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絵を描くということ

【絵を描くということ】
今日書くことは、
3年前にインスタで書いたことです。

まだ見てる人も少なかったですし
読んだ人も忘れているでしょう。

これは、水彩講座のサイトにも
書いてあることで、
なかなか良いことが書いてあるので
また書きます。

絵を描くという作業は

ーーーーーーーー

・基礎となる技術があり
・土台となる経験の上に
・表現という柱、梁を作って
・1つの絵という建物を完成させている
ーーーーーーーー

この中で教材で説明することができ、
人に教えることができるのは
基礎部分の「技術」だけです。

色や色を塗る順番は、
土台となる経験や感性によって生まれます。

表現という柱、梁は
イメージという設計図があって
初めて「作られる」もの。

技術とはこの「作る」という作業を
補佐するものです。

だけど、多くの教材では
経験で得られる色や塗り順まで
書いてあります。

そしてアーティストの
感性による設計図通りに、
絵が組み立てられるようになってます。

色の名前、塗る順番を指定することで、
経験がなくても一時的に描けるけど、
題材が変われば初心者には
もう分からなくなってしまうでしょう。(応用が効かない)

設計図に至っては到底作れるわけもなく、
その教材を離れれば、
たぶんどうしていいかわからなくなるでしょう。

私は使う色や順番などの、
経験によって導かれるべきものは、
指定すべきではないと考えています。

理由は
「本来は経験の積み重ねから生まれるもの」であるから。

さらに
「全てのものは全ての人に、
まったく同じ色、形に見えていない」

そして
「その差こそ絵においての個性であり、魅力である」
と考えています。

こうした一番重要な
根本を無視していることと、
訓練期間中の時間も
大事な経験の一部なのだから、

なおさら本人に
色を選ばせるべきだというのが
私の持論です。

というわけで、
私が行う水彩画講座では
色や塗り順などの指定は一切ありません。

教える内容は「技術部分」がほとんどです。

その「技術」を習得するには、
反復練習が必要なので、
当然 時間が必要です。

ですから、地味な練習が最初は続きます。

これが基礎になるわけですから、
ここをおろそかにしては
建物は立たないからです。

そして前述したように、
人に教えることができるのは、
この部分しかないのです!

この講座は、
短期間で見栄えのいい絵が描ける代わりに、
短期間でしっかりとした
基礎を築くのが目的の講座です。

その基礎を築くために、
水墨画で使う筆使いを利用してます。
これがこの講座の
一番の特徴かもしれません。

そしてこの
しっかりとした基礎を築けば、
そこで使われる技術は
いろんな絵に応用できます。

講座の後半では、
その応用の一部を体験してもらう
設計になっています。

短時間で形にしやすい
ということで花を選んでいますが、
そこで得た基礎は風景画や
静物画などにも通じるものです

その理由について次は書きます。

・・・と、ここからさらに続きます。
3年前から考えは
まったくブレていません。(^^)

今日の動画で描いているツユクサ。

ここでの描き方は
水の使い方、色の使い方が
ほぼメインの技法です。

とくに水の使い方を
マスターすれば、
どんな形も描けます・・・(´・ω・)/

もちろん初心者の方もです!

むしろ、初心者の方こそ
一番先に水の使い方を
マスターすべきでしょう。

少ない水の量で
思い通りの形を描く方が
難しいです。

もっと詳しく知りたい方は
こちらでどうぞ↓

◆年に1度の水彩画講座を開催します。
花の絵を描く水彩画講座。募集は1/30まで

ーーーーーーーーーーーーー

■水彩画講座の概要

2月1日から開催する水彩画講座。

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花の絵を描くための講座です。

1日20分×4ヶ月間
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未経験者でも絵が描けるようになります。

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未経験から絵が描けるようになってます。

まずは詳しい内容を
サイトからご覧ください。
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学習期間を2倍に増やしました!
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Art in Heart (心にアートを)

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