いちじくちゃんの日記 #10(婦人科編)

  今日は婦人科に行ってきた。もうすぐ低用量ピルがなくなるから、この機会に薬の変更や検診をしてみたくて。今までは手軽なオンラインの自費診療でトリキュラーを買って飲んでいた。病院をGoogleマップで探したら、近くにわりと評判のいいところが見つかった。しかも女性の医師だという。なんとありがたい。いくら医者とはいえ、プライベートゾーンを男性に見せるのはかなり抵抗がある。今までたくさん男性がやる性犯罪のニュースを見てきたからね。仕方がない。
 そしてネットで予約しようとしたら空いてるのが3週間後くらい!なんと!それではピルが切れてしまう!と思いながら候補日を見ていたら、突然今日の日付が現れた。きっとキャンセルが出たのだろう。時刻もちょうどいい。なんと私は運がいいのだろうか。すぐに予約をした。

 実際、病院はいい感じだった。人が多すぎず、待ち時間は少なく、受付の人も医師もほどよく明るく優しかった。私が前から興味を持っていたジエノゲストを処方してもらった。うつ病から抜け出しかけている状態の私とは相性が悪いのではないかと諦めていたが、どうやらそうでもないらしい。薬の量が2種類あって、少ない方ならあまり副作用の実例はないとのこと。生理なんて私には厄介でしかないので、なくせるならなくしたい。即決だった。今飲んでいる低用量ピルが無くなってから始めるので、その頃また日記や記事に書くかもしれないし書かないかもしれない。

 ジエノゲストを処方する前に子宮に異常がないか確認させてほしいとのことで、超音波検査をしてくれた。生理中でも問題なくできるんだってさ。ちょっと申し訳なかったけどまた来るのも面倒だしそのままお願いした。初めてあの婦人科の椅子に座った。なんとも間抜けで落ち着かない状態だった。ズボンとパンツを脱いで裸なのに靴下だけはいて脚を広げてるんだぜ?でもどうせ医師たちはそれが日常なのだろう。私もそちらに合わせて恥ずかしさは感じないことにした。画面を見せながら説明してくれてちょっと勉強になった。それに器具をちょっとグリグリされてときどき痛かったけど、「ごめんなさいね、不快ですよね。つらかったら言ってください」などと声かけをしてくれたので精神的にはあまりつらくなかった。そして最後に後傾させていた椅子を元に戻すときが一番気持ち悪かった。下りのエレベーターに近い。ほんの数秒なのに酔いそうだった。私が変な体質なのか、みんなそうなのか。どうなんだ?

 病院の料金は初診料、検査費用でちょっと高めで2,300円くらいだったかと思う。検査は触診とエコー(?)だけ。がん検診はまた生理でない時に来てくださいねと言われた。行かなきゃ。あと、年齢的にHPV ワクチン(子宮頸がん予防のやつ)を打ちそびれてませんか?もうすぐ無料期間が終わるので。と確認をしてくれた。なんと患者思いなんじゃ!と感心した。

 そしてずっと膝が痛い。激痛じゃないけど階段がつらいぐらいには右膝が痛い。しかもなぜか左のスネも痛くなっている。これについては全く心当たりがない。
私、まだ20代なはずなんだけど。おかしいなあ。体調不良とまじめに向き合ったらめっちゃ病院行ってめっちゃ薬飲むことになっちゃった。

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