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人類はもっとグダグダして生きた方が多分いいんだと思う
ながすなりです。明日も仕事かぁ…という気持ちでこのnoteを書き始めました。
人類は多分働きすぎなんだと思うというnoteを以前書きました。
案外反響があり、やはりみんな考えることは一緒なのだと思ったのでもう少し深ぼってみたいなぁと思ってます。
じゃあ実際問題働くこと自体が嫌なのかということを考えてみたいと思います。働くことが嫌なのだろうか?そう問いかけると必ずしもYES!!!と即答できない自分もいます。
今の職場はだいぶ恵まれているので、別に辞めたいかと言われればそういうわけじゃないんですよね。問題は働くことそれ自体ではなく、働く時間にあると思うのです。
週5日8時間労働なのが、働きすぎだなぁ…と思うのであって、働きたくないわけではない!
というのがじっくり考えた後の自分の結論のように思います。
働きたくないというよりは
ぐだぐだする時間がいっぱい欲しい!!
というのが正しいように思います。社会人になってからぐだぐだする時間というのが非常に減ったように私は感じています。
小学生の頃!ダラダラゲームするか、友達と遊んでましたよね?
中学生の頃!部活から帰ってきたら、特に何をすることもなく、無意に時間を過ごしてましたよね?
高校生の頃!家に帰ったら、ご飯が出てくるまでグータラしてましたよね?
大学生の頃!無駄な時間しか過ごしてなかったですよね?
社会人になって!そういう無駄な時間が過ごせなくなって…というか過ごしづらくなったように思います。家に帰ったら、へとへとなのに家のことをやらなくてはならないご飯を食べなくては…ああもう寝る時間か…
時間に追われるように一日が終わっていく感覚というのが私の中にあります。
土日ぐだぐだできるんじゃないの?そう思う人もいるでしょうし、事実土日ぐだぐだしている人もいるでしょう。
ただ自分もやりたいことがあるので、それに時間を取られて、どうしてもぐだぐだタイムが短くなってしまう。
私の大好きな言葉にこんな言葉があります。
生産性の高いものばかり追い求めていると人間がだんだん薄くなる、確実に薄くなる
村上春樹さんのこの言葉です。この言葉が人間というものを言い表すのに適していると常々思っています。
やるべきことしかない時間の使い方や生産的なことしかしない時間の使い方は限られた時間という資源の使い方として適切なようでいて、ある意味で不適切であると思っています。その時間の使い方ばかりを追求すると、自分という人間を確実に薄くしているような気がしています。
生産性ばかりを追い求めている人は何かが人間として薄いな…と思うことが時たまあります。私が薄い人間ではないと言い切れる自信は毛頭ないのですが。
お金のために働く時間。自分のやりたいことをやるための時間。これらは生産的な時間だと思います。
でもそれ以外に特に何をするわけでもない、ぐだぐだとする時間が人類には必要なんじゃないかなと思います。心の栄養とか頑張るための気力という意味ではとんとありません
人としての正しい生き方として、意味のないと思われる時間を過ごすのって必要なことなんじゃないかなとぼやっと思うわけでございます。そして自己実現をした時の喜びよりも、ぐだぐだした時の時間に私は幸福を感じるのです。
だからみなさんぐだぐだして生きましょう。よりよく、幸せに生きるために。
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ヘッダー画像/ノーコピーライトガール