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真の自己肯定感

9月も半ば。
年末にむけて断捨離を考える人は少なくないんじゃないでしょうか。

毎年10月に入ったらしようと決めることのひとつ、「年末にかけて一日一箇所掃除をする」。

寒い時期だし、大掃除が大変なことはわかっているので、ちょこちょこ掃除をして年末をラクに過ごしたいと思う気持ちからです。

案の定と言うのか,まず途中でしなくなります。

手帳のマンスリーに書き出しても一日抜けるともうしません。

よっぽどの掃除スイッチが入らない限りしないので、結局大晦日を目前に焦り出すのが常。

先日思い立って、一日一捨をはじめようと決めました。
一日中かけてまとめて捨てる大変さを知っているからです。

ところが翌日になると捨てることをすっかり忘れていました。

三日坊主ならぬ一日坊主。
これぞわたしなのです。

決めた当日は意気込んでいます。
一捨どころかいくつも捨てられるくらい、気持ちがみなぎっています。

ただ続かない…。

明日も何かひとつ捨てる。
それができるかどうか。
ただそれだけのことなのです。

できなかったからと言って、ダメダメな自分を責めたり落ち込む必要もありません。

意志が弱いとか計画性がないとか、そもそもそこまでのやる気がないとか…。

そんなことはどうでもいい。

まずはそんな自分を認めてあげる。

どんなにダメな自分でも、それを肯定できるのが真の自己肯定感です。

「言語化の魔力」より

ある程度生きてこれば自分の習性はわかっているはず。

人は変わらないと言いますが、人が変わらなければ自分も早々に変わるものではありません。

同じ人間なんですから。

自分のいい部分より悪い部分が目についてしまうのも、自分はダメな人間だと決めつけているから。

人にやさしく、自分にはもっとやさしく、です。

どんなに情けないと感じてもダメ出しはしない。
まずは認めてあげる。

その上で、都度リセットしていけばいい。
明日はできなくてもいつかできる日がくるから。

どんな自分も認めてあげる。
だからこそ前に進むことができるんじゃないのかなって。



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