好印象な話し方‼
①マイナス・プラス法
好印象を与える一番の鉄則は、「ネガティブなことを言わない」こと。
ネガティブ言葉で、言った本人がネガティブオーラになってしまいます。
心理学の実験でも、「このパソコンは使いづらい」と言っただけで、
その女性の好感度は約2分の1に半減すると言われます。
マイナス・プラス法をつかえば、あらゆる会話がポジティブに大変身!
やり方も簡単です。
「いちばん最後に、プラス面を言う」たった、これだけです‼
「ここのラーメンは、美味しいけど、値段が高いよね」
これだと、ネガティブですよね?
マイナス面が、最後になっているからです。
ところが、プラス面を最後に持ってくると
↓
「ここのラーメンは、値段が高いけど、美味しいよね‼」
印象が変わってきますよね?
これをマイナス・プラス法と言います。
ぜひ、意識して使ってみてください‼
②アイメッセージ
これは「自分の感情を言葉にする」だけです‼
たとえば、友達が待ち合わせに遅刻してきたとき…
「遅いじゃない!いい加減にしてよ!」これは普通の怒りかた。
険悪なムードになります。
「遅いじゃない!心配したんだから」
これなら相手も、
「悪いことしちゃったな」と素直に反省してくれるはずです。
「自分の感情を添えるだけ」というアイメッセージ。
「歌がうまいのね」→「歌がうまいのね。感動したわ!」
「ごちそうさま」→「ごちそうさま。すごく美味しかったよ!」
「どうして約束破ったの?」→「どうして約束破ったの?残念だわ」
「なんで、いつも帰りが遅いのよ!」→「帰りが遅いと、わたし淋しいわ」
アイメッセージを使えば、「褒め上手・叱り上手・怒り上手・喜び上手」
という4つの才能が、いっぺんに手に入ります。
ぜひ、使ってみましょう‼
③ネームコーリング
その名のとおり「名前を呼ぶ」ことです‼
頻繁に相手の名前を呼ぶことで、親密度が増すという心理テクニックです。
「山田さん♪おはよう」「山田さん、知ってる?」
人間にとって、もっとも心地よい音の響きは
「自分の名前」と言われています。
それを何度も聴くことで、だんだん気分が良くなってくる。
このような心理を「社会的報酬」とも言います。
目上の人なら…「先生」よりも「吉田先生」。
「部長」よりも「石田部長」。
友達の場合なら…名字よりも、下の名前。
下の名前よりも、呼び捨て・ニックネームのほうが効果を期待できます。
患者さんやスタッフさんに明日から使ってみよう‼
④バックトラッキング
バックトラッキングとは、いわゆる「オウム返し」です‼
「相手の言葉を繰り返す」という単純なテクニックですが、
想像以上に相手を心地よくする効果があります。
相手「これ、すごくない?」自分「ほんと、すごいよね!」
相手「駅前に新しいラーメン屋ができたの知ってる?」
自分「駅前に新しいラーメン屋できたよね!」
相手の言葉を復唱するだけで、会話がスムーズになるだけでなく、
相手は「受け入れられている」という感覚になります。
バックトラッキングは、テレビ司会者やカウンセラーなどの
「聴くプロ」も頻繁に使っている効果抜群のテクニックです。
好印象を与えられること間違いなしです‼
⑤ミラーリング
ミラーリングとは、相手の鏡になったつもりで、動作や表情をマネること‼
相手の潜在意識に「親近感」を与える効果があります。
・相手が笑っていたら、自分も笑う‼
・相手がイスにのけぞっていたら、自分ものけぞる‼
・相手がジュースを飲んだら、自分も飲む‼
このように相手と 動作を合わせることで、
相手は「なんだかウマが合う」と無意識に感じてくれる。
まるでテレパシーのような効果を期待できるのです。
上手くやってね(笑)
⑥ペーシング
ペーシングは、先のミラーリングとほぼ同じ。
「相手と波長を合わせる」というテクニックです‼
・相手がハイテンションに話していたら、自分もハイテンションにうなずく
・相手がゆっくり話す人なら、自分もゆっくり話す
・相手が落ち込んでいたら、自分も元気のない声で話す
声のスピードやトーン、感情、テンションを相手に合わせることで、
二人のあいだに親近感や仲間意識を生み出すことができます‼
こいつもうまくやってね(笑)
⑦一体感願望を満たす
一体感願望とは、
「相手も自分と同じように考え、同じように感じてほしい」という願望。
「あなたもラーメンが好きなの!うれしい!」というのも、
一体感願望が満たされた喜びです。
普段の会話で、相手の一体感願望を満たすには、
「うなずき」と「共感」が大切‼
うなずきは、相手の話を飲み込むしぐさ。
「わかります。わかります」という無言の言葉です。
そして共感は、「そうだよね。わかるわかる」という有言の言葉。
この2つがしっかり出来ていれば、相手の一体感願望を満たせるだけでなく、「私のことを理解してくれる良い人だ」という好印象を与えることもできます。
うなづきのコツは、「大きくゆっくり」
営業マンはうなづきの練習をアホほどやります‼
ガチです(笑)