市長就任から112週。悲しい別れ。
みなさまこんばんは。日置市長の永山です。
就任から112週が経過しました。今週は、日置市にとって辛いニュースがありました。
1.横田慎太郎さんとの別れ
日置市出身、阪神タイガースの元選手 横田慎太郎さんが28歳の若さでお亡くなりになられました。
私にとっては、東市来中学校の後輩にあたる横田慎太郎さん。地元の小学生たちに挑戦することの大切さ、諦めないことの大切さを教えてくださった郷土の宝でもある横田さん。
市長室には、横田さんの著書である「奇跡のバックホーム」が2冊、置いてあります。私が折に触れて読み返すための一冊。読みたいと言ってくれる職員に貸し出すための一冊。
この2冊の背表紙を毎日眺めながら、私は市長室で執務にあたってきました。
今なお多くのプロ野球選手やプロ野球ファンに愛される横田さん。横田さんの残した「挑戦する気持ち」「諦めない気持ち」を胸に、私も引き続き、精一杯仕事に向き合っていきたいと思います。
横田さん、今まで本当にありがとうございました。どうぞ安らかにお眠りください。心よりご冥福をお祈りいたします。
2.教育系システムの停止
7月12日、日置市内の学校において、職員の過失によるパソコンの不正な操作が行われ、学校で使用されるシステムにセキュリティ上の問題が発生したことを確認しました。
7月13日から7月17日までシステムを5日間停止し、原因究明および状況把握に努めるとともに、復旧に向けての作業を行ってまいりました。
現在のところ、被害や情報漏洩の事実は確認されていませんが、一学期末ということもあり、一部の学校において通知表の配布が遅れてしまいました。
今後におきましては、同様の事案が発生しないために、システムのセキュリティの強化や職員の研修に努めてまいります。このような事態が発生したことにより児童生徒や保護者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
3.それでも前を向いていく
今週は、市民の皆様にお詫びする事案や、心の底から悲しいニュースをお届けすることになり、辛い一週間となりました。
改めるべきことはしっかりと改め、また辛いお別れをしっかりと胸に刻み、また前を向いて取り組んでまいります。
今週は、月曜・火曜・水曜の3日間、鹿児島県市長会の合同視察で台湾を訪問し、中華航空や台湾政府観光局とのディスカッションに参加し、台湾ー鹿児島便の定期航路復活を要望してまいりました。
また、明日7月22日には日置市で日本エアギター選手権が開催されます。日置市として、前向きな話題もありますが、まずは今回の訃報を市民の皆様と一緒に悲しみ、またシステムの一時停止という事案に対してのお詫びをお伝えするレポートとさせていただきました。
市長職は全方位で、市民の皆様の暮らしをお預かりするものです。明るく楽しく前向きに取り組みむことを基本としながら、課題をまっすぐ受け止め、日々をしっかりと積み上げてまいります。
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永山レポートは、2021年5月29日の日置市長就任後、永山が毎週の動きや感じたことを広く皆様にお知らせするものです。
毎週金曜日の夕方に更新しておりますので、よろしければ今後もお付き合いいただけますと幸いです。
永山由高
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