市長就任から156週。出張ラッシュ。
みなさまこんばんは。日置市長の永山です。
就任から156週が経過しました。
4月・5月・6月は、県市長会、九州市長会、全国市長会といった各種市長会や、その他にも各種重要案件の九州大会、全国大会などが多く開催されます。
1.県市長会・九州市長会・全国市長会
4月17日(水)に県市長会、5月8日(水)には九州市長会が開催されました。6月上旬には全国市長会も開催されます。
今年5月の九州市長会は佐賀県の嬉野市で開催され、九州地域119市のうち、117の市長・副市長が集まりました。公式な会合の中では、主に国への要望のすり合わせなどが行われますが、こういった場のポイントは、会合の合間での各市長の皆様との意見交換にあると感じています。
今回の九州市長会では、かねてから親しくさせていただいている市長さんたちとの間で、ライドシェア(公共交通)、脱炭素関連の取り組みについて、意見交換をさせていただきました。特に環境に関する話題では、佐賀県鹿島市の松尾市長さんの有明海干潟再生の話題を興味深くお聞きし、また行政と民間が連携して取り組むポイントについて、様々なヒントを頂戴しました。
2.九州道路利用者会議、全国道路利用者会議
道路整備は地域づくりにおける重要なテーマの一つです。全国津々浦々に張り巡らされた道路網は、国道・県道・市道・里道に加え、高速道路も含め、様々な主体が日々管理・整備にあたっています。
市としても、県道・国道の整備については毎年、県・国に対して要望を行っていますが、これらの要望に加えて、各種会合に積極的に参加することで、国や県からの予算配分における上積みを目指しています。
この5月は、市や県、国、各高速道路事業者が集まる九州道路利用者会議(5月10日 熊本)、全国道路利用者会議(5月14日 東京)がそれぞれ開催され、私も参加してきました。こういった会合で、九州地方整備局の幹部の皆様や、国土交通省道路局の皆様にしっかり日置市の存在を認識していただくことも、大切な仕事の一つと認識しています。
3.出張の合間に
出張の際は、各地で先進的な事例の視察や、ご縁のある企業や団体への今後の連携の提案など、可能な限り隙間時間を活用して動くようにしています。
<佐賀県嬉野市での現地視察>
佐賀県嬉野市で行われた九州市長会の前後では、嬉野市の観光関連施設の状況を視察し、なかでも日置市に同様の地域資源があるお茶関連施設、陶器関連施設の状況を見てまいりました。
特に興味深かったのが、肥前吉田焼の窯元で取り組まれている「えくぼとほくろ」プロジェクトです。
製造過程で生じるちょっとした不具合を、「えくぼ」「ほくろ」と表現し、窯元で丁寧にやり取りしながらリーズナブルな価格で提供する仕組みは、面白いなあと感じた次第です。
地域産品のブランド価値を棄損せずに、ファンの裾野を広げるユニークなチャレンジです。日置市においても参考になるなと感じました。
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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。
毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。
永山由高
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