私とアンジェリークというSFCゲーム
なぜ今、アンジェリークについて書くのか
ネオロマンスソフトのアンジェリークが発売されて2024年で30周年になる。
そこで今回、私とアンジェリークの出会いを回顧し書き残そうと思った次第である。
アンジェリークとは?
ネオロマンスゲームの最初のゲームであり金字塔(だと私は思っている)
乙女ゲームの初めてのゲーム(だと私は思っている)
恋か使命か?
主人公の女王候補アンジェリーク(名前変更可)になって守護聖と呼ばれる男性たちと協力しながら惑星を育てつつ恋をしていくゲームだった。
私とアンジェリークの出会い
私はアンジェリークをゲットした
私とアンジェリークの出会いは小学生の頃だった。薄暗い個人のレンタルビデオ屋にそのソフトはあった。
恋か使命か?うろ覚えではあるが、似た文言がパッケージに書いてあったと思う。SFC(スーパーファミコン)のソフトで多分値段は9000円オーバー。小学生には高いゲームだった。それでもソフトが欲しかった私は一緒に来ていた父にねだった。その場で買ってもらったのか、数度ねだったのかは覚えていない。すまない、父。ありがとう、父。
ともかく私はアンジェリークをゲットした。
スーファミソフトなのにボイス付き
さて紆余曲折でゲットしたアンジェリーク。
最年少のマルセル様すら、ひどく年上に思えつつ私は、早速プレイを開始の準備をするスーパーファミコンにソフトを差し込み、2Pのコントローラーを指す場所には付属のナニカ(名称を忘れてしまった)を差し込み、CDデッキに付属のCDをセットする。ゲームの進み具合により付属のナニカから赤外線が出てCDが再生されるシステムだった。
そうアンジェリークはパートボイス付きのゲームだったのだ。
30年前のスーパーファミコンのゲームなのに!
小学生の私には難しかった
さて、そんなアンジェリーク。早速プレイを開始したものの小学生には難しかった。楽しく遊んでたものの、割とあっさりと間に女王エンディングに辿り着いてしまうのである。
あれ?恋はどこいった??
分からないままに私はゲームをやめる。
聞いたボイスはオープニングのロザリア(三石琴乃さん)とディア様(田中敦子さん)、リュミエール様(飛田展男さん)のウェルカムボイスくらいだったと思う。
よく分からないけど、女王様になっちゃった、やったね!でゲームを終えた。
やったねじゃない、恋か使命かって書いてたでしょ?!って気づくのは、まだ先の話である。
女性向けゲームは珍しかった
さてここでアンジェリークというゲームの珍しさについて少し書きたいと思う。
当時ゲームは男の子のものだった。少なくとも私はそう感じていた。
数年後(1996年2月)に出たポケモンの主人公が男の子のみだった時代だ。牧場物語も男性だけが主人公だった。
そんな時代にアンジェリークという女性のためのゲームが出た。スーパーファミコンなのにパートボイスを付きというのも凄いことだと思う。
中学生でアンジェリークにハマる
さて小学生時代、やったね!女王様だよ!で放り出されたアンジェリーク。
中学生の頃になってようやく、ゲームの意味が分かってきた。
恋愛エンディングを迎えるためには女王を回避しつつ恋愛すればいいんだ!と理解できるようになったし、親密度と相性の違いも理解できるようになった。恋愛エンディングをいくつか見て、攻略本をゲットした。
そこからは沼だった。
ランディ様を推すようになり、ドラマCDを買い、ラジオを聴き、ランディ様のぬいぐるみをアニメイトでゲットして、ブロマイドを生徒手帳に忍ばせ、ふぁんデラ(アンジェリークが連載されていた)を定期購入したし、二次創作を始めた。
沼は深く未だ私はそこに住んでいる。
アンジェリークは面白い
さて、つらつら長々と書いたが何が言いたいかというと、なんだろう?
アンジェリークは凄いゲームだし、先進的だったし、面白いし、キャラクターも素敵だという話をしたかったんだと思う。
これを読んでくれたあなたが少しでもアンジェリークに興味を持ってくれたなら嬉しい。
ニンテンドーSwitchでも最新作のアンジェリーク ルミナライズが遊べるので良ければそちらも興味を持ってくれると、もっと嬉しい。
あと出来れば皆さんのアンジェリークとの出会いも知りたい。
最後になりましたがアンジェリーク30周年おめでとうございます!
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