仏間からの嗚咽
実家に帰って来ています。
と言っても毎週の恒例行事で、お盆に限ったことではないです。
毎朝仏壇にひとしきり母は話しかけ、泣き、経を読み、カタルシス効果を得た後仏間を後にします。
今日は夕方に近い先ほど、仏間から嗚咽が・・・
何事?と二階で勉強していましたが、恐る恐る階段の途中まで。
気配を悟られないように・・・
早く迎えに来て
一人で寂しい
つらい
みたいなことを泣きながら叫んでいました。
うちは戸建なので、周りに聞こえることはありませんが、私も週のうち半分くらいしか実家には居れませんので、一人で住んでもらうのは仕方ないことと・・・
施設は嫌、今の住まいは離れたくないと言うし。
こうして母は一人で私が居ないとき過ごしているんだなぁと・・・
私も母のようになるのだろうか?(独身なので身の振り方考えなきゃ)
一人で仏壇の前で嗚咽することになるのだろうか?
何かしら優しい言葉をかけたいけど思い浮かばず・・・
勉強に戻りました。
あの世とこの世
早く亡くなった父が悪いわけでも無い
若くして亡くなった兄も悪いわけではない
残された母が悪いわけでも無い
生きている
命がある間は生きる
楽しいこと見つけて
楽しいと思う事すればいいのにと思うけど
そうするのが悪いことと母は思っている節があり
今さら性格を変えるのも難しい
機嫌よく、楽しく過ごして欲しいのだけど・・・
今年のお盆はそんな感じで終わりを迎えようとしています。