努力しても、「大切な人が離れていく」理由
先週末、東京で友人と食事をしました。
友人がこんな話をしてくれました。
彼女は3年前に独立し、
パーソナルストレッチのトレーナーをしています。
最近、長く通ってくれていたお客様から、予約が入らなくなることが増えていると。
大切な人が離れていく理由
お客様、恋人、パートナーなど、
大切な人が離れていく理由の１つに、
「同じ未来を見ていないこと」
があると考えています。
たとえば、
結婚を望む彼女と、結婚を考えていない彼氏
子どもを欲しい夫と、欲しくない妻
一緒に出かけることも、予定もない熟年夫婦
私たちは、「大切な人とは、同じ未来を見ていたい」と思うもの。
同じ未来を共有できないと感じるとき、
心が離れてしまうのではないでしょうか。
これは仕事でも一緒だと思います。
「毎月来てくれるから」
「継続してくれるから」と、
お客様の「今」と「どうなりたいかという未来」を聴かずに過ごすのと、
しっかりと聴くのとでは大きな違いがあります。
「きっと相手はこう思っているだろう」
「一度聴いたから、理想や希望は変わらないだろう」
ではなく、時折、相手の未来を聴かせてもらう。
応援したり、一緒に叶えていくのが大事だと思うのです。
大切な人と未来を共有する３つのSTEP
まだお客様がいない。
これから起業を考えている人は、
パートナーや家族など、
でやってみるのをオススメします。
STEP1
１ヶ月後に「ここに行ってみたい」「これやってみたい」を聴いてみる。
（「行ってみたい」「やってみたい」は相手も話しやすいです）
あなたも「いいな」と心から思ったら一緒に行動してみましょう。
STEP2
１年後のことを聴いてみる。
・どこに行きたい
・なにしたい
このとき、
頭の中で映像を浮かべるように聴いてみるのがオススメの共有方法。
STEP3
５年後、１０年後も聴いてみる。
・どこに住みたい
・どんな仕事や暮らしがしたい
など
聴きながら、頭の中でイメージする。
心から「いいなぁ」と思えば、
相手に「わたしもいいと思う」と伝える。
わたしのセッションでは、
クライアントさんの状況に合わせて
もっと具体的にお伝えしています。
実際にクライアントさんは、パートナーや家族など大切な人にやっていただいてます。
「夫とは同居人みたいだったのに、会話が増えて、休日出かけるまでになった」
「お客様の反応が違う」
などお声をいただいています。
ぜひ、今後あなたが起業したときは、
「お客様」と未来の共有をしたり、
サービス設計に盛り込んでみてください。
お客様に信頼されながら、
長くおつきあいできるビジネスができると思います。
わたしも、クライアントさんの
「半年後どうなっていたい」から、
３年後、１０年後までの未来を
一緒に追いかけていきたいと思っています。
同じ目線で未来をみて、
一緒に喜べる伴走者でありたいです。
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プロフィール
永山莉子 ｜起業サポートコーチ
「起業」「やりたいこと」で立ち止まってしまっている人にむけての、伴走型のサポートが好評。
2013年からの2年間、アニメーション監督のもとで「心を動かすものづくり」と「心と写真」について学び、10年で1万枚以上の写真を撮影。
そこから生まれた独自の『インナーフォト®️』プログラムを提供。クライアントは、潜在的な「やりたいこと」や「個性」に気づき、働き方や生き方を変えている。
600名以上の個人アドバイスやセミナー実績。行政機関での起業相談や地域コミュニティの主催、メディア出演など幅広く活動。
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