋津根別(アマツミソラトヨアキツネワケ)…地形読み
一音読み解釈
アの訳…「子淡道之穂之狭別島」内になった
マの訳…「倭国」内に「橘湾、八代海、島原湾、有明海」が立体内になる
ツの訳…「橘湾、八代海、島原湾、有明海」の「有明海」に交わり
ミの訳…「筑後川」が合流をつなげきる
ソの訳…合流内の「有明海、筑後川」内に集まった
ラの訳…「有明海」内になり
トの訳…満ち潮が集まって
ヨの訳…満ち潮内「有明海、筑後川」面に集まった
アの訳…「有明海、筑後川」面の筑紫平野内になり
キの訳…筑紫平野内に「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」がつながりき る
ツの訳…「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」を「子淡道之穂之狭別島」 が立体内に交わって(没収して)
ネの訳…「子淡道之穂之狭別島」内「倭国統一三ヶ国盟主王連合」組織内と なった「豊国」に広げた
ワの訳…「豊国」は国内の「豊国」内の六ヶ国内に筑紫平野を接合して
ケの訳…筑紫平野内を「豊国」六ヶ国内に広げた(分譲した)
天御虚空豊秋津根別(アマツミソラトヨアキツネワケ)…地形読み
音形読み
ア x・接続形が 立体内に 分かれる
子淡道之穂之狭別島・接続形の 立体内に なった
マ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に 分かれる
(子淡道之穂之狭別島内;)倭国・容積内、橘湾、八代海、島原湾、有明 海・複合立体形が 立体内に なる
ツ x・集合一体形が 立体内に 交わる
(橘湾、八代海、島原湾、有明海内;)有明海・集合一体形の 立体内に 交わり
ミ x・容積内、y・複合立体形が 立体内に つながりきる
(有明海内;)筑後川・容積内、合流・複合立体形を 立体内に つなげ きる
ソ x・交連形が 立体内に 集まる
(合流内;)有明海、筑後川・交連形の 立体内に 集まった
ラ x・離れ形が 立体内に 分かれる
(有明海、筑後川内;)有明海・離れ形の 立体内に なり
ト x・集合一体形が 立体内に 集まる
(有明海内;)満ち潮・集合一体形が 立体内に 集まって
ヨ x・重なり形が 立体内に 集まる
(満ち潮内;)有明海、筑後川内・重なり形の 立体内に 集まった
ア x・接続形が 立体内に 分かれる
(有明海、筑後川面;)筑紫平野・接続形の 立体内に なり
キ x・立体形が 立体内に つながりきる
(筑紫平野内;)伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国・立体形が 立体内 に つながりきる
ツ x・集合一体形が 立体内に 交わる
(伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国内;)子淡道之穂之狭別島・集合一 体形が 立体内に 交わり(没収して)
ネ x・集合内、y・接合広がりが 立体内に 広がる
(子淡道之穂之狭別島内;)倭国統一三ヶ国盟主王連合・集合内、豊国・ 接合広がりの 立体内に 広げて
ワ x・立体内に、y・つながりが 接合する
(豊国内;)六ヶ国・立体内に、筑紫平野・つながりを 接合して
ケ x・立体形が 立体内に 広がる
(筑紫平野内;)豊国六ヶ国・立体形の 立体内に 広げた
〇音形読み結果…
「子淡道之穂之狭別島」内になった「倭国」内に「橘湾、八代海、島原湾、有明海」が立体内になる、
「橘湾、八代海、島原湾、有明海」内の「有明海」に交わり「筑後川」が合流をつなげきった、合流内の「有明海、筑後川」に集まる「有明海」内になり
満ち潮が集まって「有明海、筑後川」内に集まった「有明海、筑後川」面の筑紫平野内
なり「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」がつながりきる、
「伊邪国、邪馬壱国、烏奴国、躬臣国」を「子淡道之穂之狭別島」が交わり(没収して)「子淡道之穂之狭別島」内の「倭国統一三ヶ国盟主王連合」組織内となる「豊国」に広げた、
「豊国」内の「豊国」内六ヶ国内に筑紫平野を接合して筑紫平野内を「豊国」六ヶ国の立体内に広げた
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