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カゴメ株で高校生が株式投資を学ぶ8(証券口座を開く)

食後にコーヒーを飲みながら、証券口座の話を続ける。

株を買うにはまず証券会社をひらく

息子:証券会社の口座を開設しなきゃダメなの?銀行でできたらいいのにね。

父:証券口座というのは株式投資をするなら欠かせない。証券会社を口座を開くことで株式投資はもちろんのこと、投資信託、金、REIT(リート)、 ETF、債券など様々な金融商品を一つの口座で購入することができる。

外国の株式も購入することができる

父:最近では海外の株式や投資信託も購入できるよう準備している会社も多い。だから、株式海外の株式投資も一つの口座で取引できるよ。

息子:海外の株を買うとか、ハードルがたかいなぁ。英語もできないし。

父:銀行の口座でも取引ができるけど、銀行で解説した取引口座では個別株投資ができなくて投資信託が中心になる。ケチャップの話をしてきたけど、カゴメ(2811)とか個別株の株式投資をしようと思ったらやはり証券会社で口座を開く必要があるんだよ。英語はできなくても取引できるけど、英語はやっておいたほうがいいぞ。

息子:はいはい、英語はいつも聞いているからわかったよ。勉強しようという気持ちはあるんだけどね。それで、証券口座はどこを選べばいいとかあるの?

証券会社はどこを選んでもいい

父:どの証券会社の口座を開いても構わない。今は証券会社が競争をお互いに続けているから、どの証券会社も横並びで、あまり違いがなくなっている。ここじゃなければできない、という取引はあまりないね。

父:特に好みがなければSBI 証券か楽天証券を選べばいい。あとは画面の見た目とか、操作性で決めてもいいかもね。まあ俺が SBI 証券を使ってるから SBI 証券を使えばいいのかな。

息子:インターネット証券から選べばいいってことね。

父:そうだね。証券会社には大きく分けて2つのタイプがある。一つは対面型証券会社で、もう一つはインターネット専門の証券会社。

父:対面型の証券会社というのは、営業部員と人がいて相談をしながら株式投資をすることができる。一方、インターネット専門の証券会社はそのような営業員がいないから、自分で全ての情報をえて、判断を下さなければならない。

息子:自分で全部考えるのは大変だな。できるのかな。

投資は自己責任

父:もちろん、最終的にはどちらの証券会社のタイプを使ったからといって自分がの判断で登場しなければいけないことには変わりはないよ。株式投資は、全て自己責任だからね。

父:自己責任というのは他人からのアドバイスを参考にすることもあるけれども、自分でどの株にどれくらいの金額をいくらで買うかを決断して、利益も損失も全て自分に帰属するということ。どんな結果になろうとも、一切他の人のせいには誰にもできないということだ。

父:これは株式投資だけじゃなくて、経営している人にも当てはまる。言われた通りのことをやっていればいいサラリーマンとちがって、結果を出すことが目的なんだ。頑張っていても、頑張んなくても構わないんだよ。

父:結果さえ出せば、評価されるのが経営者・投資家という世界だ。

息子:シビアな世界なんだね。

父:まあ、そんなに構えることはないよ。気楽にはじめていけばいい。長期的に会社を応援するつもり、経済成長を信じるつもりで投資を進めればいい。お前にはまだまだ時間が沢山ある。父さんよりもずっと有利なんだ。

息子:あまり実感がわかないけどね。そういわれても。

若い時代はずっとは続かない

父:若いころはそう思うものだよ。若いころはずっと、若いままの生活が続くと思うものだ。お父さんもそう思っていたけれども、本当に若いころから投資をしておけばよかった。

息子:難しそうだけど、続けることが大切なんだね。

父:まずは、始めること。これが本当に大事。証券会社の口座が開けたら中身を見て、色々と触ってみるといい。スマホゲームをいじるように証券会社の口座を調べる。株式投資はお金を投じるわけだから、真剣勝負であるけれども、操作している感じはゲームみたいなもんだ。とにかく、いろいろなページを見て、どこに何があるかと思って見た方がいいね。

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