一冊に一枚というサービス
本一冊につき栞一枚。
このちょっとしたサービスに、妙に心があたたかくなりました。
三重にTSUTAYAはありますが蔦屋書店はありません。
蔦屋書店は地元百貨店にある大型書店とはちがって雰囲気がいい。
もちろん大型書店自体は大好きなんだけど…。
配置もいいなと思うし、雑貨も売っている。
店内にあるスタバでコーヒーを買えば、席に座って本を読むこともできる。
そんな空間は地方にはないので、たまに行くとほんっとにワクワクが止まらない。
一年ぶりに行った名古屋みなと蔦屋書店。
ひとりだったので気兼ねなく存分に、端から端まで堪能してきました。
袋不要で支払いを済ませると、輪ゴムで3冊を束ねてくださいました。
帰宅後、栞が3枚あることに気づいたんですよね。
わたしの中での大人買いは3冊以上。
これまで地元の本屋で何度も大人買いをしています。
その度に袋は要りませんと言うのですが、本を裸のまま持って店の外に出るのが最初は抵抗がありました。
ところがある時から、ペラっとした薄い紙の栞をいちばん上の本に一枚挟んでくれるようになったんです。
支払い済みですよ、という計らいですよね。
ですが何冊買おうが付けてくれる栞は一枚。
しかも薄くて、すぐクチャッとなりそうなものだったので帰ってくるとすぐゴミ箱へ。
でも蔦屋書店で付けてもらった栞はなんだかデザインも素敵。
気持ち厚めだしハリがある。
市販の栞をいくつか持っているけれど、あんなに買ったわりには挟もうと思うと手元にないことが多かったりする。
だけど買った本に対して冊数分の栞があれば「どこまで読んだっけな〜」にはなりませんよね。
まだ読んでもいないけど挟みたくなって。
恐らくだけど、5冊買っていたら5枚付けてくれたと思うんです。
これがサービスってやつだよなぁと、なんだかほっこりしてうれしくなりました。