【ニュース考察】 ロシアの西側戦略の失敗で、今度は台湾、沖縄・北海道が危機になる
ロシアのウクライナ緩衝地帯戦略は失敗した。
そのあとは、中国・ロシア共同軍による台湾、沖縄・北海道危機になる
ロシアの西側はほぼNATO側と国境を接するようになった。
ウクライナ侵攻に失敗し、フィンランドもNATO入りする。
さらにウクライナは、落ち着いたらNATO入りするだろうし、決してロシアの緩衝地帯にはなりえなくなっている。
ウクライナがクリミア半島を取り戻すとは思えないが、ロシアに与することは絶対にありえない状況になっている。
それだけロシアによるウクライナ民間人無差別攻撃は、ウクライナ国民に恨みを残すことになった。
さてそのあとのことが問題になる。
ロシアは西側にこれ以上進出できないので、次は中国と組んで東側を狙ってくる。
もともと中国は台湾を併合することを国是としているので、いつ侵攻をするのか、その時期だけの問題であった。
そこにロシアの西側侵攻戦略の失敗で、ロシアは東側に出るしかなくなった。
中国の台湾進攻とロシアによる北海道侵攻、中国よるついでの沖縄侵攻が危機として現れてくる。
中ロによる東側侵攻に対抗するのは、在日米軍のみである。
中ロが同時に台湾、北海道で進行してきたら在日米軍のみではどうしようもなくなる。
さらに中国軍が沖縄にまで進行してきたら、アメリカとしては台湾、沖縄、北海道のどれかをあきらめざるを得なくなる。
中国、ロシアともに民間人への無差別攻撃は当然のように実行してくるから、日本としては沖縄・北海道共に同時に侵攻されることも覚悟しなければならない。
全てのカギとなるのは沖縄の在日米軍の動きである。
沖縄の在日米軍が動きが取れないと、台湾、北海道は侵略されてしまう可能性が高い。
ロシアが行うのは、空路からの民間人への無差別攻撃、千歳への空爆。
中国が行うのは、台湾。沖縄への海路、空路を経ての無差別攻撃。
そして、自衛隊・在日米軍は沖縄・北海道へ注力すれば、北朝鮮・韓国による本土への侵攻というシナリオももあり得る。
そうなれば日本は滅亡の道へと歩み始める。
戦争に条約とか同盟はなんの保障にもなりえない。
何かあったときはアメリカが守ってくれると考えるのは甘すぎる妄想である。