
Vol.1 AI生成文章を使いこなすことはできるのか…
無理でした。
わたしがAIを使って文章を書くなんて…。
ChatGPTの脅威を感じたわたしは、ライター講座での学びを中断した。
どんどん先行く機械の進歩に、すでについて行けていない。
洗濯機の設定、電子レンジにiphoneなど。
どれも機能満載な割にはぜんぜん使いこなせていないんだからムリもない。
人生後半をとうに過ぎたひとりの人間がどうあがいたところで、時代は進んでいくばかり。
だからもう、機械は使わない。
いや、日常的に機械は使っているけれど、機械に文章をゆだねることはしない。
ヘタでもいいから自分の力で文章を書くと決めた。
ところがある日、noteにもAIが導入された。
その時の心はもう決まっていた。
まちがってもAIは使わない…と。
だが、noteからの提案にまんまと乗せられてしまった。

「途中まで書いたけど公開できてないなぁ」という下書きは眠っていませんか?
眠ってる!
眠ってるどころかめっちゃあるで?
もしかすると、あなたの作品を読みたくて待っている読者がいるかもしれません。
マジで!?
そんな人がひとりくらいいてくれてるぅ?
ほんまかぁ?
どうでもいい。笑
そう。
もうすぐ丸3年になるnoteには、下書きが900ちかくもあって、常日頃からなんとかしたいと思っていたところでした。
半分くらいは1000文字程度書いてあったりなかったり。
大半がタイトル止まりなんだけれど…。
どの記事をAIに書いてもらおうかさかのぼり、数日前に書きかけた「後悔先に立たず」をセレクト。
AIアシスタントβをタップし「書き出しを提案」を選んでみた。
「後悔は、絶対先には立たない」と入力してみると、ほんのわずかな時間でこんな文章が用意された。
後悔をしないためには、先を見越した行動が必要です。
後悔をする原因は、自分自身の判断ミスや行動の遅れ、他の人の影響によるものなど様々です。
しかし、先に立ち行動することによって、後悔を回避することができます。
この記事では、後悔をしないための方法や具体的な行動例などを紹介します。
例えば、計画を立てることや情報収集を行うこと、自分の価値観を確立することなどが重要です。
また、他の人の意見を尊重しつつ、自分自身の意思決定を大切にすることもポイントです。
後悔しない人生を送るためには、常に先を見越した行動を心がけることが大切です。
スゲーな。
と思ったのは一瞬で、頭のかたいわたしはすぐ現実に戻りましたよね。
これ、雑誌に載るコラムですよね?
なんなら書籍の出だしですよね…。
このあとにどうやって続けろって言うのさ。
むずかしいにもほどがあるやろ。
ヒントを得ようかな程度の軽い気持ちでAIを利用したらえらい目にあうぞ。
軽い気持ちで使おうとするほど無理でしょうよ。
こんな完璧な文言を並べられたら、素人では太刀打ちできません。
敷居が高すぎてびっくりしたわ。
よって、わたしにAIを使いこなすことは不可能という結論に至りましたとさ。
おしまい。