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光の糸

そっと見る横顔は
赤いビィオラのケースを小脇に抱え世界の危機に立ち上がったクールな女スパイのよう

春風をまとって
朝食をとりましょうと連れられ訪れた宝石店のウインドーに映るその頬は星座の輝き

一緒がうれしくて
石畳に雨のふる路をブルーの傘を回しながらステップを踏む君に雨粒も唄い跳ね踊る

あなたにキスした!
帝国軍と戦う為に宇宙船に乗る僕は大音響のオーケストラを背に受け飛び上がった!

かがやきの想い出
スクリーンへと繋がる色とりどりの光の糸が頭上を舞い耳元では映写機がリズムを刻む

想いはあの日のまま  いつまでも消えず
思い出は色あせることなく  いつも胸に



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