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HSP気質の私が工場勤務も悪くないなと思った話。

 私はHSP気質。
HSP(Highly Sensitive Person)とは、簡単に挙げると、

HSPとは、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、生まれつき視覚や聴覚といった感覚が過敏である、刺激を受けやすい、共感力が強い、繊細であるといった気質を持つ人のことをあらわす言葉です。

HSPは病気ではありません。 アメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した概念で、人口の15~20%がHSPであるといわれています。

HSPの人は、以下のような特徴を持つ傾向があります。

感覚が過敏光や音、においなどに敏感に反応する
痛みに弱い
刺激的なものが苦手

感情豊か喜怒哀楽を人一倍強く感じる
共感力が高い
他人の気持ちに寄り添える

繊細周囲の人の気持ちや場の空気に敏感
傷つきやすい
一人で静かに過ごすことを好む

HSPの人は、その繊細さゆえに生きづらさを感じることがあります。 しかし、HSPは決して悪いものではありません。 自分の特性を理解し、うまく付き合っていくことで、HSPの人はその感受性を活かして、様々な分野で才能を発揮することができます。

geminiより

 工場勤務といっても、
・食品に付随する商品を扱うため、比較的工場内は衛生的で、温度も年中一定
・残業で夜7〜9まで仕事することもある
・休日はシフト制で、平日、土日休み関係なし
・夜勤なし

といった職場になります。

そんな職場環境ですが、HSP気質の私にとって割と向いていると思っています。

その理由として、
・仕事中チームを組んで仕事をするが、コミュニケーションは必要最低限でOK
・人間関係が社外の人間と関わることがほとんどなく、気を遣うことが少ない
・生産に集中するため、淡々と作業することができる
・出勤しなければ仕事はできないのでリモートワークはできないが、必要生産数を時間までこなしたら業務終了
・自宅に持ち帰る仕事はほとんどなし
・感染症等の影響で生産が止まる事を避けるため、コロナ禍以降新年会、忘年会などが中止のまま
・シフト制の勤務のため、同僚同士の仕事終わりの飲み会がない
・シフト制のため、平日休みになることもあり、平日の朝からカフェに行ったり、人の少ない公園を散歩したり、平日のゆったりした時間を満喫できる

 工場勤務はネガティブなイメージを持たれることが多い。
扱う商品によって、職場環境が違うだろうから、全ての工場勤務が同じではないと思う。

 人によっては同じ作業の繰り返しで「つまらない」と感じる方もいると思います。

 ですが、前職が営業職で人間関係に振り回されて疲弊していた私にとって、意外とストレスの少ない職場環境だと思っています。

アドラー心理学で有名なアドラーはこう言っています。

全ての悩みは対人関係にある

アルフレッド・アドラー

 厳密に意味は違うのかもしれませんが、変えることのできない”他人”に振り回されることの少ない工場勤務は、HSP気質の私が細く長く働き続けるには悪くないと思います。

・出勤しなければならない
・出社すれば9時間前後会社に拘束される

デメリットはありますし、今のサラリーマンの働き方が決して100点満点の働き方ではないけれど、家族を養うために適度に働いて会社に全ては求めない。

でも、自分の人生をもっと豊かにすることはあきらめないよ。


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