信用と信頼の違いがわかると人付き合いがうまくいく!?
普段よく使う言葉ですが
使い分けが難しい言葉です。
意味の違いがわかってくると
文章のタシになるだけではなく
生きるのが少しラクになります。
人に裏切られず
良い人間関係を作れるようになります。
少し誰かに自慢したくなる話なので
ぜひ覚えてから寝てください。
簡単な分け方としては
信用は過去のこと。
信頼は未来のことです。
「彼のことは信用できない。」
と告げられた場合、
彼が何かしでかした可能性が高いですよね。
信用できない過去があるので
今後のことも信頼できないのです。
信頼は、信用の先にあるんですね。
「これまでもマジメにやってくれたから(信用)
次の仕事もちゃんとやってくれるだろう。(信頼)」
という流れです。
なので、信用のない人は信頼されず
信用できる人はその後も信頼されます。
今の行いが、未来につながるわけです。
・・・と、
ここまでは辞書でひいても
わかることです。
ただ、人になにかをやらせるときは
『信用しない』方が
うまくいくことが多いです。
仕事を任せたはいいものの
進捗が遅かったり忘れられたりして
キレたりイライラしたことはあると思います。
「なんでやってくれないの?」
と怒りたくなりますね。
この、裏切られたような気持ちになる原因は
相手が体たらくなのではなく
僕ら自身がその人に対して
過度に信用していたからです。
「簡単なことなんだから
すぐにやってくれるだろう。」
とか
「今までもやってくれてたし、
今回も大丈夫だろう。」
という気持ちで任せるから
思うようにいかなかったときに
腹が立つのです。
今までやってきたからといって
今回もやってくれるとは限りません。
体調不良や多忙で
手が回らなくなっているかもしれません。
そして人間には
「ウッカリ」
という現象もあります。
なので、
過度な期待をせず
信用は一旦クリアにして
行動管理していくことが大切です。
信用すると
その期待を裏切られるので
ミスを責めたくなります。
それで叱責しても
誰も得しません。
一方、信用しなければ
進捗追いは入念になりますし
期待以上に早く質が良ければ
単純にラッキーですよね。
仕事する上では
期待せず信用しない方が
ミスが減るということです。
お互い余計なストレスにならず
良好な関係を保てます。
(まあ、こういうこともあるよ。)
と許せる余裕ができます。
相手にとっても
許してもらえた方が
(悪いことしたな。)
と反省できるものです。
言葉では言うかもしれませんよ?
「期待してるよ!」って。
でも、何事も絶対はないので
1%でも気にかけることが大切です。
あとは、信頼できる人でも
信用できない部分があります。
信頼はできるけど
信用はできない
ということが起こり得ます。
例えば
仕事はめちゃくちゃできるけど
致命的な方向オンチだった場合
仕事は任せられますが
道案内はやらせないですよね。
信用と信頼 の流れは一方向でもなく
単一でもないということです。
同じ人でも
信用できるところとできないところが
あるわけですね。
これがわかった後であれば
今後頼むときに注意できますが
問題はこれを知らなかったときです。
方向オンチだと知らずに
道案内を任せてしまったときです。
これも、その人のすべてを
信用しているとショックを受けますし
大事な人を怒鳴り散らすハメになるので
要注意です。
なので、ここでも『信用しない』が重要になります。
人間100%完璧はありませんから
この意味でも、
『信用しない』『期待しない』
これは誰も傷つかない考え方です。
信頼はするけど、信用はしない。
言い換えると
過去に執着せず、未来を託す
ということです。
相手に対しても
自分にとっても同じです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
nagatouch