お土産の定義
出かけた先の土産売り場に立ち寄る。
そこで見て、特定の人がふと浮かんで、その人が好きそうだな…とか、喜びそうと思った物をこちらの気持ちでで買う。
それがお土産の定義だと思っている。
ところがよくあるのは、どこどこに行ってくると言うと「◯◯買ってきて!」と、特定のお土産を買ってくるように指定されたりする。
それとか、そこでしか売っていないものがあって、それが欲しいか相手に聞くと、やたら数多く言われたり…。
正直、モヤっとする。
お父さんが出張で出かける。
娘が「おいしいもの買ってきて!」と頼むのとはワケがちがうように感じるんですよね。
お土産って、そもそも頼むものではないような気がするんです。
いや…ありますよ、わたしも。
主人が出張に行くとなったら、日本でも買えるけれど本場のそこでしか売っていないやつをね。
特定のお土産を頼まれると、探すところからスタートしなくてはいけません。
お土産売り場に立ち寄るのって、帰り間際とか少々お疲れモードのときが多かったりする。
それにたいてい混雑している。
夕方以降の名古屋のデパ地下、京都のお土産売り場なんて、平日でも人がウジャウジャいるんですよ。
平積みされた棚の列を、端からじわりじわり歩きながら目新しいものを探すワクワク感とはほど遠く、どこにあるんよぉ…と、混み具合と疲れ度合いによってはちょっとキレ気味になったりもする。笑
頼むんだからと、お金を払ってもらえる前提だったらまだね、まだいいんですよ。
対価があればぜんぜん探すし、長蛇の列にも並びます。
思い出されるのは、旦那経由で義妹から3本セットのボールペンを頼まれたときのこと。
お土産問題は前からモヤっていたので、そのときは自分で探そうとせず、店員さんにコレが欲しいとスマホ画面を見せてことなきを得ましたが、キャラクターはかわいいのに値段は決してかわいくなかったよねー。
それなのに、帰宅して自分用のお土産ってたったのこれだけ?
あのときのむなしさったらない。