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天中殺のまとめ

これまで天中殺それぞれの特徴等について解説してまいりました。

今回はそのまとめとして掘り下げてお話いたします。

上図にあるのが天中殺の気の欠けの場所になるのてすが、矢印にあるように反対側の気に向かう傾向がそれぞれあるのです。

それぞれの気の場所に座するものは…

天上···精神

中央···地上、現実

北···目上、父親

南···目下、子ども

東···仕事、母親、同志

西···配偶者、家庭

それぞれの場所の気が欠けていて、その場所の座が不安定になるために、逆方向へ気が向かい、逆方向の座に位置するものに縁が強くなりそれぞれの特徴が出るのです。

戌亥天中殺は中央の気が欠けており、天上の気に向かうので精神性が高くなります。

逆に辰巳天中殺は天上の気が欠けていて、中央に気が向かい、現実主義的になります。

子丑天中殺は北の気が欠けていて、南に気が向かうので、父親や目上の人物との縁が薄く恵まれないものの、目下や子どもとの縁が深くなりやすいです。

午未天中殺は子丑天中殺の逆で南の気が欠けていて、北に気が向かうので、目下や子どもとの縁が薄くなりがちですが、目上から可愛がられたり、父親との縁が深くなることも多くあります。

寅卯天中殺は東の気が欠けていて、西へ気が向かうので、母親や同志との縁が薄くなりがちで、家庭に安らぎを求めたがります。

申酉天中殺は西の気が欠けているので東に気が向かい、仕事熱心になりやすいです。

後に解説予定の宿命中殺や陽占での星の出方によっては、これまでの解説通りではない場合もあります。

しかし天中殺それぞれの特徴を活かすことによって、より開運しやすくなるので、意識されておいた方が良いでしょう。

天中殺期間は怖いもの恐ろしいものと思われている方も多いです。

誰にでも来る運気の波の低迷期には違いありませんが、気の枠が外れる期間という意味では、逆に陽転して素晴らしい思わぬ結果が出ることもあるのです。

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