【ニュース考察】 ロシアが、ウクライナ侵攻で負けると、国の滅亡につながる
ロシア兵12000人死亡、戦闘機58機撃墜、戦車362両破壊etc… ゼレンスキー大統「勝利に向かって進んでいる」 | Share News Japan (sn-jp.com)
今現在進行中のロシアによるウクライナへの侵攻。
ロシアの目的は、ウクライナのNATO加入を妨害し、ロシアの支配下に置き、緩衝地帯にすることである。
それに対し問題は、民主主義が進み、大統領が選挙で選出され、NATOへの加入を進めていることである。
ロシアとしては、まずNATOへの加入をあきらめてくれればまず良い、そのうえでNATO加入を進めたゼレンスキー大統領の排除である。
そのためのウクライナ侵攻ではあるが、すでに戦死者10000人となるとロシア側はかなりの被害を出していることになる。
首都キエフ侵攻を頑張ればますます被害は拡大していくことになる。
もし、ロシアがこの侵攻で目的を達成せずに国内に引き返すようなことがあれば、ロシアの衰退が近づいていることになる。
過去の世界史を見ても戦争の敗戦により国家が衰退していくというのはよくあるパターンである。
もしロシアがこのウクライナ侵攻を失敗すれば国家衰退が見えてくる。
ウクライナの首都が陥落せず、大統領の排除ができなければ、ウクライナのNATO入りが核に濃厚になる。
それでなくともウクライナ国民は、ロシアの支配下にはいることを拒否するであろう。
ロシアの最終目的のウクライナの緩衝地帯化は完全に頓挫することになる。
当初ロシアとしては首都キエフ陥落をもっと短期間で進めたかったはずであるが、侵攻の期間が長くなってきたので、ロシアによるウクライナ侵攻の目的を達成することはかなり難しくなってきた。
ロシアの今後はどうやって経済制裁をなくしていくかだけになるだろう。
その時には国連の常任理事国の地位も捨てることを覚悟しなければならないだろう。
ロシアは大国から中等国へ成り下がるかもしれない。