親縁がない宿命の捉え方と、晩年や療養中の三合半会。中央に剋線が集中する場合等について。
3月11日に間質性肺炎のためお亡くなりになられた陳建一さんの星を見て、たくさん気付いたことがありましたので、今回動画でいろんなことをお話させていただきました。
親の後を継ぐような形で中華の料理人となられた陳建一さんは、実は親縁の薄い戌亥天中殺でした。
親縁が薄いのは戌亥天中殺の他に、子丑天中殺(動画では言い損ねてます)、辰巳天中殺、宿命中殺がある人です。
宿命中殺は生年中殺(年支の中殺)の場合に親縁が薄くなり、生月中殺(月支の中殺)の場合は親を含めた家系そのものと縁が薄くなります。
また日支が年干支から出る天中殺に中殺される生日中殺は、親縁が薄いというよりも親に理解されないという関係性です。
親縁が薄いのは頼れない生き方になりやすいだけなので、絶対に一緒にいてはいけないわけではありません。
しかし一緒に生活したり、一緒に仕事をしたりすると、どうしても親子で運気のシーソーが起こり、どちらかが病気をしたり、破綻したり等といった問題が起きやすくなるのです。
親に頼れない薄い縁というのは、そういった事象が起こりやすくなるということなので、親元にいることが仕方がないのであれば、そういった事象を心構えておくとよろしいでしょう。
私自身も家系そのものに頼れない宿命生月中殺なので、実際に親や親戚と同居して起きた問題等の事例を動画で語りました。
そして陳建一さんが亡くなられた今年の運気も3月の運気も、日支の未と卯の三合半会が成立していました。
三合半会というのは、三合会局の一つの地支が欠けた組み合わせです。
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