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十二大従星 天馳星

今回は陰占の日干と地支との関係から出てくる十二大従星の星の一つである天馳星についてお話いたします。

天馳星はあの世をイメージする星です。

亡くなった後の魂は脱け殻がお墓に埋葬されたところを見届けて成仏し、あの世へ旅立ちます。

何のしがらみもないあの世には、時間も空間もありません。

次に宿る肉体を見つけるために、枠のない世界でずっと動き回ることになるのです。

その忙しい様子を表すのが天馳星です。

天馳星が初年期にあると、落ち着きのないような、勉強や遊びに忙しい、活発な子どもとなります。

しかしエネルギーが弱いので、病気や怪我に注意が必要です。

中年期に天馳星があると、仕事も家庭も落ち着きのない波瀾含みの人生となります。

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