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夫婦喧嘩は犬も食わない

夫婦喧嘩に第三者は立ち入らない方がいいという諺です。
いやね、大物YouTuberの大喧嘩がポストで回ってきたものですから、ちょっと拝見しておりました。
と言うことで、本日扱うテーマは「夫婦喧嘩」です。

夫婦喧嘩ってとんでもねぇエネルギーが必要よな

ワイら夫婦はカップル時代に一度だけ第三者の前で大喧嘩をしたことがあります。
その第三者というのはワイの母。
今思えば全面的にワイが悪かったんですが、
思春期ワイは母の手前強がっちゃって、
「ワイは悪くねぇ!」みたいな気持ちになり、
喧嘩中に唐突に真顔になってしまったわけです。
そしたらば、それまでべしょべしょ泣いていたやつが真顔になるもんだから、つれぴは混乱するし、母はワイの真顔を指摘するし、ワイはますます真顔になるし、意味わからんことになりました。

本当にこんな顔してた

そもそも夫婦喧嘩はなぜ起こるのでしょう。
それはお互いの意思がお互いに通じ合ってないと、認知してしまうからです。
伝わって欲しいのに伝わらない、それが双方に起こるのが、夫婦喧嘩の開始のゴングです。
こういう認知が起こるのは、お互いが認識している事実にギャップがある場合が往々にしてあります。

プロレスで鳴るゴング、いい音ですよね


例えば、上述したワイらの喧嘩の場合、
ワイが予定を入れすぎてあんまり二人で遊べないみたいなのが発端だったと思うんですが、
ワイはそんなに入れたつもりはなかったのです。
でも、つれぴは入ってると思っていた。この時点でズレが起こっています。
ワイらが共有しなければいけなかったのは、
「1ヶ月に5回、他の人との予定を、許可なく入れている」という事実だったと思うし、
その5回が多いのか少ないのかを話し合う必要があったと思います。
でもね、喧嘩してる時ってのは事実の確認なんかしません。
感情が先走ってるものです。

ワイは学生時代、まぁまぁ遊び人でした

そんな二人のぐちゃぐちゃな葛藤を第三者の前でやったらどうなるか。
第三者の気持ちも乗ってくるし、こちらからの第三者への気持ちも乗ってくるしで、双方向の葛藤が、あらゆる方向に向かうことになります。
これはとんでもないエネルギーが必要です。
大事になるのは当然だし、時間がかかるのも当然です。

ただ、ご自身が望む解決のあり方が、第三者を巻き込まないと無理な時もあります。
例えば不倫とかね。家庭内暴力とかね。
他にもいろいろあると思うけれど、大事にする必要がある喧嘩ももちろんあると思います。

社会的制裁が必要な場合は、積極的に第三者を巻き込みましょうね

とはいえね、うっかり巻き込まれた第三者はね、よくわからず感情をかき乱されますから、そっとその場を離れるのが吉でしょう。
ワイら夫婦は、よく外食をするのですが、
まじで大喧嘩してるカップルの隣にうっかり座ってしまったことが3回ほどあり、
その度に喧嘩ごっこをしていました。
そうじゃないと、こっちの感情も引っ張られてしまうのでね。
喧嘩には喧嘩を持って制すってわけ。

喧嘩ごっこ、結構楽しいんですよ

今ご夫婦の中が良くなくて、毎日大喧嘩してる方、
巻き込まれた第三者の皆様、
精神的に無理になる前に、ワイら心理屋がいること忘れんでくださいね。
ワイら心理屋はどんなことでもお聞きするのが商売です。
話して整理して、爆発する前に、その鬱憤を分けてくださいね。

さて、ワイらがまじでやった大喧嘩、いまだに母にネタにされています。
「後悔しない」を信条に生きて参りましたが、
これは本当に後悔してる。
忘れてくれ。

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