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市長就任から172週。9月議会 一般質問、オリーブ収穫祭。

みなさまこんばんは。日置市長の永山です。

就任から172週が経過しました。

今週9月11日・12日に、令和6年第3回定例会(9月議会)の一般質問が行われました。

今週は、議会の話題と、日置市の秋の味覚、オリーブ収穫祭の話題をレポートします。


1.9月議会 一般質問

今回の9月議会では、8人から一般質問をお受けしました。

今回の一般質問では、子ども医療費の窓口負担ゼロについて(山口初美議員)、地域住民への情報伝達のICT活用推進について(山口政夫議員)、認知症の方への接し方・ユマニチュードの普及について(黒田澄子議員)、第3次日置市総合計画策定について(福元悟議員)、本市のオリーブ事業について(佐多申至議員)、ふるさと納税について(重留健朗議員)、職員の働く環境について(坂口洋之議員)、学校現場の暑さ対策について(下園和己議員)など、多岐にわたるテーマでご意見・ご提案をいただきました。

この場においても、いくつか答弁の概要をお伝えします。

1)子ども医療費の窓口負担について
→現在、日置市は中学校卒業までを対象とした子ども医療費助成制度を運用していますが、この仕組みでは利用にあたり、医療機関の窓口での一時的な支払が発生していました(利用分は、後日、償還払いとして利用者に還付されます)。この仕組みについて、来年度以降は窓口での一時的な支払をなくす予定で、システム改修に取り組みます。

2)地域住民への情報伝達のICT活用推進について
→これまで、電子回覧板等の機能をもった自治会等で活用可能なシステムについての情報収集と分析を行ってきました。今年度中には自治会長の皆様に対して、自治会業務でのシステム利用の希望を募り、まずはモデルとなりえる自治会を絞り込んだうえで、来年度には一部自治会業務のシステム化の実験に取り組みたいと考えています。

3)オリーブ事業の今後について
→すでに事業開始から12年が経過しているオリーブ事業ですが、今年は着果時期(5月)の長雨の影響もあり、加えて先月の台風10号の影響もあって、今年の収穫見込みは昨年度比で大きく落ち込む見込みです。
→最近は日置産オリーブを100%使った「純鹿児島産オリーブオイル」が、品評会で高い評価をいただけるようになり、また県内外の高級レストランや高級スーパー等で取り扱っていただけるようになってきたこともあり、生産者さんのオリーブの買い取り単価も800円(2022年)➡900円(2023年)➡1,000円(2024年)と、少しずつ引き上げられるようになってきました。
→市としては、これまでにオリーブの育成に必要な生産者への支援が十分でなかった反省も踏まえ、現在は植栽本数を目標とする体制を変更し、1本あたりの収穫量を高めることを目標に、オリーブ農家の皆様への技術支援を続けてまいります。

2.オリーブ収穫祭

9月9日には、鹿児島オリーブ株式会社主催の、2024年度オリーブ収穫祭が行われました。見事な晴天のなか、今年は地元東市来地域の湯田小学校の生徒たちも収穫祭に参加し、例年にも増してにぎやかな雰囲気の中で、日本最速級のオリーブ収穫を共にお祝いしました。

今年は着果時期(5月)の長雨の影響もあり、加えて先月の台風10号の影響もあって、収穫見込みは昨年度比で大きく落ち込む見込みです。自然を相手にする農業の難しさを改めて痛感しますが、今年もしっかりとおいしいオリーブオイルが搾れています。

オリーブオイルは、鹿児島オリーブオンラインショップと、日置市内の販売店舗で購入可能です。なお、今年から2024年初搾りの新物=ノヴェッロとして、国内最速級の収穫で完熟前の果実を搾ったオイルの限定販売(今年は80本のみ)も行っています。

鹿児島オリーブ株式会社 オンラインショップより

「オリーブの秋は鹿児島から始まる!」の声をさらに広げるべく、台風10号被害への対応も含めて、しっかり取り組んでまいります。

画像はいずれも鹿児島オリーブ株式会社SNSより

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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。

毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。

永山由高

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