2022/12/24 Honey Bee Creamの使い心地

僕は靴磨きが大好きです。まだ8年ほどですが、長く主体的に続いている趣味の1つです。ここでも少しずつ靴磨きの投稿が増えたらいいなと思っています。今回は靴磨きに関するある1日の出来事をまとめます。

本日は、いとさんに会いに、ブリティッシュメイド銀座へ。どうやら、新商品を出したとのことで、久しぶりの会話を楽しみつつ、早速購入しました!
今回買ったのは、「Honey Bee Cream」というケアクリームです。お店では財布に塗っていただきましたが、コードバンがギラっとした艶になるのを見て、これは使ってみたいと素直に思いました。早速、使った感想を簡単にまとめます。備忘録です。

1.テクスチャは固め。伸びはよく、塗りやすい!しかし、やはり固いので、指紋が見えるくらい薄めに、回数多く塗るとよいですね。少量でもしっかり染み込んでくれる気がするので、特に乾燥が不安なところは重ね塗りもいいと思います。

2.溶剤がほとんどないのですかね?これはぜひ、ご本人に聞いてみたいところです。クレム1925という有名なクリームのニュートラルのように、汚れ落とし兼用は難しいと思います。。ただ、これはデメリットではないのですよ。裏を返せば、パティーヌや、色を落としたくない革製品、明るい繊細な色には気兼ねなく塗れるのが素敵です。乾拭きする時に、しっかり古いクリームは取れるので、塗り重ねすぎることはないかと。
※追記:溶剤はちゃんとあるようです!あとでお教えいただきました!

3.浸透はゆっくりな印象でした。少し時間をおいてからブラッシングがいいと思います。ブラッシングはゴシゴシしすぎず、少し優しめに行ってもいいと思います。実際、本日のいとさんも柔らかめのブラシでやっていたので…ブラッシングしても、若干曇りがあり、正直、不安です。しかし、杞憂でした。乾拭きした時の艶の立ち上がりが凄まじいんですよ。その時のスベスベ感も他のクリームにはない気持ちよさでした!これは病みつきだわ。

4.で、その艶はかなりギラっとしてます。また面白かったのは、色によって艶の印象が変わりましたね。今回は、茶色のローファーと黒のカバンで試しました。茶では、地の色に透明の膜を張ったような奥行きある艶がありました。本当に革の表面で鏡のような膜があり、その奥に革がいるような不思議な感覚でしたね。対して、黒では色が締まるような筋肉質な雰囲気に。黒の色味が濃くなるというよりも、身が詰まったような見た目になった気がします。ただ、ニュートラルのクリームで色によって印象が変わる経験は今までなかったので、それは貴重でしたね。とりあえず写真を載せておきます。

JM WESTON180。色はタンブラウン。奥行き感のある艶が印象的。
いわゆるOLD COACH。ギラっとした艶が印象的。型崩れが気になる…


5.今回の「Honey Bee Cream」は名前の通り、ミツロウ主体のクリームです。故に、靴や手からハチミツの匂いがしてニンマリでした笑

以上を踏まえて、色を保ちたい茶靴、革小物を中心に使うのによろしいかと!あとは、実際に使ってみて、撥水性が高ければ、雨用お手入れの味方にもなりそうです!

何より、久しぶりにお話しできたのが楽しかった。
人との出会いと続く縁にはありがたさを感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?