掴んで握って縋って呆然 すり抜け溢れた空虚 顕著な感覚走り抜けて 頭から爪先まで瞬間 どこにもないどこにもない 流れた雲も風も川も 出会いと別れを編み込んで 変わる景色を永久保存 不均衡な崩壊に覚醒 離して捨てて忘れて平然 重なり積もった空虚 覚えた感覚取り戻して 過去から未来まで瞬間 どこにもないどこにもない 刻一刻と通過儀礼 太陽と月の新陳代謝 増幅する振動の渦 命の飛沫が残す波紋 指先から十本線 爪がはがれ落ちたとしても 抱擁し合う調和 刹那を凝縮した意味 整
ウウウワワワウウワワフフフフワワフノノ
ワ、ワ、ワ、ワカ、ワカラナイワカラナイワカルワカルワカラナイワカルワカラナイワカルワカルワカルワカラナイワカラナイワカル、ワカ、ワ、ワ、ワ
カワルガワル ガワナケル むいて1枚 変面の喜劇悲劇 伝染の香味成分 カワルガワル ガワサケル むいて2枚 外面の意識潔癖 感染の予防成分 何もナイことナイ 制御不足の成長点 何がアルことアル 肥大する劣等感 涙で誘う同情票 笑顔の暴力一等賞 緑の芽は等身大に 腐敗する優越感 カワルガワル ガワクサル むいて3枚 内面の渇き認識 残念な中毒成分 日陰に干しましょう
凝縮し直す分裂 境界線は数多 執着する二足歩行 掴んだホログラム 掌に沁みる感触 響く濁流に眩暈 肉を噛みちぎる 足裏に張り付く重力 縮む虹彩 沸騰する自律神経 血を飲みくだす 膨張する欲望 爆発的瞬発力 計測不能の恐怖を包括 死の上に鎮座する今 君の瞳に恋してる
星空の深海にDive 光の過剰演出を越す 迷わず一息に 揺れる尾びれ 弾ける炭酸の泡 不規則な音の規則 世界に消散する細胞 有と無の接続 I am not alone 踊る鼓動の無音 規則的な型の無効 世界に溶解する分子 私と君の接続 You are not alone 光も音も届かない 始まりと終わりのエデン
弾ける光と震える湿度 溝や隙間を埋める粘度 御託を並べる色とりどりに 千切る花びら届くように 伸びる影と重なる温度 端や余白を満たす鮮度 開閉振る舞う星キラキラに 切り取る夜空届くように 緻密な計算 広大な幻想 円滑に導く罠は深淵 手始めの飴の味は楽園 発信受信の鼓動無線 旋風荒れる抱擁の拡張 自信懸念の思念無線 溶岩流れる高揚の膨張
咀嚼嚥下消化吸収 きゅうりにんじんチーズ 空洞一本日々使用 飢餓危篤どうしよう 不ぶ不ぶ 棘は不要思いやり ふむふむ 内から浸透栄養素 溶解濾過残渣排出 きゅうりにんじんチーズ 心機一転日々自動 自我記憶おいとこう 不ぶ不ぶ こげは必要真ん中に ふむふむ 内から均衡絶好調 階調段階要自己崩壊 新旧交代要自己紹介 進化再生関連挨拶 はじめまして愛してるよ
わたしは赤あなたは青 調合次第の配合 正確さの誤認識 混ざり合うことのない刹那 念願のムラサキ 宝石のような輝きに盲目 至近距離まで駆け付ける 崩壊する概念 永遠に続く平行線 彩度を下げる失望落胆 無効化する視力 失望のムラサキ 宝石のような幻想に盲目 乖離する理想は走り去る 不意に浮かび上がる色 計算と距離は無関係 真実は紫電一線の結合 光に揶揄される泰然自若の並列 わたしは青あなたは赤 奇跡のムラサキ 宝石のような価値に盲目 不足不利の協和音
名前を長月からAliceに変更しました。
香る風は薄桃色に 夜風の冷たさ白色に 永続する季節に耽溺し 刹那に命を重ねていく 儚さの勘定は陳腐かな 膨らむ蕾は赤色に 散る花弁は透明に 華麗な活力に振動し 古淡の趣に目を閉じる 見上げる夢は高らかに 幻滅の後を歩き出す 桜蕊降る灯火のごとく
時にはまた徒然なるままに文字を紡いでいこうとも思う。 何故なら何もかもが意味などない。 全ては後付けだからだ。 現象を追いかけるように人はそれに名をつける。 それはまるでペットに名前をつけるように、子供に名前をつけるように。 意味などとっくに決まっているとも言えるし、意味などどこにもないものなのだ。 だがそこにほのかな、だが確かなあたたかさがある。まるで今起きたばかりの布団の中のように。 私の言葉に意味さえなく、このnoteに意味さえない。 意味をもたせているのは私であり
ふわふわ まるまる もちもち あったかくて まるっこい 舞う毛先の光 そよぐ温もりの香り ぷかぷか ふらふら ぐるぐる 肩、膝、掌の重力 痛む思い出の傷 屈折する光の常識 ズレを正す透明の瞳
じとじと染み入る 刺さる雨 散り散りに逃げ惑う 抜ける体温 流れ落ちる後悔と 飛びまわる自白 重い足取りに鮮やかな緑 爽やかなほこりと交じる花 せわしい鼓膜に意識をよせて 雨音に身を委ねていく 湧きだす光と色 音の道が紡がれる ゆれる水溜り 強く踏むと賑やかに弾ける ふえる水溜り 青い空を反射する
空を見上げ海を背に浮かぶ 太陽の光を小粋に着飾り パラパラとした雨を浴びれば 一粒一粒が手を繋ぎ織りなす 天と地の狭間 荒波にもまれれば しぶきは風と共に踊り舞う 何度も海に帰れども 一粒一粒が手を離し綻ぶ 雨になり大地へふりそそいだら テンポを変えてせせらぎを奏で 海に帰る日まで歌い続けるだろう こんにちはという合流 さようならという分岐 恣意に包まれる必然 運命に翻弄される意思